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== 型式番号不明 セカンドVガンダム(Second Victory Gundam) ==
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{{登場メカ概要
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*Second V
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*Second Victory Gundam (月刊ホビージャパン2010年3月号)
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| 登場作品 = [[機動戦士Vガンダム]] (小説版)
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| デザイン = カトキハジメ
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:[[機動戦士Vガンダム]](小説版)
 
*デザイナー:カトキハジメ
 
*分類:試作型[[可変モビルスーツ]]
 
*装甲材質:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
 
*頭頂高:15.5m
 
*本体重量:11.5t
 
*全備重量:15.9t
 
*主動力:[[熱核融合炉]]
 
*ジェネレーター出力:7,510kW
 
*スラスター総推力:不明
 
*開発組織:[[リガ・ミリティア]]
 
*所属:[[リガ・ミリティア]]
 
*主なパイロット:[[ウッソ・エヴィン]]
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[リガ・ミリティア]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />[[Vガンダム]]を改装した機体で、背部に[[ミノフスキードライブ]]やメガ・ビーム・キャノン等を装備している。新型ジェネレーターも搭載され、装甲も厚くなったが、それに比例して重量も増した為に接近戦は不得手。また、推力を最大にすると機体がバラバラになってしまう。
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[[リガ・ミリティア]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。
  
小説版の[[V2ガンダム]]にあたる機体であり、パーツをつけまくった[[V2アサルトバスターガンダム]]よりスマートな外見になっている。
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[[Vガンダム]]を改装した機体で、背部に[[ミノフスキードライブ]]やメガ・ビーム・キャノン等を装備している。新型ジェネレーターも搭載され、装甲も厚くなったが、それに比例して重量も増した為に接近戦は不得手。また、ミノフスキードライブの最大出力時に最悪、機体が空中分解を引き起こす危険性を持ち合わせていた。
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小説版で[[V2ガンダム]]にあたる機体であり、全身にパーツを装備した[[V2アサルトバスターガンダム]]よりもスマートかつシンプルな外見になっている。
  
 
TV版基準の設定ではVガンダムとV2ガンダムの中間に位置する機体とされている。
 
TV版基準の設定ではVガンダムとV2ガンダムの中間に位置する機体とされている。
  
長年小説版にのみ登場する、言わば「知る人ぞ知る」機体であったが、2012年発売のゲーム「GGENERATION OVERWORLD」にてまさかの参戦を果たした。
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長年小説版にのみ登場する、言わば「知る人ぞ知る」機体であったが、2012年発売のPSP用ソフト『SDガンダム GGENERATION OVERWORLD』にてまさかの参戦を果たした。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[機動戦士Vガンダム]] (小説版)
;[[機動戦士Vガンダム]](小説版)
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:パイロットは[[ウッソ・エヴィン]]。作中後半から本機に搭乗し、[[ザンスカール帝国]]の[[モビルスーツ]]と戦った。
:パイロットは[[ウッソ・エヴィン]]。<br />作中後半から本機に搭乗し、[[ザンスカール帝国]]の[[モビルスーツ]]と戦った。
 
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
  
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
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;[[ミノフスキードライブ|ミノフスキー・ドライブ・ユニット]]
;[[ミノフスキードライブ]]
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:背部に2基装備されている新型の推進システム。内部にフィールドを発生させ、そこから生み出される反発力を推進力とする仕組み。理論上、亜高速まで加速できる。未完成の部分があり、フィールドの形成時にメガ粒子を大量に放出してしまうが、最大出力時に他の兵装のビームが加わる事で光の翼となり、攻撃に転用する事が可能。
:背部に2基装備されている推進機関。内部にフィールドを発生させ、そこから生み出される反発力を推進力とする仕組み。理論上、亜高速まで加速できる。
 
 
;ハードポイント
 
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:機体各部に10基備えられており、追加装備を装着できる。
 
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;ウエポン・プラットホーム
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:両肩に備えられたオプション兵装用のジョイント。下記のメガビーム・キャノンやミノフスキー・シールドだけでなく、その他のパーツも装備する事が可能。
 
;分離
 
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:コアファイター、トップリム、ボトムリムの3機に分離可能。
 
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;合体
 
;合体
:コアファイター、トップリム、ボトムリムの3機が合体してセカンドVになる。<br />コアファイターにトップリム、ボトムリムのどちらか一方が合体する事でトップファイター、ボトムファイターになる。
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:コアファイター、トップリム、ボトムリムの3機が合体してセカンドVになる。コアファイターにトップリム、ボトムリムのどちらか一方が合体する事でトップファイター、ボトムファイターになる。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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;バルカン砲
 
;バルカン砲
 
:頭部に2門内蔵。
 
:頭部に2門内蔵。
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;ミサイル・ランチャー
 
;ミサイル・ランチャー
 
:装備箇所は不明だが使用している。
 
:装備箇所は不明だが使用している。
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;メガビーム・キャノン
 
:右肩に1門装備。白兵戦時にはデッドウェイトとなるため分離可能。
 
:右肩に1門装備。白兵戦時にはデッドウェイトとなるため分離可能。
 
;ミノフスキー・シールド
 
;ミノフスキー・シールド
:左肩に1基装備。詳しい原理などは不明だが、一説には[[Iフィールド]]を発生させる機能があるとされる。また、シールドビットを3基装備しており、ビーム・シールドも発生可能。なお、実体盾としての強度は低いようである。
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;光の翼
 
;光の翼
:ミノフスキードライブから放出される余剰エネルギーを攻撃に転用する。
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:ミノフスキー・ドライブ・ユニットから放出される余剰エネルギーを攻撃に転用する。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[Vガンダム]]
 
;[[Vガンダム]]
 
:原型機。
 
:原型機。
 
;[[V2ガンダム]]
 
;[[V2ガンダム]]
:TV版における本機。本機と異なり新規製造された機体である。
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:TV版における本機に相当する機体。本機が機体強度や所期のスペックを満たせなかった事を踏まえて、新規に再設計した上で開発された。
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:かつて[[サナリィ]]が開発していたミノフスキードライブの実験機。書籍『マスターアーカイブ モビルスーツ ヴィクトリーガンダム』において、小型ミノフスキー・ドライブ・ユニット開発の参考にしたとの記載がある。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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2019年2月19日 (火) 23:22時点における版

セカンドV
外国語表記
  • Second V
  • Second Victory Gundam (月刊ホビージャパン2010年3月号)
登場作品 機動戦士Vガンダム (小説版)
デザイン カトキハジメ
テンプレートを表示
スペック
分類 試作型可変モビルスーツ
頭頂高 15.5m
本体重量 11.5t
全備重量 15.9t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 7,510kW
装甲材質 ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
開発組織 リガ・ミリティア
開発拠点 テクネチウム工場(月面)
所属 リガ・ミリティア
主なパイロット ウッソ・エヴィン
テンプレートを表示

概要

リガ・ミリティアが開発した試作型モビルスーツ

Vガンダムを改装した機体で、背部にミノフスキードライブやメガ・ビーム・キャノン等を装備している。新型ジェネレーターも搭載され、装甲も厚くなったが、それに比例して重量も増した為に接近戦は不得手。また、ミノフスキードライブの最大出力時に最悪、機体が空中分解を引き起こす危険性を持ち合わせていた。

小説版でV2ガンダムにあたる機体であり、全身にパーツを装備したV2アサルトバスターガンダムよりもスマートかつシンプルな外見になっている。

TV版基準の設定ではVガンダムとV2ガンダムの中間に位置する機体とされている。

長年小説版にのみ登場する、言わば「知る人ぞ知る」機体であったが、2012年発売のPSP用ソフト『SDガンダム GGENERATION OVERWORLD』にてまさかの参戦を果たした。

登場作品と操縦者

機動戦士Vガンダム (小説版)
パイロットはウッソ・エヴィン。作中後半から本機に搭乗し、ザンスカール帝国モビルスーツと戦った。

装備・機能

特殊機能

ミノフスキー・ドライブ・ユニット
背部に2基装備されている新型の推進システム。内部にフィールドを発生させ、そこから生み出される反発力を推進力とする仕組み。理論上、亜高速まで加速できる。未完成の部分があり、フィールドの形成時にメガ粒子を大量に放出してしまうが、最大出力時に他の兵装のビームが加わる事で光の翼となり、攻撃に転用する事が可能。
ハードポイント
機体各部に10基備えられており、追加装備を装着できる。
ウエポン・プラットホーム
両肩に備えられたオプション兵装用のジョイント。下記のメガビーム・キャノンやミノフスキー・シールドだけでなく、その他のパーツも装備する事が可能。
分離
コアファイター、トップリム、ボトムリムの3機に分離可能。
合体
コアファイター、トップリム、ボトムリムの3機が合体してセカンドVになる。コアファイターにトップリム、ボトムリムのどちらか一方が合体する事でトップファイター、ボトムファイターになる。

武装・必殺攻撃

バルカン砲
頭部に2門内蔵。
ビーム・ライフル
本機の主兵装。分離することでビーム・ピストルとしても使用可能。
マルチプル・ランチャー
ビーム・ライフルの銃身下部に装着されている。
ビーム・サーベル
両腕部に1本ずつ格納。
ビーム・シールド
両腕部に1基ずつ装備。
ミサイル・ランチャー
装備箇所は不明だが使用している。
メガビーム・キャノン
右肩に1門装備。白兵戦時にはデッドウェイトとなるため分離可能。
ミノフスキー・シールド
左肩に1基装備。戦艦に搭載されているビーム・シールドに匹敵する防御力を持つ。詳しい原理などは不明だが、一説にはIフィールドを発生させる機能があるとされる。また、シールドビットを3基装備しており、最大出力時にビーム・シールドを展開する事が可能。なお、実体盾としての強度は低いようである。通常は中心から縦に二つ折りにされた状態で格納されている。
光の翼
ミノフスキー・ドライブ・ユニットから放出される余剰エネルギーを攻撃に転用する。

対決・名場面

関連機体

Vガンダム
原型機。
V2ガンダム
TV版における本機に相当する機体。本機が機体強度や所期のスペックを満たせなかった事を踏まえて、新規に再設計した上で開発された。
レコードブレイカー (F99)
かつてサナリィが開発していたミノフスキードライブの実験機。書籍『マスターアーカイブ モビルスーツ ヴィクトリーガンダム』において、小型ミノフスキー・ドライブ・ユニット開発の参考にしたとの記載がある。

商品情報

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