「トルネードガンダム」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
33行目: 33行目:
 
スーパーファミコン用ソフト『SDガンダムGX』を初出とするゲームオリジナル機体。『[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ|SDガンダム GGENERATION]]』シリーズにおいて外部出演した際にリデザインされ、以降、『SDガンダムGX』を出典としつつ同シリーズの定番機体となっている。
 
スーパーファミコン用ソフト『SDガンダムGX』を初出とするゲームオリジナル機体。『[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ|SDガンダム GGENERATION]]』シリーズにおいて外部出演した際にリデザインされ、以降、『SDガンダムGX』を出典としつつ同シリーズの定番機体となっている。
  
初出の『GX』では、中立状態の生産拠点に稀に配置されており、プレイヤー部隊が占拠することで入手・運用できるようになる(生産は不可)強力な機体という位置付けであった。
+
初出の『GX』では、中立状態の生産拠点に稀に配置されており、プレイヤー部隊が占拠することで入手・運用できるようになる強力な機体(生産は不可)という位置付けであった。
  
 
後に参戦した『Gジェネ』シリーズではこの入手手段をモチーフにした「既に生産が行われていない廃棄工場の格納庫から発見された」という設定が付加されており、開発組織、開発時期、開発経緯については一切不明の、特定の世界観に属さない機体となっている。
 
後に参戦した『Gジェネ』シリーズではこの入手手段をモチーフにした「既に生産が行われていない廃棄工場の格納庫から発見された」という設定が付加されており、開発組織、開発時期、開発経緯については一切不明の、特定の世界観に属さない機体となっている。
43行目: 43行目:
 
:原案の初出。下記の『SDガンダムGX』が開発中でタイトルがまだ仮称「SDガンダムX2」だった頃、漫画誌『コミックボンボン』においてボスキャラデザインの募集が行われ、島立光人氏の「トルネイドXガンダム」が大賞を受賞。同じく大賞となったXガンダム、Xザクと共にクリンナップされた後、ゲームに実装された。赤・青・黄色の派手な容姿に加え、[[ガンダムMk-III]]を髣髴とさせるフェイス形状が特徴。
 
:原案の初出。下記の『SDガンダムGX』が開発中でタイトルがまだ仮称「SDガンダムX2」だった頃、漫画誌『コミックボンボン』においてボスキャラデザインの募集が行われ、島立光人氏の「トルネイドXガンダム」が大賞を受賞。同じく大賞となったXガンダム、Xザクと共にクリンナップされた後、ゲームに実装された。赤・青・黄色の派手な容姿に加え、[[ガンダムMk-III]]を髣髴とさせるフェイス形状が特徴。
 
;SDガンダムGX
 
;SDガンダムGX
:初登場作品。字数制限か、ゲーム内では「T GUNDAM」、攻略本では「トルネードガンダム」表記。
+
:初登場作品。入手手段は限られているものの、それに見合った強力な性能を有する。字数制限か、ゲーム内では「T GUNDAM」、攻略本では「トルネードガンダム」表記。
 
;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]
 
;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]
:『F』で初参戦。Gジェネ用に兵器然とした姿にリデザインされ、『SDガンダムGX』の物とは全く別物のデザインとなった(頭部アンテナ形状など部分的に引き継がれている要素はある)。以降、基本的にプレイヤー部隊の初期配備ユニットとして登場する。初期機体故に突出した性能は持たないものの、武装の種類が多く、標準的な性能を持つ扱いやすい機体なのが特徴。また、シリーズを重ねるにつれ細かなディテールの追加や演出面の強化が行われており、主役機然とした戦闘デモも見受けられるようになっている。
+
:『F』で初参戦。出典は『SDガンダムGX』とされているものの、Gジェネ用に兵器然とした姿にリデザインされており、原作ゲームとは全く別物のデザインとなった(頭部アンテナの形状など部分的に引き継がれている要素はある)。以降、基本的にプレイヤー部隊の初期配備ユニットとして登場する。初期機体故に突出した性能は持たないものの、武装の種類が多く、標準的な性能を持つ扱いやすい機体なのが特徴。また、シリーズを重ねるにつれ細かなディテールの追加や演出面の強化がされており、主役機然とした戦闘デモも見受けられるようになっている。2022年12月には同じGジェネ枠である[[シスクード]]、[[フェニックスガンダム]]に続いて「SDガンダム クロスシルエット」での[[ガンプラ]]化が正式に決定している。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
54行目: 54行目:
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;[[ビーム・ライフル]]
 
;[[ビーム・ライフル]]
:本機の主兵装。『Gジェネ』シリーズでは[[ガンダムMk-II]]の物と同型の物を使用している。
+
:本機の主兵装。採用経緯は不明だが『Gジェネ』シリーズでは[[ガンダムMk-II]]と同様の物を使用している。
 
;腕部ガトリング・ガン
 
;腕部ガトリング・ガン
:腕部に収納されているガトリング砲。使用時に砲身が展開する。Gジェネ版デザインになった際に設定された武装であり、初登場作品の『SDガンダムGX』においては「ガトリングガン」表記の頭部バルカン砲を有していた<ref>ゲーム中は頭部バルカン砲が「ガトリングガン」と表記される場合([[Ζガンダム]]、[[νガンダム]]など)があり、デザイン上は頭部バルカン砲を有していた本機についても同様の扱いだった</ref>。
+
:両腕部の内側に収納されているガトリング砲。使用時に砲身が展開する。Gジェネ版デザインになった際に設定された武装であり、初出の『SDガンダムGX』においては「ガトリングガン」表記の頭部バルカン砲を有していた<ref>ゲーム中は頭部バルカン砲が「ガトリングガン」と表記される場合([[Ζガンダム]]、[[νガンダム]]など)があり、デザイン上は頭部バルカン砲を有していた本機についても同様の扱いだった</ref>。
 
;拡散ビーム砲
 
;拡散ビーム砲
 
:腹部に内蔵されている拡散ビーム砲。『SDガンダムGX』では「拡散[[メガ粒子砲]]」表記。
 
:腹部に内蔵されている拡散ビーム砲。『SDガンダムGX』では「拡散[[メガ粒子砲]]」表記。
 
;[[ビーム・サーベル]]
 
;[[ビーム・サーベル]]
:近接戦用の武装。『Gジェネ』シリーズでは特に演出面が強化されている武器であり、『WARS』ではテンションが超強気以上の場合、その名の通り、竜巻を起こす程の二刀流攻撃をする追加演出が発生し、以降のシリーズでも二刀流が定番化。さらに『CROSS RAYS』では機体レベル20以上でトドメ演出が解放。二刀流で攻撃しつつ、[[フリーダムガンダム]]などと同様にグリップを柄尻で連結して双刀状にし、ツインアイから光を迸らせながら敵機を切り裂き、爆発を背に止め絵で〆という格好いい演出となっている。
+
:近接戦用の武装。Gジェネ版デザインでは両腰のサイドアーマーに1本ずつマウントしている。『Gジェネ』シリーズでは特に演出面が強化されている武器であり、『WARS』ではテンションが超強気以上の場合、その名の通り、竜巻を起こす程の二刀流攻撃をする追加演出が発生し、以降のシリーズでも二刀流が定番化。さらに『CROSS RAYS』では機体レベル20以上でトドメ演出が解放。二刀流で攻撃しつつ、[[フリーダムガンダム]]などと同様にグリップを柄尻で連結して双刀状にし、ツインアイから光を迸らせながら敵機を切り裂き、爆発を背に止め絵で〆という格好いい演出となっている。
 
<!-- == 対決・名場面 == -->
 
<!-- == 対決・名場面 == -->
 
<!-- ;内容:説明 -->
 
<!-- ;内容:説明 -->

2022年12月21日 (水) 00:25時点における版

トルネードガンダム
外国語表記 Tornado Gundam
登場作品
デザイナー 島立光人 (原案)
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルスーツ
装甲材質 ルナ・チタニウム合金と衝撃吸収剤の多重構造(腕部装甲。Gジェネ設定)
開発組織 不明
テンプレートを表示

概要

スーパーファミコン用ソフト『SDガンダムGX』を初出とするゲームオリジナル機体。『SDガンダム GGENERATION』シリーズにおいて外部出演した際にリデザインされ、以降、『SDガンダムGX』を出典としつつ同シリーズの定番機体となっている。

初出の『GX』では、中立状態の生産拠点に稀に配置されており、プレイヤー部隊が占拠することで入手・運用できるようになる強力な機体(生産は不可)という位置付けであった。

後に参戦した『Gジェネ』シリーズではこの入手手段をモチーフにした「既に生産が行われていない廃棄工場の格納庫から発見された」という設定が付加されており、開発組織、開発時期、開発経緯については一切不明の、特定の世界観に属さない機体となっている。

発見された複数の機体は稼働状態が良好で、各部隊で運用されるようになった。武装面についてはビーム・ライフルビーム・サーベルといった基本的な物に加え、腹部に拡散ビーム砲を装備。防御面においても腕部装甲をルナ・チタニウム合金と衝撃吸収剤の多重構造にする事でシールドとしての役割も持たせており、大気圏内での飛行能力も有しているため、戦場や状況を問わない高い汎用性を誇っている。

登場作品と操縦者

コミックボンボン
原案の初出。下記の『SDガンダムGX』が開発中でタイトルがまだ仮称「SDガンダムX2」だった頃、漫画誌『コミックボンボン』においてボスキャラデザインの募集が行われ、島立光人氏の「トルネイドXガンダム」が大賞を受賞。同じく大賞となったXガンダム、Xザクと共にクリンナップされた後、ゲームに実装された。赤・青・黄色の派手な容姿に加え、ガンダムMk-IIIを髣髴とさせるフェイス形状が特徴。
SDガンダムGX
初登場作品。入手手段は限られているものの、それに見合った強力な性能を有する。字数制限か、ゲーム内では「T GUNDAM」、攻略本では「トルネードガンダム」表記。
SDガンダム GGENERATIONシリーズ
『F』で初参戦。出典は『SDガンダムGX』とされているものの、Gジェネ用に兵器然とした姿にリデザインされており、原作ゲームとは全く別物のデザインとなった(頭部アンテナの形状など部分的に引き継がれている要素はある)。以降、基本的にプレイヤー部隊の初期配備ユニットとして登場する。初期機体故に突出した性能は持たないものの、武装の種類が多く、標準的な性能を持つ扱いやすい機体なのが特徴。また、シリーズを重ねるにつれ細かなディテールの追加や演出面の強化がされており、主役機然とした戦闘デモも見受けられるようになっている。2022年12月には同じGジェネ枠であるシスクードフェニックスガンダムに続いて「SDガンダム クロスシルエット」でのガンプラ化が正式に決定している。

装備・機能

特殊機能

飛行能力
『Gジェネ』にてアビリティとして実装。大気圏内での単独飛行が可能。原理は不明。

武装・必殺攻撃

ビーム・ライフル
本機の主兵装。採用経緯は不明だが『Gジェネ』シリーズではガンダムMk-IIと同様の物を使用している。
腕部ガトリング・ガン
両腕部の内側に収納されているガトリング砲。使用時に砲身が展開する。Gジェネ版デザインになった際に設定された武装であり、初出の『SDガンダムGX』においては「ガトリングガン」表記の頭部バルカン砲を有していた[1]
拡散ビーム砲
腹部に内蔵されている拡散ビーム砲。『SDガンダムGX』では「拡散メガ粒子砲」表記。
ビーム・サーベル
近接戦用の武装。Gジェネ版デザインでは両腰のサイドアーマーに1本ずつマウントしている。『Gジェネ』シリーズでは特に演出面が強化されている武器であり、『WARS』ではテンションが超強気以上の場合、その名の通り、竜巻を起こす程の二刀流攻撃をする追加演出が発生し、以降のシリーズでも二刀流が定番化。さらに『CROSS RAYS』では機体レベル20以上でトドメ演出が解放。二刀流で攻撃しつつ、フリーダムガンダムなどと同様にグリップを柄尻で連結して双刀状にし、ツインアイから光を迸らせながら敵機を切り裂き、爆発を背に止め絵で〆という格好いい演出となっている。

関連機体

フェニックス・ゼロ / フェニックスガンダム
『GジェネレーションSPIRITS』 以降は開発先になっている事が多い。
Xガンダム / Xザク
『SDガンダムGX』において共に公募デザイン機体として実装された機体。こちらは特に外部出演は無い。

リンク

脚注

  1. ゲーム中は頭部バルカン砲が「ガトリングガン」と表記される場合(Ζガンダムνガンダムなど)があり、デザイン上は頭部バルカン砲を有していた本機についても同様の扱いだった