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[[Gカスタム]]で得られたデータを基に開発された空挺降下用[[モビルスーツ]]。[[MSA-120|MSA-0120]]の運用思想を推し進め、MS単体での全領域侵攻という命題を達成する「第5世代MSの小型化」に属する系譜の機体である。
 
[[Gカスタム]]で得られたデータを基に開発された空挺降下用[[モビルスーツ]]。[[MSA-120|MSA-0120]]の運用思想を推し進め、MS単体での全領域侵攻という命題を達成する「第5世代MSの小型化」に属する系譜の機体である。
  
[[ミノフスキー・フライト]]によって超音速侵攻を行い、現着後はそのまま空戦ないしは陸戦に移行するという設計思想の下に開発されており、[[ジム・ナイトシーカー]]の後継機にも相当する。これは、[[ジオン共和国]]解体後、「戦争の消滅下」における低強度紛争を想定したものであり、[[ジオン軍|ジオン]]のような正規軍ではなく[[マフティー]]やその信奉者のような、寄せ集めの戦力デブそうしたテロリストを迅速に鎮圧するための兵器であると言える。
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[[ミノフスキー・フライト]]によって超音速侵攻を行い、現着後はそのまま空戦ないしは陸戦に移行するという設計思想の下に開発されており、[[ジム・ナイトシーカー]]の後継機にも相当する。これは、[[ジオン共和国]]解体後、「戦争の消滅下」における低強度紛争を想定したものであり、[[ジオン軍|ジオン]]のような正規軍ではなく[[マフティー]]やその信奉者のような、寄せ集めの戦力で武装したテロリストを迅速に鎮圧するための兵器であると言える。
  
背部のミノフスキー・フライトユニットはMSA-0120ではなく[[ガンダムF90-Aタイプ|F90Aタイプ]]のモジュールをベースとして開発され、大型のインテグラル・タンクを備えたウィング・バインダー画像説されており、より長距離侵攻用の正確が強いものとなっている。
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背部のミノフスキー・フライトユニットはMSA-0120ではなく[[ガンダムF90-Aタイプ|F90Aタイプ]]のモジュールをベースとして開発され、大型のインテグラル・タンクを備えたウィング・バインダーが増設されており、より長距離侵攻用の性格が強いものとなっている。
  
機体各部には複合光学センサーが増設され、高濃度[[ミノフスキー粒子]]散布空間、分けても夜間戦闘において十分な索敵能力を確保している。これは所謂「スナイパー型MS」の先述しそうを推し進めたものと言える。
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機体各部には複合光学センサーが増設され、高濃度[[ミノフスキー粒子]]散布空間、分けても夜間戦闘において十分な索敵能力を確保している。これは所謂「スナイパー型MS」の戦術思想を推し進めたものと言える。
  
同機は[[宇宙世紀]]0116年に先行試作機が開発され、[[アナハイム・エレクトロニクス社]]内でのテスト運用が行われた後、[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]及び[[マン・ハンター]]への納入が行われた。この際、[[ハーディガン]]用の簡易[[ヴェスバー]]であるビーム・ランチャーがバックパックに増設されており、狙撃だけでなく重装甲目標への攻撃力も付与されている。このタイプは「制式型」と呼称され、宇宙世紀0118年にはインド特別区で発生した[[ネオ・ジオン]]信奉者による叛乱に際し、[[バズ・ガレムソン]]中佐の搭乗した同機が投入され、迅速な鎮圧に活躍している。
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同機は[[宇宙世紀]]0116年に先行試作機が開発され、[[アナハイム・エレクトロニクス社]]内でのテスト運用が行われた後、[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]及び[[マン・ハンター]]への納入が行われた。この際、[[ハーディガン]]用の簡易[[ヴェスバー]]であるビーム・ランチャーがバックパックに増設されており、狙撃だけでなく重装甲目標への攻撃力も付与されている。このタイプは「制式型」と呼称され、宇宙世紀0118年8月にはインド特別区で発生した旧[[ネオ・ジオン]]信奉者による叛乱に際し、[[バズ・ガレムソン]]中佐の搭乗した同機が投入され、迅速な鎮圧に活躍している。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91]]
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;[[機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91]] (モビルスーツハンドブック)
:出典元。
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:出典元。モビルスーツハンドブックに[[ガンプラ]]「1/100 ハーディガン」の改造作例として掲載された。ハーディガンをベースに[[ガンダムF90-Aタイプ]]、[[ガンダムF90II-Lタイプ|Lタイプ]]、[[ガンダムF90-Pタイプ|Pタイプ]]のパーツがミキシングされている。機体設定では上記のガレムソン機の活躍が語られている。
 
;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
 
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;[[月刊モビルマシーン]]
 
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:VOLUME 18にて掲載。Gカスタムベースの機体が新たに設定され、上記ハンドブックの機体については「制式型」として追加設定された。
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== 装備・機能 ==
 
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=== 特殊機能 ===
 
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:シールド裏側に搭載された近接格闘戦用装備。
 
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;ロング・ビームマシンガン
 
;ロング・ビームマシンガン
:腰部後方のハードポイントにキャリングされる本機の主兵装。[[ゲルググJ]]のビームマシンガンと同様にビーム収束率の変化によって分隊支援火器としてのフルオート射撃と精密長距離射撃の双方を兼ねる事ができ、[[ガンダムF90II-Lタイプ|F90Lタイプ]]と同様に弾道補正機能を備えた実体弾ライフルとしての運用も可能。
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:腰部後方のハードポイントにキャリングされる本機の主兵装。[[ゲルググJ]]のビームマシンガンと同様にビーム収束率の変化によって分隊支援火器としてのフルオート射撃と精密長距離射撃の双方を兼ねる事ができ、[[ガンダムF90II-Lタイプ|F90Lタイプ]]と同様に弾道補正機能を備えた実体弾ライフルとしての運用も可能。砲身の下部にはバイポットが設けられている。
 
;モーターキャノン
 
;モーターキャノン
 
:左腕部に搭載された対ソフトスキン用装備。同機が掃討用の機体である事を強く物語る装備でもある。
 
:左腕部に搭載された対ソフトスキン用装備。同機が掃討用の機体である事を強く物語る装備でもある。
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:可動に支障をきたさないようノーマルのものより周囲を切り詰めて小型化した物を装備。裏面にロング・ビームマシンガンの弾倉やビーム・サーベルをマウントする。
 
:可動に支障をきたさないようノーマルのものより周囲を切り詰めて小型化した物を装備。裏面にロング・ビームマシンガンの弾倉やビーム・サーベルをマウントする。
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
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2024年1月28日 (日) 18:32時点における最新版

ハーディガン・ナイトレイド
外国語表記 HARDYGUN Night Raid
別表記 ハーディガン・ナイトレイド制式型 (ハーディガンベースの機体)
登場作品 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
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スペック
分類 夜襲降下作戦用モビルスーツ
型式番号
  • RGM-111NR
  • RGM111NR2 (制式型)
頭頂高 15.9m
全備重量
  • 57.3t
  • 62.4t (制式型)
主動力 熱核融合炉
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
所属 地球連邦軍
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

Gカスタムで得られたデータを基に開発された空挺降下用モビルスーツMSA-0120の運用思想を推し進め、MS単体での全領域侵攻という命題を達成する「第5世代MSの小型化」に属する系譜の機体である。

ミノフスキー・フライトによって超音速侵攻を行い、現着後はそのまま空戦ないしは陸戦に移行するという設計思想の下に開発されており、ジム・ナイトシーカーの後継機にも相当する。これは、ジオン共和国解体後、「戦争の消滅下」における低強度紛争を想定したものであり、ジオンのような正規軍ではなくマフティーやその信奉者のような、寄せ集めの戦力で武装したテロリストを迅速に鎮圧するための兵器であると言える。

背部のミノフスキー・フライトユニットはMSA-0120ではなくF90Aタイプのモジュールをベースとして開発され、大型のインテグラル・タンクを備えたウィング・バインダーが増設されており、より長距離侵攻用の性格が強いものとなっている。

機体各部には複合光学センサーが増設され、高濃度ミノフスキー粒子散布空間、分けても夜間戦闘において十分な索敵能力を確保している。これは所謂「スナイパー型MS」の戦術思想を推し進めたものと言える。

同機は宇宙世紀0116年に先行試作機が開発され、アナハイム・エレクトロニクス社内でのテスト運用が行われた後、連邦軍及びマン・ハンターへの納入が行われた。この際、ハーディガン用の簡易ヴェスバーであるビーム・ランチャーがバックパックに増設されており、狙撃だけでなく重装甲目標への攻撃力も付与されている。このタイプは「制式型」と呼称され、宇宙世紀0118年8月にはインド特別区で発生した旧ネオ・ジオン信奉者による叛乱に際し、バズ・ガレムソン中佐の搭乗した同機が投入され、迅速な鎮圧に活躍している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 (モビルスーツハンドブック)
出典元。モビルスーツハンドブックにガンプラ「1/100 ハーディガン」の改造作例として掲載された。ハーディガンをベースにガンダムF90-AタイプLタイプPタイプのパーツがミキシングされている。機体設定では上記のガレムソン機の活躍が語られている。
機動戦士ガンダムF90FF
月刊モビルマシーン
VOLUME 18にて掲載。Gカスタムベースの機体が新たに設定され、上記ハンドブックの機体については「制式型」として追加設定された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

換装
機体各所に配置されたハードポイントを介しヘビーガンのオプション装備やF90の一部ミッションパックなどを換装可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部に搭載された小型機関砲。
ビーム・ガン
ヘビーガン用のビーム・ライフルをショートバレル化した装備。近接戦闘に対応したサイドアームとして右脚側面にマウントされる。
ビーム・サーベル
シールド裏側に搭載された近接格闘戦用装備。
ロング・ビームマシンガン
腰部後方のハードポイントにキャリングされる本機の主兵装。ゲルググJのビームマシンガンと同様にビーム収束率の変化によって分隊支援火器としてのフルオート射撃と精密長距離射撃の双方を兼ねる事ができ、F90Lタイプと同様に弾道補正機能を備えた実体弾ライフルとしての運用も可能。砲身の下部にはバイポットが設けられている。
モーターキャノン
左腕部に搭載された対ソフトスキン用装備。同機が掃討用の機体である事を強く物語る装備でもある。
メガ・マシンキャノン
両肩口及びウィング・バインダーに搭載された重機関砲。
ビーム・キャノン
ウィング・バインダーに搭載されたビーム砲。
ビーム・ランチャー
バックパックに増設されたハーディガン用の簡易ヴェスバー。
シールド
可動に支障をきたさないようノーマルのものより周囲を切り詰めて小型化した物を装備。裏面にロング・ビームマシンガンの弾倉やビーム・サーベルをマウントする。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

Gカスタム / ハーディガン
ベース機。
ジム・ナイトシーカー
空挺降下用MSの祖。ナイトレイドは本機の後継機として位置づけられている。

リンク[編集 | ソースを編集]