「水中型ガンダム」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が開発した水陸両用MS。[[アクアジム|アクア・ジム]]をエースパイロット向けに再設計したもので、名前の通り頭部はガンダム風のデザインだが、型式番号上ジム系統である。
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連邦軍の水中戦力としては、アクア・ジムで構成された小隊の隊長機として運用される事が多い。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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:出典元。
 
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;[[機動戦士ガンダムUC『袖付き』の機付長は詩詠う]]
 
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:カトキハジメ氏によりリデザインされ、MSV版とほぼ同設定・同デザインで登場。頭部のV字アンテナが完全にガンダムタイプの物となっている。
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:M-MSV枠として組み込まれ、カトキハジメ氏によってリデザインされた。設定変更によって開発に[[局地型ガンダム]]の設計データが盛り込まれた事になっている。デザイン上の一番の相違点は頭部のV字アンテナの形状で、M-MSV版では大型センサーの両端からアンテナが飛び出していたのに対し、MSD版では設計元である局地型ガンダム(所謂RX系列機)と同形状の物となっている。
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:第3話~第4話に登場。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 特殊機能 ===
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;有線式潜望鏡
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:後頭部カメラは分離する事で有線式の潜望鏡として使用可能。水中に居ながら海上の様子を伺う事が出来る。
 
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;偏向ビーム・ライフル
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;偏向[[ビーム・ライフル]]
:水中でも使えるように、ビームの圧縮率を変更したビーム・ライフル。水の抵抗を減らすため、曲面のライフルカバーが装着されている。戦闘時に取り外されるが、媒体によってはそのままの状態で使用されている。
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:水中でも使えるように、ビームの収束率を変更した専用ビーム・ライフル。水の抵抗を減らすため、曲面のライフルカバーが装着されている。戦闘時に取り外されるが、媒体によってはそのままの状態で使用されている。
;炸裂式ハープーン・ガン
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;炸裂式ハープンガン
:左腕部に装備。一定距離で炸裂するミサイルを放つ、水中銃のような武装。
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:左腕部に装備されている水中銃系武装。先端部に指向性爆薬を搭載した銛状のミサイルを放ち、敵機を装甲内部から破壊する。
 
;魚雷ポッド
 
;魚雷ポッド
:水中用の装備。バックパックに内蔵。
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:水中戦用の魚雷を装填したポッド。バックパックに内蔵。
 
;ハンドアンカー
 
;ハンドアンカー
:右腕部に装備。ワイヤー付きのアンカーを射出し、標的を捕らえる。
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:右腕部に装備。アクア・ジムの物と同型で、ワイヤー付きのアンカーを射出し、標的を捕らえる。
;ビーム・ピック
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;[[ビーム・サーベル|ビームピック]]
:右腰部に2本装備。出力を調整することでビーム・サーベルとしても使える。
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:右腰部に2本装備。ビームの熱量損失を防ぐ目的で敵の装甲に接触した状態でビーム刃を展開する兵装。出力を調整することでビーム・サーベルとしても使用可能。アクアジムの後期型ビーム・サーベルは本来当機用に開発・採用された物である。
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==== 必殺技 ====
 
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;秘技!鳴門海峡地獄渦
 
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== 関連機体 ==
 
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;[[アクアジム|アクア・ジム]]
 
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:原型機。
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:原型機。基本設計が踏襲されており、武装も共有の物を使用する。
 
;[[局地型ガンダム]]
 
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:[[MSD]]では設計データが本機の開発に活用されている。
 
:[[MSD]]では設計データが本機の開発に活用されている。
 
;[[アトラスガンダム]]
 
;[[アトラスガンダム]]
:ガンダムタイプの水陸両用の機体。
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:『[[機動戦士ガンダム サンダーボルト|サンダーボルト]]』に登場した水陸両用のガンダムタイプMS。
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;[[ガンダイバー (SDコマンド戦記)]]
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:本機の名称として混同される「ガンダイバー」の元ネタ。[[ガンダイバー (SDガンダムフォース)|同名のキャラクター]]が『[[SDガンダムフォース]]』にも登場している。
  
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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;MSD版
 
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2020年11月20日 (金) 20:49時点における最新版

水中型ガンダム
外国語表記 Gundam Marine Type
登場作品
デザイナー
  • 大河原邦男(M-MSV版)
  • カトキハジメ(MSD版)
  • テンプレートを表示
    スペック
    別名 ガンダイバー[1]
    分類 水陸両用試作型モビルスーツ
    型式番号 RAG-79-G1
    全高 18.3m
    本体重量 47.7t
    全備重量 58.5t
    主動力 熱核融合炉
    ジェネレーター出力 1,330kW
    スラスター総推力 96,700kg
    装甲材質 チタン・セラミック複合材
    センサー有効半径 4,600m
    開発組織 地球連邦軍
    所属 地球連邦軍
    主なパイロット 連邦兵
    テンプレートを表示

    概要 [編集 | ソースを編集]

    地球連邦軍が開発した水陸両用モビルスーツアクア・ジムをエースパイロット向けに再設計した機体である。

    基本設計はアクア・ジムと変わらず、型式番号ジム系統の物が用いられているが、ガンダムタイプに似せた頭部形状を有する事から「ガンダム」の名称で呼ばれており、偏向ビーム・ライフル等の装備を新規に装備する。

    連邦軍の水中戦力としては、アクア・ジムで構成された小隊の隊長機として運用される事が多い。

    登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

    M-MSV
    出典元。
    機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル
    キスノ兄弟の前に立ち塞がる最後の敵として登場した。
    機動戦士ガンダム カタナ
    機動戦士ガンダムUC『袖付き』の機付長は詩詠う
    ダカールの防衛部隊としてアクアジムとともに登場。ジオン残党によるダカール襲撃の際に出撃するが、ゼー・ズールとの戦闘で撃破された。
    MSD
    M-MSV枠として組み込まれ、カトキハジメ氏によってリデザインされた。設定変更によって開発に局地型ガンダムの設計データが盛り込まれた事になっている。デザイン上の一番の相違点は頭部のV字アンテナの形状で、M-MSV版では大型センサーの両端からアンテナが飛び出していたのに対し、MSD版では設計元である局地型ガンダム(所謂RX系列機)と同形状の物となっている。
    機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島
    第3話~第4話に登場。

    装備・機能[編集 | ソースを編集]

    特殊機能[編集 | ソースを編集]

    有線式潜望鏡
    後頭部カメラは分離する事で有線式の潜望鏡として使用可能。水中に居ながら海上の様子を伺う事が出来る。

    武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

    偏向ビーム・ライフル
    水中でも使えるように、ビームの収束率を変更した専用ビーム・ライフル。水の抵抗を減らすため、曲面のライフルカバーが装着されている。戦闘時に取り外されるが、媒体によってはそのままの状態で使用されている。
    炸裂式ハープンガン
    左腕部に装備されている水中銃系武装。先端部に指向性爆薬を搭載した銛状のミサイルを放ち、敵機を装甲内部から破壊する。
    魚雷ポッド
    水中戦用の魚雷を装填したポッド。バックパックに内蔵。
    ハンドアンカー
    右腕部に装備。アクア・ジムの物と同型で、ワイヤー付きのアンカーを射出し、標的を捕らえる。
    ビームピック
    右腰部に2本装備。ビームの熱量損失を防ぐ目的で敵の装甲に接触した状態でビーム刃を展開する兵装。出力を調整することでビーム・サーベルとしても使用可能。アクアジムの後期型ビーム・サーベルは本来当機用に開発・採用された物である。

    必殺技[編集 | ソースを編集]

    秘技!鳴門海峡地獄渦
    漫画『機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル』に登場する機体が使用。海面にいる敵機の周囲を攪拌し、発生させた渦に閉じ込めたところをハープーン・ガンで攻撃する技。数々の水中用MSを葬ったというこの技でノルト・キスノアッガイを翻弄した。

    対決・名場面[編集 | ソースを編集]

    機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル[編集 | ソースを編集]

    アッガイ

    関連機体[編集 | ソースを編集]

    アクア・ジム
    原型機。基本設計が踏襲されており、武装も共有の物を使用する。
    局地型ガンダム
    MSDでは設計データが本機の開発に活用されている。
    アトラスガンダム
    サンダーボルト』に登場した水陸両用のガンダムタイプMS。
    ガンダイバー (SDコマンド戦記)
    本機の名称として混同される「ガンダイバー」の元ネタ。同名のキャラクターが『SDガンダムフォース』にも登場している。

    商品情報[編集 | ソースを編集]

    ガンプラ[編集 | ソースを編集]

    MSD版

    リンク[編集 | ソースを編集]

    脚注[編集 | ソースを編集]

    1. 一部ゲーム作品やMSD等の一部資料のみ。本来はSDガンダムシリーズで設定された別キャラクターである。