「NT専用プロトタイプガンダム」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(全高の18m級説追加)
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(他の1人の利用者による、間の1版が非表示)
12行目: 12行目:
 
| 型式番号 = MRX-002
 
| 型式番号 = MRX-002
 
| 頭頂高 =  
 
| 頭頂高 =  
| 全高 = 30m級
+
| 全高 = 30m級(18m級説もあり)
 
| 本体重量 =  
 
| 本体重量 =  
 
| 全備重量 =  
 
| 全備重量 =  
29行目: 29行目:
  
 
==概要==
 
==概要==
[[ムラサメ研究所]]が開発した[[モビルスーツ]]。機体カラーは赤と白を基調としている。
+
[[ムラサメ研究所]]が開発した[[ニュータイプ]]専用試作型[[モビルスーツ]]。[[ガンダムNT-1]]の発展型として開発された機体で、NT-1とは異なり[[ジオン軍]]から得た[[サイコミュシステム]]を搭載している完全な[[ニュータイプ]]専用機である。機体カラーは赤と白。
  
[[ガンダムNT-1]]の発展型として開発された機体で、NT-1とは異なり[[ジオン軍]]から得た[[サイコミュシステム]]を搭載している完全な[[ニュータイプ]]専用機である。武装は機体各所に装備されている有線式のビットで、モビルスーツとしては珍しくマニピュレーターが存在しない。サイコミュを搭載したことにより機体が大型化し重量が増加したため、機体各部にスラスターが増設されている。結局実機は開発されずペーパープランとなったが、本機の大型兵器としての思想はモビルフォートレスに受け継がれたとされる。
+
武装は機体各所に装備されている有線式のビットで、モビルスーツとしては珍しくマニピュレーターが存在しない。サイコミュを搭載したことにより機体が大型化し重量が増加したため、機体各部にスラスターが増設されている。
 +
 
 +
[[一年戦争]]後に開発された機体としては野心的なコンセプトの機体であったが、当時の技術力ではサイコミュ、ビット双方の小型化は困難を極め、実機も制作される事なくペーパープランとなった。その後、ムラサメ研究所は[[ネティクス]][[プロトタイプサイコガンダム]]を経て[[サイコガンダム]]の様な40m級モビルフォートレスへと傾倒していった事で、この機体の系譜は一端途絶える事になった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
42行目: 44行目:
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;有線式ビット
 
;有線式ビット
:両腕部と両肩部、両脛部に1基ずつ、バックパックに8基の計14基装備されている有線式[[サイコミュシステム|サイコミュ]]兵装。なお、MSV90では計10基装備しているとされる。
+
:両腕部と両肩部、両脛部に1基ずつ、バックパックに8基の計14基装備されている有線式[[サイコミュシステム|サイコミュ]]兵装。なお、『MSV90』及び『[[機動戦士ガンダムF90FF|F90FF]]』では計10基装備しているとされる。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
57行目: 59行目:
 
:モビルフォートレスとして完成した機体。
 
:モビルフォートレスとして完成した機体。
 
;[[ジムIIIエウリュアレ]]
 
;[[ジムIIIエウリュアレ]]
:[[ジムIII]]に本機のパーツを装備した機体。
+
:[[ジムIII]]に本機の設計を流用したパーツを装備した機体。正規に開発された機体ではなく、流用した技術を転用している。
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- *説明 -->
 
<!-- *説明 -->

2023年11月22日 (水) 18:49時点における最新版

NT専用プロトタイプガンダム
読み ニュータイプせんようプロトタイプガンダム
外国語表記 Newtype Use Prototype Gundam
登場作品 MSV90
デザイナー 友杉達也
テンプレートを表示
スペック
分類 ニュータイプ専用試作型モビルスーツ
型式番号 MRX-002
全高 30m級(18m級説もあり)
開発組織 ムラサメ研究所
所属 地球連邦軍
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

ムラサメ研究所が開発したニュータイプ専用試作型モビルスーツガンダムNT-1の発展型として開発された機体で、NT-1とは異なりジオン軍から得たサイコミュシステムを搭載している完全なニュータイプ専用機である。機体カラーは赤と白。

武装は機体各所に装備されている有線式のビットで、モビルスーツとしては珍しくマニピュレーターが存在しない。サイコミュを搭載したことにより機体が大型化し重量が増加したため、機体各部にスラスターが増設されている。

一年戦争後に開発された機体としては野心的なコンセプトの機体であったが、当時の技術力ではサイコミュ、ビット双方の小型化は困難を極め、実機も制作される事なくペーパープランとなった。その後、ムラサメ研究所はネティクスプロトタイプサイコガンダムを経てサイコガンダムの様な40m級モビルフォートレスへと傾倒していった事で、この機体の系譜は一端途絶える事になった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

MSV90
出典元。『コミックボンボン』1990年3月号で記念すべき第1弾として紹介された。
機動戦士ガンダム大全集 PartII
ドグザムロックと共に画稿が掲載されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

有線式ビット
両腕部と両肩部、両脛部に1基ずつ、バックパックに8基の計14基装備されている有線式サイコミュ兵装。なお、『MSV90』及び『F90FF』では計10基装備しているとされる。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムNT-1
ベース機。
ネティクス
ムラサメ研究所がオーガスタ研究所から引き継いで開発した機体。ベース機や有線式のサイコミュを採用している点など共通点が多いが、機体本体はこの機体の方が小型である。
プロトタイプサイコガンダム
本機の設計思想が受け継がれたサイコガンダム系列機の最初の機体。サイコミュが大型化している点は同じである。
サイコガンダム
モビルフォートレスとして完成した機体。
ジムIIIエウリュアレ
ジムIIIに本機の設計を流用したパーツを装備した機体。正規に開発された機体ではなく、流用した技術を転用している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

書籍 [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]