「TR-4[ダンディライアン]」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[ティターンズ]]の試作型[[モビルスーツ]]。[[ロゼット]]をコアユニットに大気圏突入用モジュールを外装とした機体であり「[[TR計画]]」の目標である「[[ガンダムTR-6[インレ]|インレ]]の下半身を構成する機体のプロトタイプである。大気圏突入形態、[[モビルアーマー]]形態、モビルスーツ形態と状況に合わせて形状変化を行う。
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[[ティターンズ]]の試作型[[モビルスーツ]]。[[ロゼット]]をコアユニットに大気圏突入用モジュールを外装とした機体であり、「[[TR計画]]」の目標である「[[ガンダムTR-6[インレ]|インレ]]」の下半身を構成する機体のプロトタイプにあたる。
  
[[一年戦争]]後のモビルスーツの大気圏突入はバリュートシステムによって行うことが一般化していたが、システムの装着時の調整や母艦での輸送に手間がかかり、展開時には大きな隙が生まれるという運用上の弱点があった。そのため対策として単独でスムーズに大気圏突入を行う方法が考案され、本ユニットが開発された。コアユニットとなる機体はロゼットで、モジュールを装備するために左肩部のスパイクが外されたり、背部にドラムフレームが追加されたりしている。
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[[一年戦争]]後、モビルスーツの大気圏突入は[[バリュートシステム]]の使用が一般化していたが、システムの装着時の調整や母艦での輸送に手間がかかり、展開時には大きな隙が生まれるという運用上の弱点があった。そのため対策として単独でスムーズに大気圏突入を行う方法が考案され、本ユニットが開発された。
  
外装は[[ガンダリウム合金]]製の耐熱装甲で、背部にモビルスーツと武装を搭載できるスペースを備えている。大気圏突入形態では装甲を突入方向へ向け、自由度の高い突入が可能となっている。突入時にはシールドから耐熱フィールドを形成し、突入後は機首やカーゴベイなどのパネルを展開しエアブレーキを行う。これらの手順で大気圏突入を行うため複雑な降下シークエンスを最小限に収められている。また、本形態のまま重力下では[[サブ・フライト・システム]]として使用可能となっている。
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大気圏突入形態、[[モビルアーマー]]形態、モビルスーツ形態と状況に合わせて形状変化を行うが、可変ではない為、基本的にそれ以前の形態への変形は不可逆となる。
  
モビルアーマー形態は大気圏突入形態からクローアームを展開する。主に宇宙での運用を想定した形態であり、大気圏突入形態に戻ることも可能。もう一つの武装として本形態用のビーム砲が考案されていたが装備されなかった。
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コアユニットとなるはロゼットはモジュールを装備するために左肩部のスパイクが外され、背部にドラムフレームが追加される等のマイナーチェンジが行われている。
  
モビルスーツ形態はコアユニットの上半身が露出し、モジュールは下半身に集中した外見となる。この形態ではクローアームが脚部として機能する。歩行は出来ないが本機の重量を支えることができ、スラスターを用いたジャンプ後の着地の負荷にも耐えられる強度を有している。
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外装には[[ガンダリウム合金]]製の耐熱装甲を有し、背部にモビルスーツと武装を搭載できるスペースを備えている。大気圏突入形態では装甲を突入方向へ向け、自由度の高い突入が可能。突入時にはシールドから耐熱フィールドを発生させ、突入後は機首やカーゴベイなどのパネルを展開しエアブレーキを行う。これらの手順で大気圏突入を行うため複雑な降下シークエンスを最小限に収められている。また、本形態のまま重力下では[[サブ・フライト・システム]]として使用可能となっている。
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モビルアーマー形態は大気圏突入形態からクローアームを展開する。主に宇宙での運用を想定した形態であり、大気圏突入形態に戻ることも可能。もう一つの武装として本形態用のビーム砲が考案されていたが、装備されなかった。
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モビルスーツ形態はコアユニットの上半身が露出。モジュールは下半身に集中した外見となるりクローアームが脚部として機能する。歩行は出来ないが本機の重量を支えることができ、スラスターを用いたジャンプ後の着地の負荷にも耐えられる強度を有している。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==

2020年4月23日 (木) 15:34時点における版

TR-4[ダンディライアン]
外国語表記 TR-4 [Dandelion]
登場作品 ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
デザイナー 藤岡建機
テンプレートを表示
スペック
分類 試作型モビルスーツ
型式番号 RX-107
主動力 熱核融合炉
装甲材質 ガンダリウム合金
開発組織 ティターンズ
所属組織 ティターンズ
所属部隊 T3部隊
主なパイロット カール・マツバラ
テンプレートを表示

概要

ティターンズの試作型モビルスーツロゼットをコアユニットに大気圏突入用モジュールを外装とした機体であり、「TR計画」の目標である「インレ」の下半身を構成する機体のプロトタイプにあたる。

一年戦争後、モビルスーツの大気圏突入はバリュートシステムの使用が一般化していたが、システムの装着時の調整や母艦での輸送に手間がかかり、展開時には大きな隙が生まれるという運用上の弱点があった。そのため対策として単独でスムーズに大気圏突入を行う方法が考案され、本ユニットが開発された。

大気圏突入形態、モビルアーマー形態、モビルスーツ形態と状況に合わせて形状変化を行うが、可変ではない為、基本的にそれ以前の形態への変形は不可逆となる。

コアユニットとなるはロゼットはモジュールを装備するために左肩部のスパイクが外され、背部にドラムフレームが追加される等のマイナーチェンジが行われている。

外装にはガンダリウム合金製の耐熱装甲を有し、背部にモビルスーツと武装を搭載できるスペースを備えている。大気圏突入形態では装甲を突入方向へ向け、自由度の高い突入が可能。突入時にはシールドから耐熱フィールドを発生させ、突入後は機首やカーゴベイなどのパネルを展開しエアブレーキを行う。これらの手順で大気圏突入を行うため複雑な降下シークエンスを最小限に収められている。また、本形態のまま重力下ではサブ・フライト・システムとして使用可能となっている。

モビルアーマー形態は大気圏突入形態からクローアームを展開する。主に宇宙での運用を想定した形態であり、大気圏突入形態に戻ることも可能。もう一つの武装として本形態用のビーム砲が考案されていたが、装備されなかった。

モビルスーツ形態はコアユニットの上半身が露出。モジュールは下半身に集中した外見となるりクローアームが脚部として機能する。歩行は出来ないが本機の重量を支えることができ、スラスターを用いたジャンプ後の着地の負荷にも耐えられる強度を有している。

登場作品と操縦者

ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに

装備・機能

特殊機能

形状変化
大気圏突入形態、モビルアーマー形態、モビルスーツ形態に形態変化が可能。後の可変モビルスーツのように可逆変形を想定していないため、このように呼称される。
分離
大気圏突入用モジュールを分離可能。大気圏突入後に不要となったパーツを分離可能で、ロゼットに戻ることも可能。

武装・必殺攻撃

60mmバルカン砲
ロゼットの頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。MS形態でのみ使用可能。
ロングレンジ・ライフル
長銃身のEパック方式のビーム・ライフル。MS形態用の装備だが、大気圏突入形態でも搭載している機体が使用できる。
ビーム・サーベル
ロゼットの右肩シールド裏に装備されている近接武装。
冷却シールドユニット
耐熱フィールドを展開可能なシールド。MS形態では左腕に固定装備されるが、重量が支えきれないためフレキシブルアームで固定されている。そのため左腕は可動しないが、アームの接続部が可動する。
クローアーム
MA形態で使用されるクロー。
ビーム砲
MA形態用の武装として考案されていたビーム砲。オプション装備として考案された物と一体型として考案された物の2種が存在していたが、装備されることはなかった。

対決・名場面

関連機体

ロゼット
コアユニット。
ガンダムTR-6[ダンディライアンII]
TR-6に本装備を元に開発されたモジュールを装備した状態。
バウンド・ドック
本機と何らかの関係があると思われる機体。機首統合計画では後継機として上記のダンディライアンIIが開発された。

リンク