ロゼット
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| ロゼット | |
|---|---|
| 外国語表記 |
Rosette Rozet |
| 登場作品 | ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに |
| デザイナー | 藤岡建機 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 試作型モビルスーツ |
| 生産形態 | 試作機 |
| 型式番号 | RX-107 |
| 主動力 | 熱核融合炉 |
| 開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
| 所属組織 | ティターンズ |
| 所属部隊 | T3部隊 |
| 主なパイロット | カール・マツバラ |
概要[編集 | ソースを編集]
アナハイム・エレクトロニクス社がハイザックをベースに開発した試作型モビルスーツ。ハイザックの後継機として開発された機体であり、外見がマラサイと酷似していることからマラサイのプロトタイプと推測されている。
機体構成はハイザックとあまり変わっていないが、機体各部は新規設計されている。頭部には大型ブレードアンテナが備わり通信機能が向上、ジェネレーターは胸部の左右に高出力の新型を搭載(吸排気口が剥き出しになっており、カバーを設ける案も検討されている)。バックパックはコンフォーマルタンクを搭載した高出力スラスターとなっている。右肩部にはウェポンラックとしても機能するシールドが固定装備されている。これらにより全ての面でハイザックを上回るスペックを獲得している。
本機は地球連邦軍に評価試験用に納入されたが、アナハイムの機体を採用する意思がなかったため形式上の型式番号である「RX-107」を与えられた後、ティターンズのテスト部隊であるT3部隊に送りつけられた。そこでジェネレーター出力の高さを見初められ、TR-4のコアMSとして運用されることとなった。なお、その際にT3部隊により本機に「ロゼット」の名称が付けられているが、あくまで部隊内における愛称であり、軍およびティターンズにおける正式名称ではない。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
- 初登場作品。同作ではカール・マツバラの搭乗機の1つとして登場した。連載版ではEPISODE 4.3~4.4に登場し、当初はダンディライアンの状態だったものの、大気圏突入直後の戦闘でモジュールを損傷したため、戦闘終了後にパージし本機の状態になった。その後、地上でのテスト運用も行われている。連載の途中からは愛称である「ロゼット」も設定され、EPISODE 5.3~5.4では強化陸戦形態でカムチャッカ基地攻略戦に参戦(文章中は素体のまま戦闘していると思わしき描写になっている)。EPISODE 5.5で制圧後の基地からシャトルで打ち上げられ、宇宙へと帰還している。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- バルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
- ビーム・ライフル
- ガンダムTR-1[ヘイズル]等と同じEパック方式のビーム・ライフル。
- バインダー・シールド (可動式シールド)
- 右肩に装備されているウェポン・マウントとして使用可能なシールド。表面にラッチがあり、作戦に応じて最大4つまでEパック等を装着可能。構造はマラサイの物と同様で、上下を折り畳む事で対弾性を向上させる事も可能。
- スパイクアーマー
- 左肩に装備されているスパイク付きのアーマー。大気圏仕様モジュールを装着する際にはスパイクを全て取り外す。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
換装形態[編集 | ソースを編集]
- TR-4[ダンディライアン]
- 本機に大気圏突入用モジュールを装備した状態。
- ロゼット強化陸戦形態
- 本機に地上用高速ホバーユニットを装備した状態。
- ロゼット強化陸戦形態 (試作プラン)
- 上記の強化陸戦形態の試作プラン。熱核ロケット・エンジンによる高速ホバー移動を主眼にしていたがペーパープランで終わっている。