ガンダム[ケストレル]マニューバ・エクステリア
ナビゲーションに移動
検索に移動
ガンダム[ケストレル]マニューバ・エクステリア | |
---|---|
外国語表記 | GUNDAM [KESTREL]MANEUVER EXTERIOR |
登場作品 | |
デザイン | 間垣リョウタ |
スペック | |
---|---|
分類 | 強化人間専用高機動型モビルスーツ |
型式番号 |
|
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | |
所属 | エゥーゴ |
母艦 |
|
主なパイロット | ヴァン・アシリアイノ |
概要[編集 | ソースを編集]
コンペイトウでの戦闘でレーザーロケットユニットを損傷したガンダム[ケストレル]のバックパックを熱核ロケットエンジンに換装し、低下した分の機動力を維持するために肩部に四基のブレイク・バインダーからなるマニューバ・エクステリアを装備した形態。
対G特性の高いヴァンにとってさえ、素体状態のケストレルでも既に対G限界性能だったこともあって加減速性能に大きな変化は無いが、可動式バインダーによるAMBAC効果によって旋回性能は大きく向上した。ただし、末端重量の増加によって安定性が低下しており、戦闘機動時の扱いは更に難しくなっている。
熱核ロケットエンジンはフレームでバックパック基部と接続されフレキシブルに可動するが、あくまでレーザーロケットの代替装備でありマニューバ・エクステリアと必須の組み合わせという訳ではない。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
- 初登場作品。宇宙編第7話より、ラクシャサとの戦闘で損傷したレーザーロケットから換装する形で登場。サイド2での戦闘から、コロニーレーザー争奪戦まで運用され、その後フルアーマーケストレルへ換装された。
- 機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス
- 漫画版で模擬戦の仮想データとして登場。グリンブルスティとの兄弟機対決を演じている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- シャーマン・フレーム
- 電子義肢や強化外骨格といった旧世紀から培われた技術を発展させた準サイコミュシステム。
- 感応波はパイロットの危機感知や意思表示に用いられ、それを感知したコンピュータが日常的に収集したパイロットの身体データと教育型コンピュータの行動予測データを照らし合わせ、機体動作をサポートする。
- システムのサポートを得た際の動作はパイロットがコクピットで機体を動かすよりも速いが、ヴァンがこのシステムを初めて起動させた時はその特性に慣れていない為、「勝手に動いた」と困惑していた。
- ケストレルの物はヴァンに加えそれまで試験に携わって来たテストパイロットとロスヴァイセのデータが登録されている。
- 換装
- バックパックの他、エクステリアの換装機能を持つ。全身のビーム・ユニットも、外部パーツを接続しエネルギーを供給する為のハードポイントとして機能する。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- バルカン砲
- 頭部に2門搭載。口径などについては明記されていない。
- ビーム・サーベル
- バックパックに2本装備。膨大なジェネレーター出力によって全身のビーム・ブレイドと同時に起動させる事が出来る。
- グリンブルスティのウィングバインダーの過剰な機動性を抑える目的で変更された。
- ビーム・ライフル
- ストック部分に独自規格のEパックを装備する長銃身型ビーム・ライフル。
- 予備のEパックは左右のサイドスカートに計4基マウントされている。
- 非使用時にはバックパックにマウントされる。
- ビーム・ブレイド
- 肘、膝、つま先のビーム・ユニットから発生されるビーム刃。ビーム・サーベルのような自由度の高い斬撃は出来ないが、高出力で幅広のビーム刃が展開出来る。全身のビーム・ブレイドを同時に使用する事も可能。
- 格闘戦用の装備の他、各種オプションをマウントし、エネルギーを供給する為のハードポイントとしても機能する。
- マニューバ・エクステリアを装備した状態では肩のビーム・ユニットはブレイク・バインダーに交換される為、使用できない。
- ビーム・マドゥ
- ケストレル専用の小型シールド。表面積は前腕部を覆う程度だが、表面に可動式のビーム・サーベルが3基内蔵されており、敵のビーム・サーベルを受け止める際やシャーマン・フレームと連動させてビームを弾く際に使用される。
- フレームを介して肘のビーム・ユニットに接続されており、正面に向けて格闘戦に用いる事も可能。
- メガ・ビーム・ランチャー
- 肘のビーム・ユニットからエネルギー供給を受けて使用する高出力ビーム砲。ケストレルの装備可能な火器の中では特に強力で、フルドライブ時には数秒間の継続掃射が可能。拡散ビームへの切り替え機能に加えて砲口部で射軸を15度前後変更出来る。
- ただし、高機動戦闘では長砲身によって重心が安定しない為、一撃離脱や高機動戦を得意とするケストレルの戦闘スタイルとは相性が悪い。
- ブレイク・バインダー
- 肩部に四基搭載された大型バインダー。AMBACユニット兼推進ユニットとして機体の運動性・機動性を支えており、先端部にはビーム・ガン兼用のビーム・ブレイドが装備され、機体の火力も強化される。バインダーはエンジンとレーザー発信装置を1基備えたシンプルな設計で、信頼性も高い。
- 本来は有線操作によるオールレンジ攻撃端末として設計されており、後にこの機構を転用しバインダーを有線ミサイルのように使用出来るよう改修が施されている[1]。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダム[ケストレル]
- 素体。変更箇所は肩部とバックパック。
- ガンダム[ケストレル]アーマー・エクステリア
- 月のグラナダでグリンブルスティ2号機によってテストが行われていた追加装甲を装備した形態。
- 機動力を殺して重モビルスーツとして運用する事を目的としている。
- フルアーマー・ケストレル
- マニューバー・エクステリア、アーマー・エクステリアを同時装備した形態。
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ コントロールはサイコミュではなくコクピットに増設されたトラックボールによる物。コントロール時には片手の操作ができなくなる他、ワイヤーを切断されればバインダーのコントロールができなくなり回収に僚機の手を煩わせるなど運用上のリスクも伴う。