陸戦用ジェガンA型 マン・ハンター仕様

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
陸戦用ジェガンA型 マン・ハンター仕様
外国語表記 JEGAN GROUND TYPE-A (MAN HUNTER)
登場作品 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
テンプレートを表示
スペック
分類 陸戦用量産型モビルスーツ
型式番号 RGM-89Gmh
頭頂高 19.0m
本体重量 20.3t
全備重量 44.8t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,870kw
スラスター総推力 61,400kg
装甲材質 チタン合金セラミック複合材
所属 マン・ハンター
主なパイロット マン・ハンター
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍内で旧式となり払い下げられた陸戦用ジェガンA型をベースに、マン・ハンター仕様に改修した機体。

宇宙世紀0090年代に大量生産されたジェガンタイプは、宇宙世紀0100年代以降、近代化改修型であるジェガンJ型およびグスタフ・カールに取って代わられる形で順次退役し、マン・ハンターのような警察軍や民間の警備会社などに払い下げられた。

地球の不法居住者の掃討を目的とするマン・ハンターにとって、ジオン残党を始めとする武装勢力と、彼らが保有する未登録モビルスーツ群は頭の痛い問題であり、これに対抗する正面戦力としてのMS獲得は必要不可欠な事項であった[1]。これについては議会と官僚機構を問わず、警察官僚と軍官僚の間で熾烈な主導権争いが繰り広げられ[2]たものの、宇宙世紀0100年代にジェガンの警察用配備が認められることになった(地球から不法居住者を掃討することに最大のメリットを見出しているのは他ならぬ地球に居住する特権を有するエリート層であり、それは警察派・軍派を問わずに共有されていた利害関係であり、故に彼らの快適な生活環境を確保するためにマハの戦力強化は必然となっていた)。

市民への威圧が主目的である為、ビーム・ライフル等の対モビルスーツ兵装は取り払われ、代わりに12.7mm対人用機銃で武装している。また、人間目線でもっとも目に止まる脚部のみリペイントしているのも、抑止力の一つとなっている。

このような改修型ジェガンはマン・ハンター各部署でそれぞれに開発されており、制式化されたモデルがあった訳ではなく、時期および地域によっての差異も大きかったと言われている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
初出作品。劇場版で新たに設定される形で登場。ダバオ市街で摘発を行うマン・ハンターに随伴し、機銃による威嚇射撃を行った。足元で車や市民が往来している中で我が物顔で歩き回るその姿をしてハサウェイ・ノアは「軍隊のつもりでいる」と批難している。
なお、デザインが公式サイト等で公開されるのに先駆けて2021年4月16日に放送された「林修の今でしょ!講座」で脚部が映るシーンが先行公開されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

12.7mm対人機銃
股関節部に増設された対人機銃。機銃のコントロールはパイロットとは別に銃座担当が行う。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

陸戦用ジェガンA型
原型機。
ジェガン (アフリカ・マハ仕様)
アフリカ・マハで運用された機体。左胸部に半自動型対人機関銃ユニットを装備し、腰部グレネードを対人掃討用のSマイン・ユニットに換装している。

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 警察力の行使は組織内部で完結している必要を有し、鎮圧すべき武装勢力がMSを保有しているというだけで軍の出馬を仰いでいるのでは暴力装置としての鼎の軽重を問われることになる。
  2. マン・ハンターへのMS導入は、地球圏唯一の合法的武装組織である連邦軍の職権への挑戦と受け止められ、一方の警察側もまた敵対すべき敵国を持たない軍の際限ない予算要求に対し、あくまでも治安維持行為としての警察活動こそが優先されるべきであるという理論武装を行っていた。