「リック・ディジェ」の版間の差分
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:敵機そのものの破壊ではなく内部メカの破損等を目的としており、様々な弾頭を発射できる実弾兵器。通常弾も発射可能。 | :敵機そのものの破壊ではなく内部メカの破損等を目的としており、様々な弾頭を発射できる実弾兵器。通常弾も発射可能。 | ||
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2019年10月28日 (月) 23:24時点における版
リック・ディジェ | |
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外国語表記 | Rick Dije |
登場作品 | 機動戦士ムーンガンダム |
デザイナー | 刑部一平 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | MSK-008R |
全高 | 24.0m |
全備重量 | 56.7t |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ロンド・ベル |
母艦 | ラー・ザイム |
主なパイロット | アムロ・レイ |
概要
ロンド・ベルに編入された当初のアムロ・レイの搭乗機。地球連邦内ではアムロにガンダムタイプの機体を提供することが危険視されており、ガンダムタイプの運用には制限が課せられていた。しかし、次期主力機のジェガンは配備前、現行機のジムIIIもアムロの技量を発揮することができないというロンド・ベル司令部の判断から、カラバ時代のアムロの搭乗機であったディジェを宇宙用に改修する事で対応している[1]。
宇宙用に適応した改修がなされており、背部にはリック・ディアスのバインダーを発展させた物を装備し、スラスターの換装や放熱フィンの材質変更などが行われている。コクピットの乗降方式も変更され、側頭部から乗降する方式から頭部を後方にずらし胸部上面のハッチを開ける方式になっており、空いた頭部スペースはバルカンの弾倉拡充に充てられている。
機体カラーは改修を担当したメカニックにより、かつてアムロが搭乗したΖプラスのカラーに似た朱色とグレーに塗られている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ムーンガンダム
- ティターンズ残党と交戦し、急遽投入されたG-ドアーズを撃破するも機体も中破。その後リック・ディジェ改に改修された。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に2門内臓されている。コクピットの乗降方式が変更されたため、そこに生まれたスペースに大型弾倉が追加されている。
- ビーム・ライフル
- 百式と同系の物を使用。ベースとなったディジェもこれを使用していた。
- クレイ・バズーカ
- 敵機そのものの破壊ではなく内部メカの破損等を目的としており、様々な弾頭を発射できる実弾兵器。通常弾も発射可能。
- ビーム・ナギナタ
- 柄の両端からS字にビーム刃が発生するビーム兵器。ライフルやバズーカと同じくベース機からの転用装備。
- ハイパー・メガ・ランチャー
- 別名メガ・ビーム・ランチャー。ジェネレーター内臓の対艦用高出力ビーム兵装。接近戦ではロング・ビーム・サーベルとして使用できる。
- シールド
- 左肩に装備されている防御装甲。裏面にグレネードを四基搭載している。
- グレネード
- シールド裏面に四基搭載されている。
対決・名場面
- 宇宙(そら)はおれに冷たいな……
- ティターンズ残党との戦闘中、G-ドアーズのサイコ・プレートで左腕と右足、バックパックを破壊され窮地に立たされながら、ハイパー・メガ・ランチャーを囮にした戦法で目標に接近、コクピットにビーム・ナギナタを突き刺し、これを撃墜した。
かつてガンダムのパイロットとして連邦のプロパガンダに利用されてきたアムロがガンダムをその手で撃墜した瞬間であった。
関連機体
- ディジェ
- 原型機。リック・ディアスをベースに地上用に改修した機体。
- リック・ディジェ改
- 現地改修機。肩部などにジェダのパーツが使用されている。
- シャア専用ディジェ
- 同時期にシャア・アズナブルが搭乗した宇宙用の紅いディジェ。
商品情報
リンク
脚注
- ↑ ディジェの原型機は宇宙用のリック・ディアスであるため、結果的に地上用から宇宙用の機体に戻した形となる。