「連邦兵 (UC)」の版間の差分
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:第1話より、[[スタークジェガン]]を撃墜した[[マリーダ・クルス|マリーダ]]が感じ取った、パイロットの今際の際の台詞。[[強化人間]]相手に惜しくも敗れ去ったものの、その奮戦ぶりは同作における名勝負となった。 | :第1話より、[[スタークジェガン]]を撃墜した[[マリーダ・クルス|マリーダ]]が感じ取った、パイロットの今際の際の台詞。[[強化人間]]相手に惜しくも敗れ去ったものの、その奮戦ぶりは同作における名勝負となった。 | ||
;(この先には病院がある。これ以上、奴を先に進ませるわけにはいかない。……貴様、まだライフルの弾は残っているな?)<br />リディ「ええ……」<br />(よし。なんとか奴の足もとに滑り込んでみる。うまく潜り込めたら、貴様がおれを撃て)<br />リディ「そんな……!そんなこと――」<br />(やるんだ 爆風で、あのビームの結界に穴が開いたら御の字だ。いいな、ジェネレーターを直撃するんじゃないぞ)<br />リディ「待って……!」<br />(ジュール!母さんの言うことを聞いてな……!) | ;(この先には病院がある。これ以上、奴を先に進ませるわけにはいかない。……貴様、まだライフルの弾は残っているな?)<br />リディ「ええ……」<br />(よし。なんとか奴の足もとに滑り込んでみる。うまく潜り込めたら、貴様がおれを撃て)<br />リディ「そんな……!そんなこと――」<br />(やるんだ 爆風で、あのビームの結界に穴が開いたら御の字だ。いいな、ジェネレーターを直撃するんじゃないぞ)<br />リディ「待って……!」<br />(ジュール!母さんの言うことを聞いてな……!) | ||
− | :原作小説第6巻より、[[シャンブロ]]の攻撃から身を隠している間の[[リディ・マーセナス|リディ]]と[[ジムIII]]パイロットのやり取り。既に死に体の機体で息子の名前と願いを叫びながら、シャンブロに特攻をかける名も無き連邦兵だったが、シャンブロの結界の前に機体諸共焼き尽くされてしまう。しかし、その後リディが[[ユニコーンガンダム]] | + | :原作小説第6巻より、[[シャンブロ]]の攻撃から身を隠している間の[[リディ・マーセナス|リディ]]と[[ジムIII]]パイロットのやり取り。既に死に体の機体で息子の名前と願いを叫びながら、シャンブロに特攻をかける名も無き連邦兵だったが、シャンブロの結界の前に機体諸共焼き尽くされてしまう。しかし、その後リディが[[ユニコーンガンダム]]と共闘した際、残されていた残骸に攻撃し爆発でシャンブロに損傷を与える事に成功。彼の命を賭けた特攻は決して無駄ではなかった。 |
=== 機動戦士ガンダムF91 === | === 機動戦士ガンダムF91 === |
2020年2月16日 (日) 20:08時点における版
『機動戦士ガンダム00』の連邦兵については「連邦兵 (00)」、『機動戦士ガンダムAGE』の連邦兵については「連邦兵 (AGE)」を参照。
連邦兵 (UC) | |
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登場作品 |
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プロフィール | |
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種族 | 人間 |
職業 | 軍人 |
所属 | 地球連邦軍 |
主な搭乗機 | ジムなど |
概要
『機動戦士ガンダム』を初めとして様々な宇宙世紀作品に登場する、地球連邦軍の一般兵。ネームドの一般兵がいる一方で、もちろん彼らのような名無しの一般兵も存在している。
初出である『1st』では、主人公達にとって味方サイドの人間でありながら、人間性に欠けた人物が登場するなど、連邦軍の負の面が描かれる事もあった。戦闘についても殆どの作品で十中八九やられ役として描かれており、機体性能で分があったとしても練度の差で一方的に撃墜されるという場面が多々見られる (特にジオン残党軍との戦闘では顕著)。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム
- 初登場作品。主人公の敵対勢力であるジオン兵に人情味溢れる人物が幾つか見られたのに対し、第13話で難民キャンプで横暴を働いた兵士など、正反対のキャラクターが描かれている。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 悪役である事をとにかく強調するため、監督の指示により、軍人にあるまじきチンピラ同然のキャラクターとして描かれている。戦闘行動についても「味方もろとも敵機を撃破する」「高揚して喚き散らす」「敵に罵声を浴びせる」といった倫理や品性に欠けたものが多々見られた。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
- 前作のようなチンピラさは幾分大人しくなったものの、相変わらずやられ役として描かれている。生身や通常兵器でモビルスーツを相手取らなければならないため、戦闘ではとにかく絶望と必死さが表れている。
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 人間ドラマに重点を置いた作品のため、他の作品よりも顔見せする機会が多い。本編開始まで戦闘とはほぼ無縁だった中立コロニーとはいえ、新型ガンダムを有する基地や戦闘後の街の警備など、兵士として仕事を卒なくこなしている。
- 機動戦士Ζガンダム
- 主人公達のメインの敵がティターンズであるため、連邦兵達の出番はごく僅か。
- 機動戦士ガンダムF91
- クロスボーン・バンガードの小型モビルスーツ相手に、機体性能の差に加え練度不足もあり、一方的に撃墜されていった。しかも「避難中のシーブック達を威嚇射撃をしようとしてまで戦列に加えようとする」「敵のMSの性能・兵士の練度が自分たちと違うとわかると勝手に撤退する」「足元に民間人がいる状況で発砲し、薬莢で死傷者を出す」「コロニー防衛隊でありながらコロニーの外壁を破壊して内部に侵入する」など、これまた連邦軍の負の面が描かれている。
名台詞
機動戦士ガンダム
- 「無断で君の家に入ったことは謝る。誰も居なかったんでね」
- 第13話より、アムロの実家を無断で占拠していた連邦兵の台詞。ジオン軍の占拠地で孤立しヤケ酒に明け暮れていた訳だが、その他にも難民キャンプの露店に難癖をつける兵士がいるなど、従来のアニメからすればとても味方側の人物のやる事とは思えない行為である。視聴者に対し本作における主人公側の勢力が決して一枚岩でない事を知らしめた。
機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 「はっはっは、こいつ知ってるぞ!放送で世界に恥を晒したポンコツだ!」
- 『一年戦争秘録』第3話より、初めて相対するヅダに対して。調子の良い口振りだが、その実は初の実戦で瞬時に2機の新型機ジムを撃墜されて恐怖し、先に見たプロパガンダを材料に虚勢を張るためだった。しかしそれで勝てるような戦いは無く、結局、ポンコツと蔑んだ相手に対し「化け物」と驚愕した末に全滅するのだった。
- 「ドラム缶の化け物め!」
- 『黙示録0079』第2話より、味方艦に見捨てられただ1機残ったボールの年少兵がオッゴに殴りかかりつつ、これを指して放った台詞。自身も相手も残弾ゼロでまともに戦闘ができない以上、もはや敵愾心を相手に向けてぶつけるより他無かった。これに対しオッゴのエルヴィンも「アジアのスイカ」と殴りかかり、殴り合いの末、エルヴィンの説得を受けた年少兵は投降した。初の実戦を終え、安堵に包まれるエルヴィンだったが…
- 連邦兵A「なんだ!?ドラム缶の親玉か?」
連邦兵B「赤いモビルアーマー!?まさかこんなフィールドに!」 - 『黙示録0079』第3話より、3隻の戦艦を沈め、多数のボールとジムを撃破したビグ・ラングを目の前にして。絶大な火力に加え、機体カラーがかの有名なエースパイロットを象徴する赤だったために、連邦軍の部隊はたまらず撤退した。
- 「ノーサイドってか、レフリーはどこにもいねぇよ!」
- 同上。停戦命令を無視してオッゴに銃口を向けたジム後期型のパイロットの台詞。味方を悉く殺されてきた兵士達の憎悪はもはや無抵抗の相手を皆殺しにする事でしか晴らす事ができなかった。オッゴの撃墜を皮切りに再び戦端が開かれてしまい、マイ達はやむなく生き残るための抵抗を開始する。
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 「おたく、訛りあるけどどこの出身だ?オーストラリア辺りの出か?」
「シドニーねぇ、いい所かい?」 - 第4話より、連邦兵に変装したバーニィとの会話で。ジオン訛りをオーストラリア訛りと勘違いしての会話だが、ここでバーニィが「シドニー生まれのシドニー育ち」「今頃街は雪で真っ白」と、シドニーが南半球に位置し今の時期は真夏である事、それ以前にシドニーがブリティッシュ作戦のコロニー落としで消滅している事を知らずに答えてしまったために、後に潜入が発覚してしまった。
地求人であればシドニーの消滅を知っているはずであるため、ここでの会話はスパイ対策のカマ掛けであったとも受け取れる。 - 「おい!シドニー生まれ!オーストラリアは、今は夏だぞ!」
- 同上。上記の会話が仇となりバーニィ達の潜入が発覚。新型ガンダムを目の前に銃撃戦が始まってしまった。
- 連邦兵A「ザクに乗ってた奴は?」
連邦兵B「バラバラに吹き飛んじまってる、ミンチよりひでぇよ」 - 第6話より、アレックスと相討ちになったザクII改を確認しに行った連邦兵の台詞。ザクがコックピットを突き刺され爆散する光景の直後に、改めてバーニィの死を視聴者に突きつけた痛ましいシーンである。
なお、ネット上で「ミンチよりひでぇや」の記述が散見されるが、上記の通り「よ」が正しい。
機動戦士Ζガンダム
- 「速すぎる…まるで赤い彗星だ…!」
- 第1話より、グリーン・ノア1内部で赤いリック・ディアスと交戦したジムIIパイロットの台詞。幾ら照準を合わせようとしても一瞬でレンジ外に動く赤い機体の動きに舌を巻くパイロットだったが、動きに気を取られて黒いリック・ディアスの接近を許し、直撃弾を受けて撃墜されてしまう。奇しくも赤い機体のパイロットは赤い彗星その人だった。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 「ロンド・ベルだけにいい思いはさせませんよ!」
- 落下するアクシズを押すνガンダムに触発され、アクシズを押す隊列に加わったジェガンパイロットの台詞。額に汗を浮かべながらもサムズアップで応えてみせた。また、ここからネオ・ジオン兵の有名な台詞に繋がり、やがて思いもよらぬ超常現象を引き起こした。
機動戦士ガンダムUC
- (「袖付きめ」……!)
- 第1話より、スタークジェガンを撃墜したマリーダが感じ取った、パイロットの今際の際の台詞。強化人間相手に惜しくも敗れ去ったものの、その奮戦ぶりは同作における名勝負となった。
- (この先には病院がある。これ以上、奴を先に進ませるわけにはいかない。……貴様、まだライフルの弾は残っているな?)
リディ「ええ……」
(よし。なんとか奴の足もとに滑り込んでみる。うまく潜り込めたら、貴様がおれを撃て)
リディ「そんな……!そんなこと――」
(やるんだ 爆風で、あのビームの結界に穴が開いたら御の字だ。いいな、ジェネレーターを直撃するんじゃないぞ)
リディ「待って……!」
(ジュール!母さんの言うことを聞いてな……!) - 原作小説第6巻より、シャンブロの攻撃から身を隠している間のリディとジムIIIパイロットのやり取り。既に死に体の機体で息子の名前と願いを叫びながら、シャンブロに特攻をかける名も無き連邦兵だったが、シャンブロの結界の前に機体諸共焼き尽くされてしまう。しかし、その後リディがユニコーンガンダムと共闘した際、残されていた残骸に攻撃し爆発でシャンブロに損傷を与える事に成功。彼の命を賭けた特攻は決して無駄ではなかった。
機動戦士ガンダムF91
- 「連中は速い!この大型ジェガンタイプじゃ駄目だ!」
- C・V軍の猛攻を受け坑道から撤退中のMS部隊の内、シーブックのF91と接触回線を繋げたジェガンJ型のパイロットの台詞。自分達からすれば標準サイズであろうジェガンを「大型」と言わざるを得ない程、小型モビルスーツの猛攻は熾烈を極めた。