「ドレッドノートガンダム」の版間の差分
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+ | :「EVOLVE../6」にてプレアと共に登場。追撃してくるゲイツ部隊から逃走中、アステロイドに叩きつけられ行動不能に陥るも、機体から幽体離脱するかのように突如Xアストレイの幻影が出現。ゲイツ部隊を殲滅した幻影にその矛先を向けられるも、そこへハイペリオンが介入し幻影と交戦を開始する。戦う事を躊躇って静観していたプレアも遂にハイペリオンと共闘し、幻影の撃破に成功するも、その直後に互いに銃口を向け合ったところでストーリーは終了する。 | ||
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2021年10月16日 (土) 20:32時点における版
ドレッドノートガンダム | |
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外国語表記 | Dreadnought Gundam |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | YMF-X000A |
全高 | 18.21m |
重量 | 67.50t |
主動力 | 核分裂炉 |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 |
開発組織 | ザフト軍 |
所属 | ザフト軍 ⇒ プレア・レヴェリーの個人所有 |
主なパイロット | コートニー・ヒエロニムス ⇒ プレア・レヴェリー |
概要
量子通信等の同軍が当時保有していた最新技術を惜しみなく使用して造られており、ヘリオポリスにて奪取した地球連合軍の4機のGを解析して得た技術も投入されている為、フェイズシフト装甲や小型ビーム兵器が標準装備されている。これは最新技術やGから得た技術の検証等を行う事も視野に入れていた為と考えられる。
開発はゲイツをベースとしているが、これは開発期間を短縮する為。それ故にゲイツと各部の形状が非常によく似ている。バックパックは円柱に似た独特な形状となっており、ここに装備を追加して運用する事も考慮されていたようである。最大の特徴は動力源で、核エンジンを搭載している。本来ならば地球圏ではニュートロンジャマー(NJ)の影響により核分裂技術の産物は一切運用できないのだが、本機はニュートロンジャマーキャンセラー(NJC)を頭部に搭載する事で運用が可能となり、実質的にエネルギー切れによる稼働時間の限界が無くなった。なお、NJCの搭載は本機が初となる。
「ドレッドノート」は「勇敢な人」を意味しており、「プラントを守護する勇敢な機体であれ」という願いを込めて名づけられたとされている。しかし、実は「核という危険なエネルギーで動くこの機体に乗るパイロットは勇敢である」という皮肉の意味もある(なお、十分なシールドが施されているので稼働させても被曝する事はない)。
ザフトでは初のガンダムタイプMSである事から、「プロト・ザフト・ガンダム」とも呼ばれる。後のザフト・ガンダムの開発にも本機の運用データ等が活用された。
なお装備バリエーションとしては、ゲイツヘッドを装着した状態やXアストレイ、ドレッドノートイータなどが存在する。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
- 初登場作品。プレア・レヴェリーの搭乗機として主役を務める。
データ収集を終えた後にNJCと機密パーツのみを残し、他のパーツは全て廃棄処分されるはずだったが、地球のエネルギー問題を解決する手段としてNJCを求めていたマルキオ導師の元へ機体の全パーツがジャンク屋組合経由で送られるようとある人物が密かに手配している。しかしその人物もそれが正しい行動だったかどうか分からなかった為、叢雲劾に情勢の推移を見極めつつ本機の処遇を決定するよう依頼している。その一環で本機の頭部パーツが一時的にサーペントテールに奪取された事もあった。
その後、頭部は返却され、ロウ・ギュールらと行動を共にしていたプレアが搭乗してカナード・パルスのハイペリオンガンダムと交戦し、勝利している。
カナードがメビウスで襲撃してきた際には投降し、オルテュギアに載せられたままとなっていたが、ロウの指示で帰還。Xアストレイにパワーアップされる事となった。 - 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY B
- 『X ASTRAY』以前のデータ収集段階での本機が登場し、コートニー・ヒエロニムスがテストパイロットを務めている。
実戦データを収集すべく劾のゲイツと模擬戦を行っている。また、ラウ・ル・クルーゼもテストパイロットとして搭乗した事があるという資料も存在する。 - GUNDAM EVOLVE
- 「EVOLVE../6」にてプレアと共に登場。追撃してくるゲイツ部隊から逃走中、アステロイドに叩きつけられ行動不能に陥るも、機体から幽体離脱するかのように突如Xアストレイの幻影が出現。ゲイツ部隊を殲滅した幻影にその矛先を向けられるも、そこへハイペリオンが介入し幻影と交戦を開始する。戦う事を躊躇って静観していたプレアも遂にハイペリオンと共闘し、幻影の撃破に成功するも、その直後に互いに銃口を向け合ったところでストーリーは終了する。
装備・機能
特殊機能
- フェイズシフト装甲
- 一定の電圧を持つ電流を流して相転移させる特殊装甲。その際、装甲には色がつく。物理的な衝撃を無効化でき、単独での大気圏突入も可能だが、高出力のビーム兵器の前には無力である。
非展開時は「ディアクティブモード」と呼ばれ、色がグレーのみとなっている。 - ニュートロンジャマーキャンセラー
- ニュートロンジャマーを無効化する装置。
本機に搭載されている物は検証中の物だったのか、効果範囲が機体の周辺にまで及んでいる。ちなみに他のザフト・ガンダムに搭載されている物はデチューンされていて、核エンジンを包み込む程度の効果範囲しかない。 - 換装
- ドラグーンユニットを装着してXアストレイとなる。
武装・必殺攻撃
- MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲
- 頭部側面に左右二対4門内蔵されている。「ピクウス」の名称はキツツキ科の英名「Picus」が由来。ゲイツと同じ物で、主に牽制や迎撃等に使用される。
- MA-M22Y ビームライフル
- 本機の主兵装。ゲイツのビームライフルと比べてサイズがやや大型化している。
後のプロヴィデンスのユーディキウムの原型となった。 - MA-MV04 複合兵装防盾システム
- 大型の実体盾。ゲイツの対ビームシールドを基にしていて、下部にはビームサーベルが内蔵されている。
原型よりもスペックが簡略化されているが、これはフェイズシフト装甲とドラグーンの装備によって複合兵装防盾の必要性が薄くなった為とされる。 - XM1 プリスティス ビームリーマー
- 両腰部に1基ずつ、計2基装着されている誘導兵器「ドラグーン・システム」の一種。ゲイツのエクステンショナルアレスターの後継機で、使用するには高い空間認識能力が要求される。また、「プリスティス」の名称はノコギリエイ科の英名「Pristis」に由来している。端末にはビーム砲が各1門内蔵され、ビームスパイクとしても使用可能。
地球連合軍で実用化されている「ガンバレル」のザフト版といった武装だが、こちらは量子通信での無線制御を実現している為、より高度なオールレンジ攻撃を行える。後部にはケーブルが存在するが、これは単にテスト段階にあるこの武装が運用中に制御不能に陥って失われないようにする為の措置であり、切断されてもコントロールはできる。
対決・名場面
関連機体
装備バリエーション
- ドレッドノートガンダム (ゲイツヘッド)
- 叢雲劾に頭部を奪われた際に、窮余の策としてゲイツの頭部を取り付けた状態。Nジャマーキャンセラーが頭部に存在するため、核エンジンは使用不可能であり、PS装甲も展開していない。武装自体は全て使用可能なはずだが、プリスティスはエネルギー不足のためか使用していない。
- Xアストレイ
- X字型のドラグーンユニットを装備した姿。
- ドレッドノートイータ
- ドレッドノートに大破したスーパーハイペリオンガンダムの武装を移植し、ドラグーンの代わりに特殊武装「イータユニット」を装備した改修機。
系列機・派生機
- ゲイツ
- ベース機。
- ジャスティスガンダム / フリーダムガンダム
- リジェネレイトガンダム/ テスタメントガンダム / プロヴィデンスガンダム
- 開発する際に本機のデータを使用したザフト製ガンダム。
商品情報
ガンプラ