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2023年8月30日 (水) 19:53時点における最新版
リック・ディアスII | |
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外国語表記 | RICK DIAS II |
登場作品 | Ζ-MSV |
デザイナー | 藤田一己 |
スペック | |
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別名 | リック・ディアス改 |
分類 | 攻撃用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | MSA-099-2 |
頭頂高 | 18.52m |
全高 | 24.05m |
本体重量 | 30.7t |
全備重量 | 58.2t |
動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,850kW |
スラスター総推力 | 102,200kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 11,200m |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 |
概要[編集 | ソースを編集]
アナハイム・エレクトロニクス社が第2世代モビルスーツの著しい性能向上に合わせてグリプス戦役後期に開発したリック・ディアスの改良型。別名「リック・ディアス改」とも呼ばれる。
本機は攻撃力や機動性、運動性を中心とした総合性能の向上を目指した機体である。リック・ディアスは頭部にコックピットを持つ構造であったため、胴体内構造の変更に対する自由度は高く改修は容易であった。これを利用してジェネレーター出力の強化が行われており、それに対応するために冷却系の強化も行われ、胴体部に大型のエアインテークが設けられている。この強化に合わせてΖΖガンダムに採用されるダブル・ビーム・ライフルの試作品が装備されている。
その他の箇所も大幅に改良されており、ブースター・バインダー・ユニットを推力を強化した改良型に変更し、脚部スラスターもノズルを外部に露出したタイプとなっている。それに加えて姿勢制御バーニアも増設されており、機動性・運動性共にリック・ディアスから大きく向上している。またガンダムタイプの頭部も存在していたとされる。
カタログスペックでは百式と互角以上の機体となったが、実際に採用されたのはバインダーの改良を主としたシュツルム・ディアスであり、本機は試作機1機が完成したのみでそれ以降の開発は行われず、実戦投入もされなかったとされている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- Ζ-MSV
- 出典元。
- 機動戦士ガンダムF90FF
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ライドレーザーラック
- 背部に備わっているリック・ディアスと同様の機構。両側面にバインダー接続用のクランクマウントが備わっている点は同様だが、大型ノズルの追加に伴いビーム・ピストルはオミットされている。
- ブースター・バインダー・ユニット
- 背部クランクマウントに装着されるバインダー。リック・ディアスのバインダーを強化した装備で、ノズルを大型化した新モデルとなっている。AMBAC肢として機能する点は同様。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 2連装メガ・ビーム・ガン
- 右腕部に装備されている2連装のビーム・ガン。ダブル・ビーム・ライフルの試作品だが、本機の出力はΖΖガンダムと比べてもかなり差がある(こちらの方が低い)ため、威力にも差があると思われる。
- 形状は、模型雑誌『B-CLUB』の作例でデザインされたものと、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V』でダブル・ビーム・ライフルに近い形状にアレンジされたものの2種類が存在する。
- ビーム・サーベル
- リアアーマーに1本装備されているビーム・サーベル。リック・ディアス等と同じエゥーゴ規格品。
- クレイ・バズーカ
- リック・ディアスと同じ携行式のエゥーゴ規格実体弾兵器。敵機そのものの破壊ではなく内部メカの破損等を目的としており、様々な弾頭を発射できる。通常弾も発射可能。ヌーベルエグム所属機が装備している。
- シールド
- ネモ用に開発されたシールド。ヌーベルエグム所属機が装備している。
- バルカン・ファランクス
- 頭部に内蔵されている近接防御用の実体弾機銃。使用時には頭頂部のヘッドカバーを開き、砲身を展開する。ゲーム作品で使用されている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- リック・ディアス
- ベース機。
- シュツルム・ディアス
- この機体は強襲向けに火力と推力の向上を目的とした機体である。この機体が量産されることとなった。
- プロトタイプΖΖガンダム / プロトタイプΖΖガンダムB型
- 本機の武装を基にしたダブル・ビーム・ライフルの試作品を装備した機体。