「ガデッサ」の版間の差分
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2012年10月29日 (月) 20:09時点における版
GNZ-003 ガデッサ(Gadessa)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- デザイナー:柳瀬敬之
- 分類:イノベイター(イノベイド)専用モビルスーツ
- 装甲材質:Eカーボン
- 頭頂高:24.8m(通常形態時)、21.4m(着地形態時)
- 本体重量:60.4t
- 主動力:GNドライヴ[Τ]
- 出力:不明
- 開発組織:イノベイター(イノベイド)
- パイロット:リヴァイヴ・リバイバル
イノベイター(イノベイド)専用の擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。
ガルムガンダムをベースとした本機は砲撃戦を重視した仕様となっており、設計の際にはガンダムヴァーチェのデータも使用されている。
機体制御に脳量子波を使用するシステムやオリジナルの太陽炉に匹敵する性能を持つ改良型の擬似太陽炉を搭載する等その性能は高く、ソレスタルビーイングのガンダムと同等かそれ以上である。脚部も鳥の足のような独特の形になっており、空中や宇宙等での移動を始めとして基本的には爪先立ちのような状態で運用される。砲撃時にはその状態で地面やアステロイドなどに突き刺す事で機体を固定するようになっており、着艦等の場合にのみ展開するようになっている。また、頭部には新たに「ラインセンサー」と呼ばれる線状のセンサーが装備されている。
他にも、イノベイターの生命を守る為に緊急時は擬似太陽炉がコクピットごと機体から分離し、脱出用のコアファイターとなる事が可能な仕組みである。
後にトランザムシステムも搭載された。
本機を始めとする「GNZシリーズ」(「ガ・シリーズ」とも)の多くは頭部にカバーが取り付けられており、それを外すとガンダムタイプの顔が現れるようになっている。これは反ガンダム思想が強い世論やアロウズ等に配慮しての設計である。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
- パイロットはリヴァイヴ・リバイバル。
カティ・マネキン大佐麾下の部隊に配備され、ソレスタルビーイングのガンダムと何度も交戦している。最後はロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)のケルディムガンダムGNHW/Rとの戦闘で撃破された。
ヒリング機も存在する。
装備・機能
特殊機能
- トランザムシステム(TRANS-AM)
- 元々はオリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステムで、機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間がある上、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
当初は搭載していなかったが、後にアニュー・リターナーからもたらされた情報により、本機も使用可能となった。本来は使用後に擬似太陽炉が破損してしまうが、本機のそれにはオリジナル同様に途中解除が可能で、作中では1回の戦闘で2度トランザムを発動させた。 - 大型ブースター
- 本機の追加装備。両脚部に装着し、機動性の向上と航続距離の延伸を図る。劇中では宇宙空間における加速度は78km/sと言われている。
なお、レーザーポインターで自動的に装着されるようになっている。 - 分離
- コクピットごと擬似太陽炉が分離し、コアファイターとなる。
武装・必殺攻撃
- GNバルカン
- 両腕部に1門ずつ内蔵している速射式の小型ビーム砲。主に牽制などに使用される。「GNZシリーズ」の共通武装の一つ。
- GNカッター
- 両肩に2基ずつ、両腕部に1基ずつ装備。刃の表面に薄いGNフィールドを形成して切断力を上げる。これも「GNZシリーズ」の共通武装の一つ。
- GNビームサーベル
- 両腰に1本ずつマウントされている接近戦用の武装。砲撃戦用である本機は接近戦があまり得意でない為、基本的にはそれに対処する為のフェイルセーフとして使用される。
- GNメガランチャー
- 本機の主兵装。ヴァーチェのGNバズーカをベースにしている。通常は大型の3連装GNビームライフルとして使用されるが、ライフルの砲門を展開する事で高出力の粒子ビームを発射する事が可能となる。ただし、威力が高い分、チャージに時間がかかる。エネルギーは両肩に内蔵されているGNコンデンサーから供給されるようになっている。後にランチャー自体にもGNコンデンサーが追加され、チャージ時間が短縮された。