「クロスボーン・ガンダムX-0」の版間の差分
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:前部スカートが変形する事で使用可能になる装備。本体とチェーンで繋がっている。敵機を捕獲したりする時に使う他、投げた武器をこれで掴んで攻撃するといった使い方も可能。 | :前部スカートが変形する事で使用可能になる装備。本体とチェーンで繋がっている。敵機を捕獲したりする時に使う他、投げた武器をこれで掴んで攻撃するといった使い方も可能。 | ||
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+ | :[[ブラックロー運送]]が一年前にカーティスから発注を受けて開発した武器。ムラマサ・ブラスターとピーコック・スマッシャーの機能を併せ持つ複合兵装であり、「バスターモード」と「スマッシャーモード」に変形する。<br />「バスターモード」では片側7本、計14本のビーム刃を展開でき、内蔵された小型ジェネレーターに加えてMS本体からの出力も合わせる事で並みのビーム兵器を凌駕するビーム圧を与えている。これによって相手をビーム・シールドごと切断できる。また先端部にはビーム砲が1門内蔵されている為、大型ビーム・ライフルとしても使用可能。<br />「スマッシャーモード」は「バスターモード」の刀身部をボウガン状に展開し、15門の砲口からビームを一斉に発射する。<br />性能が高い反面、'''MS1機分'''に匹敵する製造コストがかかる。 | ||
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == |
2014年6月22日 (日) 13:23時点における版
型式番号不明 クロスボーン・ガンダム ゴースト(Cross Bone Gundam Ghost)
- 登場作品:機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- デザイナー:カトキハジメ
- 分類:試作型モビルスーツ
- 装甲材質:ガンダリウム合金ハイセラミック複合材
- 頭頂高:15.9m
- 本体重量:9.5t
- 全備重量:24.8t
- 主動力:熱核融合炉
- ジェネレーター出力:5,280kW
- 推力:25,000kg×4(最大30,000kg×4)
- 開発組織:サナリィ
- 主なパイロット:カーティス・ロスコ、ビル
宇宙海賊クロスボーン・バンガードが所有する試作型モビルスーツ。
かつてサナリィが開発したクロスボーン・ガンダムの3番機であり、性能はX1、X2、X3と同等。勿論、コアブロックシステムやX字型スラスターも搭載されている。
外見はX1と酷似しているが、頭部のブレードアンテナはX3のそれと形状がよく似ている。カラーリングはかつてベラ・ロナが搭乗していたビギナ・ギナを髣髴とさせる銀色を基調としており、一説には彼女の専用機だったのではないかとも言われている。
最大の相違点は腹部のダクトの形状で、これは機動の際の推進力に排熱を利用する為のパーツを装備していると考えられているという。ただし、実際には大した効果は無かったようである。
U.C.0153時においては既に旧式化しており、攻撃力はさほど高くなく、またジェネレーター出力もザンスカール帝国の主力機であるゾロアットと同レベルだが、機動性に関しては現在でも全く引けは取らない。
マンサーナ・フロールでの正式コードは「X-0(エックス・オー)」だが、フォント・ボーは「存在しないはずの機体」という意味を込めてか「クロスボーン・ガンダム ゴースト」と勝手に呼んでいる。また一部資料では「クロスボーン・ガンダムX0」と表記される事もある。
なお、本来はこの機体こそが「クロスボーン・ガンダムX3」と呼ばれるはずだったとされる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- パイロットはカーティス・ロスコ。
U.C.0132にサナリィの補給船に補給物資の一つとして積み込まれた。本来はX1、X2と同時に配備されるはずだったが、組立作業の遅延が原因で配備時期がずれ込む事となった。しかし、船が途中で事故にあって難破してしまい、宇宙を漂う事に。それから20年後に船内を調査したカーティスらが発見して入手した。
その後はマンサーナ・フロールの艦載機、そして「クロスボーン・バンガード」を名乗るカーティスらのフラッグシップ機として運用されている。
装備・機能
特殊機能
- ABCマント
- 「アンチ・ビーム・コーティング・マント」の略。蒸発することでエネルギーを打ち消す、言わば対ビーム用のリアクティブアーマーである。ヴェスバーも1発だけなら何とか防げる。
- 分離
- コクピットブロックが分離してコアファイターになる。
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に2門内蔵。主に牽制やミサイルの迎撃等に使用される。
- ビームサーベル
- 両肩に2本格納された武器。
- ビームガン
- ビームサーベルを肩に格納したまま、ビームガンとして使う事が出来る。コアファイター時の唯一の武装。
- バタフライバスター
- 本機の主兵装で、両腰に2挺マウントしている。名称は折り畳みナイフを「バタフライナイフ」と呼称する事が由来。
通常は「ガンモード」と呼ばれる2門の銃口を持つビームライフルとして運用されるが、銃身を折り畳む事で「サーベルモード」となる。カーティスはサーベルモードの二刀流で戦う事も少なくないが、これは本来想定されていない使用法である。
分離・合体して使い分けるザンバスターとどちらが使い勝手が良いかを検証する為に造られたので、性能はザンバスターと全く変わらない。その為、U.C.0153時では最新式ビームシールド相手では全く通用しなくなっている。また、実験用であるが故に本機とX1、X2用に計6挺しか用意されなかった。 - ヒートダガー
- 脚部内に収納され、脚部スラスターの余剰熱で瞬時に加熱する。脛から取り出し手に持つことも可能だが、足の裏から刃だけを出した状態で蹴りつけたり、ダガーそのものを足の裏から射出する使い方も多い。
本機の物は他の3機とは形状が異なっている。 - ブランドマーカー
- 先端にビームを収束させた格闘武装。攻撃を受けるとX字型の傷が付く。
- ビームシールド
- ブランドマーカーの出力を上げる事でビームシールドとしても使用可能。発生基は取り外しが可能で、外してもしばらくは内蔵バッテリーでビームを展開出来る。
- シザーアンカー
- 前部スカートが変形する事で使用可能になる装備。本体とチェーンで繋がっている。敵機を捕獲したりする時に使う他、投げた武器をこれで掴んで攻撃するといった使い方も可能。
- 多目的攻撃兵装「クジャク」
- ブラックロー運送が一年前にカーティスから発注を受けて開発した武器。ムラマサ・ブラスターとピーコック・スマッシャーの機能を併せ持つ複合兵装であり、「バスターモード」と「スマッシャーモード」に変形する。
「バスターモード」では片側7本、計14本のビーム刃を展開でき、内蔵された小型ジェネレーターに加えてMS本体からの出力も合わせる事で並みのビーム兵器を凌駕するビーム圧を与えている。これによって相手をビーム・シールドごと切断できる。また先端部にはビーム砲が1門内蔵されている為、大型ビーム・ライフルとしても使用可能。
「スマッシャーモード」は「バスターモード」の刀身部をボウガン状に展開し、15門の砲口からビームを一斉に発射する。
性能が高い反面、MS1機分に匹敵する製造コストがかかる。
対決・名場面
関連機体
- クロスボーン・ガンダムX1
- 兄弟機。
- クロスボーン・ガンダムX1改
- クロスボーン・ガンダムX1改・改
- クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク
- クロスボーン・ガンダムX1フルクロス
- クロスボーン・ガンダムX2
- 兄弟機。
- クロスボーン・ガンダムX2改
- クロスボーン・ガンダムX3
- 兄弟機。
- フリント
- クロスボーン・ガンダムの地球圏仕様機。