「ガンダムマックスター」の版間の差分

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[[第13回ガンダムファイト]]用に開発された[[ネオアメリカ]]の代表[[モビルファイター]]。[[ガンダムファイター]]はボクシングのコロニーチャンピオンである[[チボデー・クロケット]]。
 
[[第13回ガンダムファイト]]用に開発された[[ネオアメリカ]]の代表[[モビルファイター]]。[[ガンダムファイター]]はボクシングのコロニーチャンピオンである[[チボデー・クロケット]]。
  
機体にはアメリカを象徴する要素が数多く取り入れられており、カラーリングは祖国の国旗に用いられている青、赤、黄色、白を基調としている。機体デザインはアメリカンフットボールの選手を模しており、頭部はフットボールのヘルメットを模した丸みを帯びた形状でフェイスガードが設けられている他、胸部や肩部はプロテクターを模した装甲が施されており耐衝撃性に優れている。また、装備についてもボクシング要素であるファイティングナックル、ガンマン要素であるギガンティックマグナム、サーファー要素であるシールドなどがある。
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ボクサーやアメフト、ガンマンやサーファーといったアメリカを象徴する意匠が盛り込まれているのが特徴であり、チボデーが得意とするボクシングの腕前を最大限に発揮できるよう設計されている。
  
また、ファイターであるチボデーのファイティングスタイルに合わせたボクサーモードの変形機構を備えており、防御力を犠牲にすることでフットワークを向上させることができる。また、チボデーの精神が明鏡止水の境地に達すると機体が金色に輝く。
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攻撃力に重点を置いたパワフルな機体で、強力なパンチ力はかすめるだけでも大ダメージを与える事が出来る。適応能力や索敵能力は低いが、それを装甲の厚さでカバーしており、同時にスピーディーなバトルを可能とするためにボクサーモードが用意されている。
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頭部はアメリカンフットボールのヘルメットを模した形状をしており、[[ガンダムファイト]]での頭部ダメージを軽減させる目的でフェイスガードが装備されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[超級!機動武闘伝Gガンダム]]
 
;[[超級!機動武闘伝Gガンダム]]
 
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;[[機動武闘伝Gガンダム外伝 天地天愕]]
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:『Gガン』第25話直後の[[ダーク・シャッフル]]との戦いが描かれた。決勝大会開会式に突如として現れたダーク・シャッフルの一員である[[初代]]の[[ガンダムゴングジョー]]と一騎打ちするも相手の必殺技「歴代パンチ」の前に大苦戦。しかし、[[シュバルツ・ブルーダー|シュバルツ]]達の活躍により決勝大会用のギミックである装甲の分離機能が解放。新必殺技アポロパンチでガンダムゴングジョーを一発KOにし撃破した。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
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;[[モビルトレースシステム]]
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:モビルファイターの標準装備としてバーチャルコクピットシステムと共に搭載が義務付けられている操縦システム。ガンダムファイトの理念である「人機一体」を体現するシステムであり、搭乗者の挙動を正確に反映し、逆に機体が受けるダメージを搭乗者に伝える機能が存在する。
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;コアランダー
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:バックパックとコクピットシステムが一体化した搭乗/脱出兼用のホバー型車両で、ガンダムファイターの移動手段としても使用される。搭載が義務付けられている訳ではないが、各国の工業力やセンスが発揮されるユニットでもある。
 
;ボクサーモード
 
;ボクサーモード
:胸部と肩部のアーマーを排除したスピード重視形態。変形時に胸部装甲を分離し、肩部装甲をボクシンググローブのように両手に装備する事で文字通りボクサーのような外見となる。肩部装甲にはバーニアが内臓されており、パンチの威力を上げることができる。<br/>[[ガンプラ]]「HGFC ガンダムマックスター」ではアンクルガードなどの装甲も分離する事でさらに軽量化するキットオリジナルのギミックが追加されている。
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:スピーディーなバトルを可能とするための形態。胸部のプロテクターを取り外し、肩アーマーを腕部に装着する事でこの形態となる。防御力を犠牲にして機動性を向上させる事が可能で、変形と呼ぶにはシンプルな構造だが、フットワークの強化による戦闘力の増強は大きな効果を発揮した。<br/>[[ガンプラ]]「HGFC ガンダムマックスター」ではアンクルガードなどの装甲も分離する事でさらに軽量化するキットオリジナルのギミックが追加されている。『天地天愕』でも披露し、対峙した初代に「今までの3倍早い」と言わしめた。
;コアランダー
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;ハイパーモード
:背部にドッキングしてバックパック兼コックピットとなる車輌。
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:チボデーの精神状態が極限まで高まった際に発動するパワーアップ形態。チボデーの気迫に呼応するように機体が黄金に輝き、機体性能が格段に上昇する。
  
 
=== 武装 ===
 
=== 武装 ===
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:頭部に2門内臓されている機関砲。
 
:頭部に2門内臓されている機関砲。
 
;ギガンティックマグナム
 
;ギガンティックマグナム
:両腰部に2丁装備されているビーム拳銃。グリップにエネルギーパックを収納する構造でマガジンに残弾が表示される。また、マウント時にはグリップが折り畳まれる。早撃ちが得意なチボデーは主にデビルガンダムを巡る戦いで使用した他、[[グランドガンダム]]戦では[[ガンダムローズ]]のローゼス・ビットを弾丸として用い、トドメの一撃を放った。
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:腰に装備された二丁の小型拳銃。超硬素材の装甲を撃ち抜く威力を有し、連射性にも優れている。非使用時にはグリップを折りたたんで腰部サイドアーマーにマウントされる。<br/>主に[[デビルガンダム]]を巡る戦いで使用した他、[[グランドガンダム]]戦では[[ガンダムローズ]]のローゼス・ビットを弾丸として使用している。
 
;ファイティングナックル
 
;ファイティングナックル
:両腕部に装備されているナックルガード。使用時に変形して肘から拳の前面に展開し、マニピュレーターを保護すると共にパンチの打撃力を向上させる。
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:両腕部に装備されているナックルガード。肘に装備されたブロックを拳に移動させてパンチを繰り出す。
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;グラブ
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:ボクサーモード時には本体から分離させた両肩プロテクターをグラブとして前腕部に装着する事が可能。この状態ではプロテクターに内蔵したスラスターによってパンチ力が強化される。
 
;シールド
 
;シールド
:携行して装備する大型シールド。サーフボードのように上に乗る事で移動用トランスポーターとして使用でき、基部のジョイントパーツで足を固定し、シールド上部のスラスターで飛行する。チボデーのファイティングスタイルと合わないためか劇中ではシールドとしてでなく、移動用としてのみ使用されていた。
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:高速移動用トランスポーターの機能を有するシールド。サーフボードのように搭乗し、飛行だけでなく水上移動も可能。シールドとしてはマニピュレーターで保持する方式で、本機のボクシングスタイルとは相性が悪かった事もあってか、ほとんど使用される事はなかった。
  
 
=== 技・必殺技 ===
 
=== 技・必殺技 ===
 
;サイクロンパンチ
 
;サイクロンパンチ
:パンチで竜巻を放つ技。ファイティングモード、ボクサーモードの両形態で使用可能。
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:パンチに竜巻状のエネルギーを乗せて撃ち出す技。放出されたエネルギーは目標を貫通するほどの威力を有する。ファイティングモード、ボクサーモードの両形態で使用可能。
 
;バーニングパンチ
 
;バーニングパンチ
:ボクサーモードで放つ技。基本的にストレートパンチだが炎を放つ場合もある。
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:[[ギアナ高地]]での[[シャイニングガンダム]]との修行で会得した必殺技。グラブを装着して放つ渾身のパンチで、パンチと共に渦巻く炎を放ち相手に叩きつける。パンチを連発し連続で火炎弾を放つ事も可能。ジェスターガンダム戦など名前に反して普通のストレートパンチの場合もある。
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;アポロパンチ
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:『天地天愕』で披露した新必殺技。多段式ロケットの要領で脚部、腰部、胸部の順に3段階分離しロケット噴射とブースター噴射により急激に加速。その加速と共に繰り出されるパンチで相手を粉砕する。ただ、下半身と引き換えにして繰り出すため、技を放った後は身動きが取れなくなる諸刃の剣でもある。
 
;豪熱マシンガンパンチ
 
;豪熱マシンガンパンチ
 
:[[ギアナ高地]]の修行で会得した新必殺技。ファイティングモード、ボクサーモードの両形態で使用可能。1秒間に10発分のパンチと衝撃波を発生させる技。
 
:[[ギアナ高地]]の修行で会得した新必殺技。ファイティングモード、ボクサーモードの両形態で使用可能。1秒間に10発分のパンチと衝撃波を発生させる技。
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
*[http://www.g-gundam.net/mf/04.html ガンダムマックスター - モビルファイター紹介]
+
*[https://g-gundam.net/mf/detail.php?id=4 ガンダムマックスター|モビルファイター]
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==

2024年8月14日 (水) 07:09時点における最新版

ガンダムマックスター
外国語表記 Gundam Maxter
登場作品 機動武闘伝Gガンダム
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 第13回ガンダムファイトモビルファイター
登録番号 GF13-006NA
全高 16.3m
重量 7.3t
装甲材質
機体制御システム モビルトレースシステム
開発組織 ネオアメリカ
所属
ガンダムファイター チボデー・クロケット
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概要[編集 | ソースを編集]

第13回ガンダムファイト用に開発されたネオアメリカの代表モビルファイターガンダムファイターはボクシングのコロニーチャンピオンであるチボデー・クロケット

ボクサーやアメフト、ガンマンやサーファーといったアメリカを象徴する意匠が盛り込まれているのが特徴であり、チボデーが得意とするボクシングの腕前を最大限に発揮できるよう設計されている。

攻撃力に重点を置いたパワフルな機体で、強力なパンチ力はかすめるだけでも大ダメージを与える事が出来る。適応能力や索敵能力は低いが、それを装甲の厚さでカバーしており、同時にスピーディーなバトルを可能とするためにボクサーモードが用意されている。

頭部はアメリカンフットボールのヘルメットを模した形状をしており、ガンダムファイトでの頭部ダメージを軽減させる目的でフェイスガードが装備されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動武闘伝Gガンダム
初登場作品。第2話でドモンの2番目の対戦相手として初登場し、ドモンを暗殺しようとするネオアメリカ国防総省のダグラスらを成敗しシャイニングガンダムと対戦。必殺のパンチをシャイニングフィンガーで打ち砕かれ敗北するも、応援するニューヨークの市民のためにガンダムファイト続行を誓った。シャッフル同盟の一員となった後はドモン達と時には仲間として、時にはライバルとして戦って切磋琢磨しあい、やがてネオホンコンの決勝大会に出場。新必殺技「豪熱マシンガンパンチ」でドモンに挑み、死闘の末、敗れた。その後もシャッフル同盟の一員としてデビルガンダム事件収束のために戦い続け、仲間達と共に平和を勝ち取った。
超級!機動武闘伝Gガンダム
機動武闘伝Gガンダム外伝 天地天愕
『Gガン』第25話直後のダーク・シャッフルとの戦いが描かれた。決勝大会開会式に突如として現れたダーク・シャッフルの一員である初代ガンダムゴングジョーと一騎打ちするも相手の必殺技「歴代パンチ」の前に大苦戦。しかし、シュバルツ達の活躍により決勝大会用のギミックである装甲の分離機能が解放。新必殺技アポロパンチでガンダムゴングジョーを一発KOにし撃破した。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

モビルトレースシステム
モビルファイターの標準装備としてバーチャルコクピットシステムと共に搭載が義務付けられている操縦システム。ガンダムファイトの理念である「人機一体」を体現するシステムであり、搭乗者の挙動を正確に反映し、逆に機体が受けるダメージを搭乗者に伝える機能が存在する。
コアランダー
バックパックとコクピットシステムが一体化した搭乗/脱出兼用のホバー型車両で、ガンダムファイターの移動手段としても使用される。搭載が義務付けられている訳ではないが、各国の工業力やセンスが発揮されるユニットでもある。
ボクサーモード
スピーディーなバトルを可能とするための形態。胸部のプロテクターを取り外し、肩アーマーを腕部に装着する事でこの形態となる。防御力を犠牲にして機動性を向上させる事が可能で、変形と呼ぶにはシンプルな構造だが、フットワークの強化による戦闘力の増強は大きな効果を発揮した。
ガンプラ「HGFC ガンダムマックスター」ではアンクルガードなどの装甲も分離する事でさらに軽量化するキットオリジナルのギミックが追加されている。『天地天愕』でも披露し、対峙した初代に「今までの3倍早い」と言わしめた。
ハイパーモード
チボデーの精神状態が極限まで高まった際に発動するパワーアップ形態。チボデーの気迫に呼応するように機体が黄金に輝き、機体性能が格段に上昇する。

武装[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部に2門内臓されている機関砲。
ギガンティックマグナム
腰に装備された二丁の小型拳銃。超硬素材の装甲を撃ち抜く威力を有し、連射性にも優れている。非使用時にはグリップを折りたたんで腰部サイドアーマーにマウントされる。
主にデビルガンダムを巡る戦いで使用した他、グランドガンダム戦ではガンダムローズのローゼス・ビットを弾丸として使用している。
ファイティングナックル
両腕部に装備されているナックルガード。肘に装備されたブロックを拳に移動させてパンチを繰り出す。
グラブ
ボクサーモード時には本体から分離させた両肩プロテクターをグラブとして前腕部に装着する事が可能。この状態ではプロテクターに内蔵したスラスターによってパンチ力が強化される。
シールド
高速移動用トランスポーターの機能を有するシールド。サーフボードのように搭乗し、飛行だけでなく水上移動も可能。シールドとしてはマニピュレーターで保持する方式で、本機のボクシングスタイルとは相性が悪かった事もあってか、ほとんど使用される事はなかった。

技・必殺技[編集 | ソースを編集]

サイクロンパンチ
パンチに竜巻状のエネルギーを乗せて撃ち出す技。放出されたエネルギーは目標を貫通するほどの威力を有する。ファイティングモード、ボクサーモードの両形態で使用可能。
バーニングパンチ
ギアナ高地でのシャイニングガンダムとの修行で会得した必殺技。グラブを装着して放つ渾身のパンチで、パンチと共に渦巻く炎を放ち相手に叩きつける。パンチを連発し連続で火炎弾を放つ事も可能。ジェスターガンダム戦など名前に反して普通のストレートパンチの場合もある。
アポロパンチ
『天地天愕』で披露した新必殺技。多段式ロケットの要領で脚部、腰部、胸部の順に3段階分離しロケット噴射とブースター噴射により急激に加速。その加速と共に繰り出されるパンチで相手を粉砕する。ただ、下半身と引き換えにして繰り出すため、技を放った後は身動きが取れなくなる諸刃の剣でもある。
豪熱マシンガンパンチ
ギアナ高地の修行で会得した新必殺技。ファイティングモード、ボクサーモードの両形態で使用可能。1秒間に10発分のパンチと衝撃波を発生させる技。
シャッフル同盟拳
シャッフル同盟5人の力を合わせて放つ合体技。各ガンダムファイターの気を最大限に高め、エネルギーの弾を撃ち込む。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

シャイニングガンダム
ジェスターガンダム
ゴッドガンダム
グランドガンダム

関連機体[編集 | ソースを編集]

ジャングル戦仕様ガンダムマックスター
ガンプラ旧キット「HG 1/100 ガンダムマックスター」のインストに掲載されているカラーバリエーション。上半身に迷彩塗装が施されている。
ガンダムマックスリボルバー
『超級!』で用意された決勝大会用の後継機。
ガンダムマックスター (DG細胞浸食)
『超級!』で登場。本機がDG細胞に浸食され変貌した姿。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

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資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]