「闇夜のフェンリル隊」の版間の差分
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:レンチェフと共に合流した隊員。階級は軍曹。叩き上げのベテラン軍人。 | :レンチェフと共に合流した隊員。階級は軍曹。叩き上げのベテラン軍人。 | ||
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:ソフィと共に配属された隊員。階級は少尉。ワイルドな性格で、銃火器の扱いに長じている。 | :ソフィと共に配属された隊員。階級は少尉。ワイルドな性格で、銃火器の扱いに長じている。 | ||
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:隊のメカニック。 | :隊のメカニック。 |
2024年9月1日 (日) 09:03時点における版
闇夜のフェンリル隊(Midnight Fenrir Corps)
『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』に登場するジオン公国軍の特殊実験部隊。通常は「フェンリル隊」と呼称される。ゲラート・シュマイザーがキシリア・ザビの承認を得て創設した部隊で、戦術指揮官、攻撃チーム、メカニックなどで構成されている。
モビルスーツの少数編成部隊による先行偵察、奇襲、強襲作戦、防衛など多彩な任務の検証と運用を目的としている。突撃機動軍所属であるが、地上では北米方面軍と共に行動している。部隊の定数規定は無いらしく、度々MSパイロットが転属してきている。
宇宙世紀0079年3月11日の第2次降下作戦が初陣となり、本隊より先行して降下し北米地区攻略の橋頭堡となる敵航空基地の制圧に成功している。その後はキャリフォルニアベース攻略部隊の支援を行なった。キャリフォルニアベース攻略戦では地下施設へと繋がる水路から侵入し、地下ドックと潜水艦を無傷で確保する任務を成功させたが、1隻の潜水艦を取り逃している。その後しばらくは膠着状態が続いていたが、ガルマ・ザビの要請でホワイトベースが潜伏していると思われる地区の探索を行うこととなる。だがフェンリル隊が探索した地区にはホワイトベースはおらず、ガルマは本隊と共にホワイトベースと交戦して戦死してしまった。
その後はマ・クベからの要請でオデッサの支援に向かうこととなり、向かう途中のゴビ砂漠で補給基地が連邦軍に包囲されていたためこれを救助している。オデッサに移動している途中でオデッサ地区指令本部から、勢力圏内を移動中のホワイトベースの探索とデータ収集を行う任務が与えられ、これを成功させた。
11月7日にはオデッサでレビル本隊が展開している戦区の最前線を受け持ち、黒い三連星がホワイトベースを仕留めて前線に戻ってくるまでの間、敵の侵攻を食い止める任務が与えられた。だが黒い三連星が前線に戻ることはなく、戦闘の最中にもかかわらず最優先命令として指定ポイントへの移動が命じられる。そこでの任務はマ・クベが乗るザンジバル級が発進するまでの護衛任務で、任務後は指揮系統を失い防衛ラインが突破されたオデッサから後退することとなり、撤退中に身動きが取れなくなったダブデの乗員を救出した後、合流ポイントからユーコン級でキャリフォルニアベースへと帰還した。
11月30日にはジャブロー攻略作戦に参加し、本隊に先行して降下しジャブロー内部への侵入経路の特定を行うこととなった。発見した入口から基地内部に侵入するが、基地司令部には通じておらず、宇宙艦艇の発着場でブランリヴァルを発見する。そのためブランリヴァルの破壊に作戦を変更し、損害を与えている。さらにガンダム6号機と交戦となるが、未完成だったこともあり撃破している。しかし、他の部隊が後退しはじめたためフェンリル隊も撤退している。
連邦軍の北米に対する反攻作戦が開始された際にはキャリフォルニアベースの防衛に参加していたが、次第に劣勢となり12月13日には包囲される寸前となっていた。その間、基地は兵員や物資を宇宙に送り出しており、残り1機のHLVを残すのみとなっていた。フェンリル隊抜きでは発射場を守り抜ける見込みがなかったため地上に残ることを選び、隊員は最後のHLVを送り出すために最後まで発射場の防衛を行うこととなる。完成したガンダム6号機とも交戦となるが、これを退け連邦軍を一時的に撤退させ、HLVを無事に発射させることに成功する。
キャリフォルニアベースでの戦闘継続が不可能と判断した後には友軍と共に残っていた潜水艦隊と合流し、アフリカ戦線へと脱出している。アフリカ戦線に到着した後は連邦軍の補給部隊や補給基地を襲って進み、救援要請を出していた友軍を救出してアフリカ戦線の基地に到着し、そこで終戦を迎えている。
登場作品
- ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079
- 初登場作品。
- GUNDAM LEGACY
- 第3話より登場。一年戦争末期、アフリカでデザート・ロンメルと合流し、ロンメル隊と共闘する姿が描かれている。終戦後、隊員はジオン共和国に帰還したものと残党組織「狼の鉄槌」に参加したものに別れた。
- 機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
- 第12話~第13話のデモシーンにゲラートとル・ローアが登場。作戦会議の場においてPS2用ソフト『ガンダム戦記』のMS特務遊撃隊、Wii用ソフト『MS戦線0079』に登場したブラウアー隊と競演した。第13話では他の部隊と共に基地防衛を担い、防衛時にノイジー・フェアリー隊に対し「援護感謝する。さすがハーピーの娘達だ」と伝言を残した。
構成員
- ゲラート・シュマイザー
- 隊長。階級は少佐。元はMSパイロットだったが、緒戦時に目を負傷。以降はフェンリル隊発足に合わせて指揮官に専念している。
- ル・ローア
- 隊員。階級は少尉。士官学校を主席で卒業したエリートで、行動面でのリーダーを担当する。
- マット・オースティン
- 隊員。階級は軍曹。ジオン国防軍時代から身を置く叩き上げ。上官であっても新人には厳しい。
- ニッキ・ロベルト
- 新米隊員。階級は少尉。当初は単なるお荷物と思われていたが、腕は並以上で幾多の戦いで大きく成長することとなる。
- シャルロッテ・ヘープナー
- 新米隊員。階級は少尉。同じ新米のニッキをライバル視している。パイロットとして配属されたが、オペレーターを務めることもある。
- リィ・スワガー
- オデッサ支援の前に合流した隊員。階級は曹長。以前はアフリカ戦線に配属されており、索敵技術にも優れる。
- レンチェフ
- オデッサ防衛戦の前に合流した隊員。階級は少尉。対MS接近戦闘のエキスパートだが、残忍な面を持つ。スペースノイド至上主義が目立つ苛烈な人物で、戦後も残党として抵抗し続けた。
- マニング
- レンチェフと共に合流した隊員。階級は軍曹。叩き上げのベテラン軍人。
- ソフィ・フラン
- ジャブロー攻略作戦前に配属された隊員。階級は少尉。物静かな性格だが、戦闘では重MSならではの圧力で敵を粉砕する。
- サンドラ
- ソフィと共に配属された隊員。階級は少尉。ワイルドな性格で、銃火器の扱いに長じている。
- ミガキ
- 隊の整備班長。もとは本国でも優秀なテクノクラートだったが、エリートコースへの道を自ら絶ち、この部隊へと配属された。班長になって以降も前職でのコネクションを活かして隊を支援している。
- メカニック
- 隊のメカニック。
- オペレーター
- シャルロッテがパイロットを務める際に担当するオペレーター。
保有戦力
関連項目
- エイガー
- 度々フェンリル隊の前に立ちはだかる連邦軍のMSパイロット。