「サイコ・ザクMk-II」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[南洋同盟]]が[[ザクII]]をベースに開発した量産型[[モビルスーツ]][[J・J・セクストン]]が持ち出したRPD(リユース・サイコ・デバイス)の実験データを元に、セクストンが主導となって開発した。
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[[南洋同盟]]が[[ザクII]]をベースに開発した量産型[[モビルスーツ]]。開発は[[J・J・セクストン]]の主導によって行われ、彼が[[リビング・デッド師団]]から持ち出したRPD(リユース・サイコ・デバイス)の実験データが導入されている。
  
当初機体自体は完成したものの、地上では実験データを他のパイロットに適応させることができなかったため、操縦できる者がいない状態であった。だが、[[サイコ・ザク]]のパイロットであった[[ダリル・ローレンツ|ダリル]]とRPDの開発者である[[カーラ・ミッチャム|カーラ]]が帰順したことで開発が進められ、完成に至った。
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機体自体は早い段階で完成していたものの、地上では実験データを他のパイロットに適応させることができなかったため、操縦できる者がいない状態であった。だが、[[サイコ・ザク]]のパイロットであった[[ダリル・ローレンツ|ダリル]]とRPDの開発者である[[カーラ・ミッチャム|カーラ]]が南洋同盟に帰順したことで開発が進展し、完成に至った。
  
 
完成した機体の内[[サイコ・ザクMk-II試験機|試作1号機]]と2号機を除くフレーム状態の32機はシャトルで宇宙に打ち上げられ、宇宙用に調整されると共に装甲が取り付けられた。
 
完成した機体の内[[サイコ・ザクMk-II試験機|試作1号機]]と2号機を除くフレーム状態の32機はシャトルで宇宙に打ち上げられ、宇宙用に調整されると共に装甲が取り付けられた。
  
基本的にはサイコ・ザクと同様の機体であり装備も重装備となっているが、機体各部の関節構造が見直されており、可動範囲が広がっている。また、胸部・右肩シールド・フロントスカートに機体番号が描かれている。ダリル機のみ右肩シールドに自身のパーソナルエンブレムが描かれている。
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宇宙用の機体は基本的にはサイコ・ザクと同様の機体であり装備も重装備となっているが、機体各部の関節構造が見直された結果、可動範囲が向上している。また、胸部・右肩シールド・フロントスカートに機体番号が描かれている。ダリル機のみ右肩シールドに自身のパーソナルエンブレムが描かれている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;リユース・P(サイコ)・デバイス
 
;リユース・P(サイコ)・デバイス
:パイロットの神経の電気信号を直接機体に伝えるシステム。これにより人機一体になることが可能になるが、その為には四肢全てを義肢化しなければならない。動作を考えるだけで機体が動くので訓練が浅い者でも十分に戦果が取れるようになる。なお、名称にサイコという文字があるが[[サイコミュシステム]]とは関係がない。
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:パイロットの神経の電気信号を、義肢を介して直接機体に伝達するインターフェースシステム。「考える」だけで機体が動作する為、訓練経験の浅いパイロットでも十分に戦果が取れるようになるが、その性能をフルに発揮する為にはパイロットの四肢全てを義肢化しなければならない。なお、名称に「サイコ」とあるが[[サイコミュシステム]]の近似技術という訳ではない。
 
;サブアーム
 
;サブアーム
 
:大型ランドセルに2基装備されている簡易マニピュレータ。リユース・P・デバイスにより武装の保持や交換だけでなく、使用も可能としている。
 
:大型ランドセルに2基装備されている簡易マニピュレータ。リユース・P・デバイスにより武装の保持や交換だけでなく、使用も可能としている。
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;ヒート・ホーク
 
;ヒート・ホーク
 
:手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。非使用時には大型ランドセルに懸架される。
 
:手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。非使用時には大型ランドセルに懸架される。
;マシンガン
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;ダブル・トマホーク
:小型のマシンガン。[[エイプリル]]機がサブアームに装備。
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:[[ジオン残党]]と合流したダリル機が装備していた加熱式の両刃実体斧。
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;MMP-50マシンガン
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:対MS用のマシンガン。[[エイプリル]]機がサブアームに装備。
 
;シールド
 
;シールド
 
:主に[[グフ (サンダーボルト版)|グフ]]が装備している実体シールド。エイプリル機がサブアームに装備。
 
:主に[[グフ (サンダーボルト版)|グフ]]が装備している実体シールド。エイプリル機がサブアームに装備。

2021年1月10日 (日) 00:04時点における最新版

サイコ・ザクMk-II
外国語表記 Psycho Zaku Mk-II
登場作品 機動戦士ガンダム サンダーボルト
デザイナー 太田垣康男
テンプレートを表示
スペック
分類 量産型モビルスーツ
型式番号 MS-06R
主動力 熱核融合炉
開発組織 南洋同盟
開発拠点 タール火山基地
所属 南洋同盟
主なパイロット ダリル・ローレンツ (2号機)
ビビ・ベンソン (7号機)
ハンク (5号機)
エイプリル (6号機)
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概要[編集 | ソースを編集]

南洋同盟ザクIIをベースに開発した量産型モビルスーツ。開発はJ・J・セクストンの主導によって行われ、彼がリビング・デッド師団から持ち出したRPD(リユース・サイコ・デバイス)の実験データが導入されている。

機体自体は早い段階で完成していたものの、地上では実験データを他のパイロットに適応させることができなかったため、操縦できる者がいない状態であった。だが、サイコ・ザクのパイロットであったダリルとRPDの開発者であるカーラが南洋同盟に帰順したことで開発が進展し、完成に至った。

完成した機体の内試作1号機と2号機を除くフレーム状態の32機はシャトルで宇宙に打ち上げられ、宇宙用に調整されると共に装甲が取り付けられた。

宇宙用の機体は基本的にはサイコ・ザクと同様の機体であり装備も重装備となっているが、機体各部の関節構造が見直された結果、可動範囲が向上している。また、胸部・右肩シールド・フロントスカートに機体番号が描かれている。ダリル機のみ右肩シールドに自身のパーソナルエンブレムが描かれている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム サンダーボルト

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

リユース・P(サイコ)・デバイス
パイロットの神経の電気信号を、義肢を介して直接機体に伝達するインターフェースシステム。「考える」だけで機体が動作する為、訓練経験の浅いパイロットでも十分に戦果が取れるようになるが、その性能をフルに発揮する為にはパイロットの四肢全てを義肢化しなければならない。なお、名称に「サイコ」とあるがサイコミュシステムの近似技術という訳ではない。
サブアーム
大型ランドセルに2基装備されている簡易マニピュレータ。リユース・P・デバイスにより武装の保持や交換だけでなく、使用も可能としている。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ジャイアント・バズ
大口径のバズーカ。主にリック・ドムが装備している物。大型ランドセルに最大3挺装備可能。
ザク・バズーカ
対艦用のバズーカ。マガジン式に改良されている。大型ランドセルに最大3挺装備可能で、予備マガジンも装備される。
ザク・マシンガン
ドラムマガジン式の口径120mmマシンガン。大型ランドセルに2挺装備可能で、予備マガジンも装備される。
シュツルム・ファウスト
命中率は悪いが威力の高いロケットランチャー。大型ランドセルに3基装備可能。
ヒート・ホーク
手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。非使用時には大型ランドセルに懸架される。
ダブル・トマホーク
ジオン残党と合流したダリル機が装備していた加熱式の両刃実体斧。
MMP-50マシンガン
対MS用のマシンガン。エイプリル機がサブアームに装備。
シールド
主にグフが装備している実体シールド。エイプリル機がサブアームに装備。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ザクII (サンダーボルト版)
ベース機。
サイコ・ザク
オリジナル。
サイコ・ザクMk-II試験機
試作1号機。
パーフェクト・ガンダム (サンダーボルト版)
2号機をガンダムのパーツで改修した機体。

リンク[編集 | ソースを編集]