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[[木星共和国]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。「[[サウザンド・カスタム]]」の1機で、土偶のような姿をしている。<br />本機は同時期に運用されていた他の[[MS]]の多くがビーム兵器をメインウェポンとするあまり、直線的な弾道を描く兵器とそれへの対応策のみに特化していて、曲線的な弾道を描く兵器への対処が全く考慮されていない点に注目して開発された。機体内部には多数の小型ミサイルを搭載しており、直線と曲線の弾道をとるものを織り交ぜて大量に発射する事で相手の虚を突いた攻撃が可能。また、発射したミサイルが自身にも多少は当たる事も考慮しており、装甲は非常に堅牢である。<br />フェイスカバーを展開して放熱も行える。
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== 概要 ==
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[[木星共和国]]が開発した「[[サウザンド・カスタム]]」の1機。[[ビーム・シールド]]や[[ビーム・ライフル]]に特化した[[宇宙世紀]]0153年代の[[モビルスーツ]]の武装の死角を突く事をコンセプトに大量の小型ミサイルを搭載した、ミサイルタンクとも呼べる機体であり、その外見は遮光器土偶を彷彿とさせる。
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搭載されたミサイルは遠隔誘導装置等の複雑なシステムは内蔵されておらず、極端に小型化されているが、一定の割合で反転や旋回運動を行う物が含まれており、虚を突かれた相手は全身をビーム・シールドで覆う程の機体でない限り、被弾は免れない。ミサイルそのものは小型の為、その殺傷力は必殺ではないが、機動力を失ったMSが次の攻撃を回避する事はありえない為、そこを一機ずつ狙う事で敵を撃破する。
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そのコンセプトの性質上、ある程度自弾を被弾する事が前提である為、強靭な防御装甲を有している。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
 
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:月での戦闘で[[リガ・ミリティア]]と交戦しており、多数の[[ジャベリン]]を撃墜。[[ミート オブ トゥーン]]でも[[ヘビーガン]]部隊を攻撃している。
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:第47話に[[讃美歌の国]]によって複製された機体が登場。パイロットは[[ガル・グレー]]。[[エバンス・ジルベスター|首切り王]]の命で病院船を攻撃し、それを止めにきた[[レオ・テイル|レオ]]の[[ブラン・ファントム|ブラン・リオン]]と交戦。病院船ごと攻撃することで優位に立ち撃破寸前まで追い詰めるが、ミサイル発射口にビームを撃ち込まれ内部のミサイルが爆発したことで撃破された。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
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;ミサイル
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;マイクロ・ミサイル
:機体内部に多数搭載されており、腹部に4基の発射管が存在する。搭載数を優先したのかかなり過度な小型化が行われ、一発辺りの威力はかなり低い為に一撃で敵機を破壊する事は不可能。また遠隔誘導装置等といった複雑なシステムも載せられていない。その為、基本的には直進する物ばかりだが、一定の割合で旋回や反転する物も含んでおり、発射される数も膨大である事も手伝って回避・防御はほぼ不可能(ただし、ビームシールドで全身を覆う事が出来ればその限りではない)。<br />これによって相手の推進器等を損傷させて機動力を奪う事を目的としている。
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:機体内部に多数搭載された小型ミサイル。腹部に4基の発射管が存在し、そこから広範囲にミサイルを散布する。小型化の為に遠隔操作装置は取り外され、威力も抑えられているが、一定の割合で旋回や反転運動を行うミサイルが含まれており、相手のビーム・シールドの死角から敵の推進器等を破壊する事を目的としている。
;ミサイルストーム
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:弾倉の切り替えにも対応しており、状況に応じたミサイルを切り替える事が可能。
:機体を回転させながらミサイルを大量に発射する技。
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:;ミサイル・ストーム
;ビームサーベル
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::機体を回転させながらミサイルを大量に発射する技。
:マニピュレーターを取り外す事でビームサーベルとして使用可能。<br />ミサイルで動きが鈍った敵機をこれで破壊するのが主な戦闘スタイルである。
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;ビームシールド
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::最終決戦時、対[[エンジェル・コール]]用に用意されたミサイル。汚染されたコクピットに撃ち込んで焼却する。
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:マニピュレーターを取り外す事でビーム・サーベルとして使用可能。ミサイルで動きが鈍った敵機をこれで破壊するのが主な戦闘スタイルとなる。装備方式の都合上片方のマニピュレータを失うと残りも使用不可となる。
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;[[ビーム・シールド]]
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:前腕部に装備されている防御兵装。ビーム・シールドは二重に展開され、攻撃にも利用可能。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
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:サウザンド・カスタムの機体群。
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:[[サウザンド・カスタム]]の機体群。
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<!-- == 余談 == -->
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<!-- == 商品情報 == -->
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
  
== 商品情報 ==
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== リンク ==
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*[[登場メカ]]
  
== 話題まとめ ==
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*[[登場メカ]]
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2021年3月2日 (火) 17:44時点における最新版

バンゾ
外国語表記 Banzo
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
デザイナー 長谷川裕一
テンプレートを表示
スペック
分類 試作型モビルスーツ
型式番号 EMS-TC06
主動力 熱核融合炉
開発組織 木星共和国
所属組織 木星共和国
所属部隊 サーカス
主なパイロット ラーザブ
ガル・グレー
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

木星共和国が開発した「サウザンド・カスタム」の1機。ビーム・シールドビーム・ライフルに特化した宇宙世紀0153年代のモビルスーツの武装の死角を突く事をコンセプトに大量の小型ミサイルを搭載した、ミサイルタンクとも呼べる機体であり、その外見は遮光器土偶を彷彿とさせる。

搭載されたミサイルは遠隔誘導装置等の複雑なシステムは内蔵されておらず、極端に小型化されているが、一定の割合で反転や旋回運動を行う物が含まれており、虚を突かれた相手は全身をビーム・シールドで覆う程の機体でない限り、被弾は免れない。ミサイルそのものは小型の為、その殺傷力は必殺ではないが、機動力を失ったMSが次の攻撃を回避する事はありえない為、そこを一機ずつ狙う事で敵を撃破する。

そのコンセプトの性質上、ある程度自弾を被弾する事が前提である為、強靭な防御装甲を有している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
パイロットはラーザブ
月での戦闘でリガ・ミリティアと交戦しており、多数のジャベリンを撃墜。ミート オブ トゥーンマリア・シティでもヘビーガン部隊や海賊軍を攻撃している。最終決戦ではバイラリナと協力してエンジェル・コールを焼き払っていたが、ミダスのミダス・タッチ・フラッシュシステムによって行動不能になったところでカオスレルのギムレット・ビットを撃ち込まれて制御下に置かれ、クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロスを巻き込んで自爆させられた。だがカーティスが咄嗟にバンゾの装甲を斬り落として盾とした事で撃破には至らなかった。
機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
第47話に讃美歌の国によって複製された機体が登場。パイロットはガル・グレー首切り王の命で病院船を攻撃し、それを止めにきたレオブラン・リオンと交戦。病院船ごと攻撃することで優位に立ち撃破寸前まで追い詰めるが、ミサイル発射口にビームを撃ち込まれ内部のミサイルが爆発したことで撃破された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

マイクロ・ミサイル
機体内部に多数搭載された小型ミサイル。腹部に4基の発射管が存在し、そこから広範囲にミサイルを散布する。小型化の為に遠隔操作装置は取り外され、威力も抑えられているが、一定の割合で旋回や反転運動を行うミサイルが含まれており、相手のビーム・シールドの死角から敵の推進器等を破壊する事を目的としている。
弾倉の切り替えにも対応しており、状況に応じたミサイルを切り替える事が可能。
ミサイル・ストーム
機体を回転させながらミサイルを大量に発射する技。
高熱弾
最終決戦時、対エンジェル・コール用に用意されたミサイル。汚染されたコクピットに撃ち込んで焼却する。
ビーム・サーベル
マニピュレーターを取り外す事でビーム・サーベルとして使用可能。ミサイルで動きが鈍った敵機をこれで破壊するのが主な戦闘スタイルとなる。装備方式の都合上片方のマニピュレータを失うと残りも使用不可となる。
ビーム・シールド
前腕部に装備されている防御兵装。ビーム・シールドは二重に展開され、攻撃にも利用可能。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ラロ / ファントム / バイラリナ / デスフィズ / ガラハド
グレゴ / キルジャルグ / カルメロ / エスピラル
サウザンド・カスタムの機体群。

リンク[編集 | ソースを編集]