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− | [[宇宙世紀]]0095年には[[インダストリアル7]]近郊のアナハイム高専実習場で警護の任務に就く。高専の授業の一環として実習生に乗機の[[ジムII]]の整備を任せる事になり、エンデはその指導に当たるが、その最中に実習場が[[風の会]]の[[ハイザック]] | + | [[宇宙世紀]]0095年には[[インダストリアル7]]近郊のアナハイム高専実習場で警護の任務に就く。高専の授業の一環として実習生に乗機の[[ジムII]]の整備を任せる事になり、エンデはその指導に当たるが、その最中に実習場が[[風の会]]の[[ハイザック]]部隊による襲撃を受けてしまう。警備にあたっていた同僚の[[ユーディン・トーパナム|ユーディン]]が窮地に陥る中、エンデのジムIIは整備で頭部やセンサーが全て取り外された状態となっていた。そのためコクピットを解放したまま有視界戦闘を行う覚悟で出撃しようとしたが、実習生達の協力で実習用のレプリカガンダムヘッドを装着して出撃し、カメラ類が所々機能していない状態ながらも、[[ガンダム]]と誤認し動揺したハイザック3機を瞬く間に撃破した。 |
− | + | 当時、事件は単なる宙賊のテロとして扱われ、ラプターブルー隊も活躍が表沙汰になる事なく解散。エンデ達パイロットは[[ロンド・ベル]]の[[ネェル・アーガマ]]に配属され、宇宙世紀0096年の[[ラプラス事変]]に関わる事になった。エンデは[[リゼル]]のパイロットとして[[メガラニカ]]における最終決戦にも参戦しており、そこで再びガンダムに助けられるという好運な巡り合わせを経験している。 | |
なお、上記の事件における活躍は一部実習生達の噂によって「[[第二次ネオ・ジオン抗争|第二次ネオ・ジオン戦争]]で行方不明となった英雄[[アムロ・レイ]]はかつての愛機に搭乗し人知れず市民を守っている」という都市伝説へ変化。ドキュメンタリー番組「E.F.F. 星月の欠片」の最終回において取材の対象となった。 | なお、上記の事件における活躍は一部実習生達の噂によって「[[第二次ネオ・ジオン抗争|第二次ネオ・ジオン戦争]]で行方不明となった英雄[[アムロ・レイ]]はかつての愛機に搭乗し人知れず市民を守っている」という都市伝説へ変化。ドキュメンタリー番組「E.F.F. 星月の欠片」の最終回において取材の対象となった。 | ||
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;[[フィナル・カウントレス]] | ;[[フィナル・カウントレス]] | ||
− | : | + | :アナハイム工専3年の実習生。エンデが「[[クワトロ・バジーナ|これが若さか]]」と内心で思うほどのMS開発に対する情熱を持つ。彼女達の協力でレプリカガンダムヘッドを装着することとなり、思わぬ形で夢を叶えることとなった。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「俺 絶対<ruby>MS<rt>モビルスーツ</rt></ruby>のパイロットになる…! そしていつかガンダムに乗るんだ!!」 | ;「俺 絶対<ruby>MS<rt>モビルスーツ</rt></ruby>のパイロットになる…! そしていつかガンダムに乗るんだ!!」 | ||
:『星月』冒頭の少年時代、陸戦型ガンダムの掌の上で自分達を助けたその勇ましい姿を憧れの目で見ながら。夢の実現のためMSパイロットとなったエンデだったが、やがて一兵士では到底ガンダムパイロットになれる見込みは無いという現実を思い知らされる事になる。大人になったエンデは夢を諦め、通常任務に従事する日々を過ごしていたが、ある時指導員として参加したアナハイム高専の授業で彼は思わぬ体験をする事になる。 | :『星月』冒頭の少年時代、陸戦型ガンダムの掌の上で自分達を助けたその勇ましい姿を憧れの目で見ながら。夢の実現のためMSパイロットとなったエンデだったが、やがて一兵士では到底ガンダムパイロットになれる見込みは無いという現実を思い知らされる事になる。大人になったエンデは夢を諦め、通常任務に従事する日々を過ごしていたが、ある時指導員として参加したアナハイム高専の授業で彼は思わぬ体験をする事になる。 | ||
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+ | :『星月』にて[[トレノフ・Y・ミノフスキー|ミノフスキー博士]]の名言として「可能性の限界を測る唯一の方法は不可能であるとされる事までやってみる事」を挙げたフィナルに対して。クラーク氏は20世紀を代表する実在のSF作家かつ科学解説者であり、上記の名言も数ある内の1つ。即座にその名を挙げるあたり、エンデはSFにも精通していたのだろうか。 | ||
+ | ;「フフッ 叶っちまったな 夢…」<br/>(なんだ… 自分が磨くのを怠ってただけか)<br/>(夢はあの頃と同じで キラキラ輝いてるじゃないか!)<br/>「さて… あと一機だ… 行くぞガンダム!」 | ||
+ | :『星月』より、ガンダムヘッド付きのジムIIでハイザック2機を瞬く間に撃破した際に。その内、2機目は[[ジーン]]の[[ザクII]]を撃破したガンダムと同じ構図で描かれている。ハイザック部隊を撃破後、実習生達に感謝されるエンデであったが、本当に感謝していたのは曇らせてしまった輝きに再び灯をともしてもらったエンデの方だった。 | ||
;「フフッ また助けられちまった」<br/>「やっぱり格好いいよなあ… ガンダムって奴は…」 | ;「フフッ また助けられちまった」<br/>「やっぱり格好いいよなあ… ガンダムって奴は…」 | ||
:『星月』のラスト、コックピットから出て、自身の窮地を救ったフルアーマー・ユニコーンガンダムを見上げながら。夢が実現した事で少年の頃に抱いていた夢が再び輝きを取り戻したエンデ。その夢に応えるかのように彼は再び憧れのガンダムによって窮地を救われる事になった。 | :『星月』のラスト、コックピットから出て、自身の窮地を救ったフルアーマー・ユニコーンガンダムを見上げながら。夢が実現した事で少年の頃に抱いていた夢が再び輝きを取り戻したエンデ。その夢に応えるかのように彼は再び憧れのガンダムによって窮地を救われる事になった。 | ||
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2024年11月4日 (月) 16:06時点における最新版
エンデ・アベニール | |
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登場作品 | 機動戦士ガンダムUC 星月の欠片 |
デザイナー | 森田祟 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 |
性別 | 男 |
年齢 |
11歳 (0079年時) 28歳 (0095年時) |
職業 | 軍人 (MSパイロット) |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ラプターブルー隊 → ロンド・ベル |
階級 | 中尉 |
主な搭乗機 |
概要[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍のラプターブルー隊に所属するMSパイロット。生まれつきの仏頂面が特徴。一年戦争の時にジオン軍の攻撃から陸戦型ガンダムに救われた過去を持ち、MSパイロットとなりガンダムに乗ることを夢見ていたが、大人になり現実を知って夢を諦めている。
宇宙世紀0095年にはインダストリアル7近郊のアナハイム高専実習場で警護の任務に就く。高専の授業の一環として実習生に乗機のジムIIの整備を任せる事になり、エンデはその指導に当たるが、その最中に実習場が風の会のハイザック部隊による襲撃を受けてしまう。警備にあたっていた同僚のユーディンが窮地に陥る中、エンデのジムIIは整備で頭部やセンサーが全て取り外された状態となっていた。そのためコクピットを解放したまま有視界戦闘を行う覚悟で出撃しようとしたが、実習生達の協力で実習用のレプリカガンダムヘッドを装着して出撃し、カメラ類が所々機能していない状態ながらも、ガンダムと誤認し動揺したハイザック3機を瞬く間に撃破した。
当時、事件は単なる宙賊のテロとして扱われ、ラプターブルー隊も活躍が表沙汰になる事なく解散。エンデ達パイロットはロンド・ベルのネェル・アーガマに配属され、宇宙世紀0096年のラプラス事変に関わる事になった。エンデはリゼルのパイロットとしてメガラニカにおける最終決戦にも参戦しており、そこで再びガンダムに助けられるという好運な巡り合わせを経験している。
なお、上記の事件における活躍は一部実習生達の噂によって「第二次ネオ・ジオン戦争で行方不明となった英雄アムロ・レイはかつての愛機に搭乗し人知れず市民を守っている」という都市伝説へ変化。ドキュメンタリー番組「E.F.F. 星月の欠片」の最終回において取材の対象となった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムUC 星月の欠片
- 初登場作品[1]。最終回である第6話の主役として登場した。
- 機動戦士ガンダムUC (OVA版)
- episode 7の上記漫画のラストシーンに相当する1シーンでノーマルスーツ姿のみ登場した。袖付きとの最終決戦に出撃し、乗機のリゼルが中破するが、フルアーマー・ユニコーンガンダムに助けられている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ユーディン・トーパナム
- ラプターブルー隊の同僚。警備中に風の会による襲撃を受け、乗機ごと拘束されてしまうものの、駆けつけたエンデの活躍により事なきを得た。
- フィナル・カウントレス
- アナハイム工専3年の実習生。エンデが「これが若さか」と内心で思うほどのMS開発に対する情熱を持つ。彼女達の協力でレプリカガンダムヘッドを装着することとなり、思わぬ形で夢を叶えることとなった。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「俺 絶対MSのパイロットになる…! そしていつかガンダムに乗るんだ!!」
- 『星月』冒頭の少年時代、陸戦型ガンダムの掌の上で自分達を助けたその勇ましい姿を憧れの目で見ながら。夢の実現のためMSパイロットとなったエンデだったが、やがて一兵士では到底ガンダムパイロットになれる見込みは無いという現実を思い知らされる事になる。大人になったエンデは夢を諦め、通常任務に従事する日々を過ごしていたが、ある時指導員として参加したアナハイム高専の授業で彼は思わぬ体験をする事になる。
- 「…アーサー・C・クラークだよ」
- 『星月』にてミノフスキー博士の名言として「可能性の限界を測る唯一の方法は不可能であるとされる事までやってみる事」を挙げたフィナルに対して。クラーク氏は20世紀を代表する実在のSF作家かつ科学解説者であり、上記の名言も数ある内の1つ。即座にその名を挙げるあたり、エンデはSFにも精通していたのだろうか。
- 「フフッ 叶っちまったな 夢…」
(なんだ… 自分が磨くのを怠ってただけか)
(夢はあの頃と同じで キラキラ輝いてるじゃないか!)
「さて… あと一機だ… 行くぞガンダム!」 - 『星月』より、ガンダムヘッド付きのジムIIでハイザック2機を瞬く間に撃破した際に。その内、2機目はジーンのザクIIを撃破したガンダムと同じ構図で描かれている。ハイザック部隊を撃破後、実習生達に感謝されるエンデであったが、本当に感謝していたのは曇らせてしまった輝きに再び灯をともしてもらったエンデの方だった。
- 「フフッ また助けられちまった」
「やっぱり格好いいよなあ… ガンダムって奴は…」 - 『星月』のラスト、コックピットから出て、自身の窮地を救ったフルアーマー・ユニコーンガンダムを見上げながら。夢が実現した事で少年の頃に抱いていた夢が再び輝きを取り戻したエンデ。その夢に応えるかのように彼は再び憧れのガンダムによって窮地を救われる事になった。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ジムII
- ラプターブルー隊所属時の搭乗機。胸部が青色に塗装されている。風の会と交戦する際にはレプリカガンダムヘッドを装着した。
- リゼル
- ロンド・ベル所属時の搭乗機。袖付きとの最終決戦において左腕と両脚を破壊されてしまい、フルアーマーユニコーンにネェル・アーガマの所まで運ばれた。直後にフルアーマーユニコーンは携行していたビーム・ライフルを借用し、戦線に復帰している。