「ドレッドノートガンダム」の版間の差分
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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− | : | + | :ゲイツのエクステンショナルアレスターEEQ7Rの後継機。離れた敵を触手で絡め取り、先端のビーム砲で撃破する目的で考案された。有線制御のEEQ7Rに対してプリスティスは[[ドラグーンシステム]]による無線制御が可能となっており、制御ケーブルに見えるワイヤーは、このシステムが試作段階のため、万一制御が不能になった場合にも装備を失う事がないよう装着されたものである。<br/>「プリスティス」の名称はノコギリエイ科の英名「Pristis」に由来している。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == |
2024年2月3日 (土) 11:26時点における最新版
ドレッドノートガンダム | |
---|---|
外国語表記 | Dreadnought Gundam |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作実験用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | YMF-X000A |
全高 | 18.21m |
重量 | 67.50t |
主動力 | 核エンジン |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 |
開発組織 |
|
所属 | ザフト軍 ⇒ プレア・レヴェリー個人所有 |
主なパイロット | コートニー・ヒエロニムス ⇒ プレア・レヴェリー |
概要 [編集 | ソースを編集]
ザフトが地球連合軍から強奪したGAT-Xシリーズの技術をベースに、クラーク、アジモフ、ハインラインの三設計局が共同で開発したモビルスーツ。
その最大の特徴は、ニュートロンジャマーキャンセラーの搭載によって核エンジンの使用が可能になった点にある。また、それがもたらした膨大なパワーは、ドラグーンシステムやフェイズシフト装甲などの大量に電力を消費する強力な装備の搭載をも可能にした。結果、ドレッドノートは後のZGMF-X系(フリーダム、ジャスティス、リジェネレイト、プロヴィデンス)に繋がる新テクノロジーを満載した実験機となった。
ドレッドノートのディテールは、この機体がゲイツとZGMF-Xシリーズ両方の特徴を兼ね備えた過渡期の機体である事を示している。
機体名は「勇敢な者」を意味し、その命名理念は公式には「プラントの守護を担う勇敢な機体であれ」との願いが込められていると伝えられている。しかし、実際の開発現場では、危険を伴う核エンジンを搭載した事でパイロットの負うリスクが増した事から「こんな機体に乗るのは勇敢な人物だ」という冗談めかした理由から名付けられたという説が好んで伝えられた。
初期の目的を果たしたドレッドノートは、解体調査後、廃棄処分とされる筈であったが、第1次連合・プラント大戦末期、数奇な運命をたどる事になった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
- 初登場作品。プレア・レヴェリーの搭乗機として主役を務める。
データ収集を終えた後にNJCと機密パーツのみを残し、他のパーツは全て廃棄処分されるはずだったが、地球のエネルギー問題を解決する手段としてNJCを求めていたマルキオ導師の元へ機体の全パーツがジャンク屋組合経由で送られるようとある人物が密かに手配している。しかしその人物もそれが正しい行動だったかどうか分からなかった為、叢雲劾に情勢の推移を見極めつつ本機の処遇を決定するよう依頼している。その一環で本機の頭部パーツが一時的にサーペントテールに奪取された事もあった。
その後、頭部は返却され、ロウ・ギュールらと行動を共にしていたプレアが搭乗してカナード・パルスのハイペリオンガンダムと交戦し、勝利している。
カナードがメビウスで襲撃してきた際には投降し、オルテュギアに載せられたままとなっていたが、ロウの指示で帰還。Xアストレイにパワーアップされる事となった。 - 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY B
- 『X ASTRAY』以前のデータ収集段階での本機が登場し、コートニー・ヒエロニムスがテストパイロットを務めている。
実戦データを収集すべく劾のゲイツと模擬戦を行っている。また、ラウ・ル・クルーゼもテストパイロットとして搭乗した事があるという資料も存在する。 - GUNDAM EVOLVE
- 「EVOLVE../6」にてプレアと共に登場。追撃してくるゲイツ部隊から逃走中、アステロイドに叩きつけられ行動不能に陥るも、機体から幽体離脱するかのように突如Xアストレイの幻影が出現。ゲイツ部隊を殲滅した幻影にその矛先を向けられるも、そこへハイペリオンが介入し幻影と交戦を開始する。戦う事を躊躇って静観していたプレアも遂にハイペリオンと共闘し、幻影の撃破に成功するも、その直後に互いに銃口を向け合ったところでストーリーは終了する。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- フェイズシフト装甲
- 一定の電圧を持つ電流を流す事で相転移する特殊金属で構成された装甲。相転移した装甲は一定のエネルギー消費と引き換えに物理的な衝撃を無効化でき、単独での大気圏突入も可能。
この金属は相転移に伴って装甲面の分子配列が変化する性質があるため、パーツごとに色彩も変化する。非展開時のカラーリングは概ねメタリックグレーで、その状態は「ディアクティブモード」と呼ばれる。 - ニュートロンジャマーキャンセラー
- ニュートロンジャマーを無効化する装置。
本機に搭載されている物は検証中の物だったのか、効果範囲が機体の周辺にまで及んでいたが、フリーダムやジャスティスに搭載された物はデチューンされ、効果範囲が限定されるようになった。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲
- 頭部側面に左右二対4門内蔵されている近接防御火器。「ピクウス」の名称はキツツキ科の英名「Picus」が由来。ゲイツと同じ物で、主に牽制や迎撃等に使用される。
- MA-M22Y ビームライフル
- 本機の主兵装。ゲイツ用に開発されたMA-M21Gの改良型。
後のプロヴィデンスのMA-M221ユーディキウムの原型となった。 - MA-MV04 複合兵装防盾システム
- ゲイツ以降の機体でザフトが盛んに採用した、火器と防御用シールドの複合体。フェイズシフト装甲とドラグーンを装備したドレッドノートでは複合兵装防盾の必要性が低下したため、スペックはゲイツ用のMV03を簡略化したものとなっている。
- XM1 プリスティス ビームリーマー
- ゲイツのエクステンショナルアレスターEEQ7Rの後継機。離れた敵を触手で絡め取り、先端のビーム砲で撃破する目的で考案された。有線制御のEEQ7Rに対してプリスティスはドラグーンシステムによる無線制御が可能となっており、制御ケーブルに見えるワイヤーは、このシステムが試作段階のため、万一制御が不能になった場合にも装備を失う事がないよう装着されたものである。
「プリスティス」の名称はノコギリエイ科の英名「Pristis」に由来している。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
装備バリエーション [編集 | ソースを編集]
- ドレッドノートガンダム (ゲイツヘッド)
- 叢雲劾に頭部を奪われた際に、窮余の策としてゲイツの頭部を取り付けた状態。Nジャマーキャンセラーが頭部に存在するため、核エンジンは使用不可能であり、PS装甲も展開していない。武装自体は全て使用可能なはずだが、プリスティスはエネルギー不足のためか使用していない。
- Xアストレイ
- X字型のドラグーンユニットを装備した姿。
- ドレッドノートイータ
- ドレッドノートに大破したスーパーハイペリオンガンダムの武装を移植し、ドラグーンの代わりに特殊武装「イータユニット」を装備した改修機。
系列機・派生機 [編集 | ソースを編集]
- ゲイツ
- ベース機。
- ジャスティスガンダム / フリーダムガンダム
- リジェネレイトガンダム/ テスタメントガンダム / プロヴィデンスガンダム
- 開発する際に本機のデータを使用したザフト製ガンダム。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]