「高機動型試作機」の版間の差分

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[[プロトタイプグフ]]と競作の形で開発が進められていた機体であり、[[ザクIIF型]]の基本設計を流用し、ラジエーターや装甲の強化、軽量化がなされている。背部と脚部には新開発された推進エンジンが装備され、短距離のジャンプ飛行が可能な設計となっていた。
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しかし、性能的には[[ザクIIJ型]]と大差ない性能で、推進エンジンも出力不足により十分なジャンプ飛行ができなかった。加えてコストパフォーマンスも悪く、試作段階で開発中止となり5機が製造されるに留まっている。そして、本機の計画はプロトタイプグフに統合された。本機で培われた技術は[[ドム]]に生かされている。
  
 
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2024年6月2日 (日) 12:00時点における最新版

高機動型試作機
外国語表記 High Maneuver Proto Model
登場作品 MSV
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 地上用試作型モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 YMS-08A
頭頂高 18.8m
全高 17.7m
本体重量 55.7t(65.2tとも)
全備重量 76.6t
主動力 熱核融合炉
装甲材質 超硬スチール合金
開発組織 ツィマット社
所属 ジオン公国軍
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概要[編集 | ソースを編集]

ツィマット社が開発した試作型モビルスーツ

プロトタイプグフと競作の形で開発が進められていた機体であり、ザクIIF型の基本設計を流用し、ラジエーターや装甲の強化、軽量化がなされている。背部と脚部には新開発された推進エンジンが装備され、短距離のジャンプ飛行が可能な設計となっていた。

しかし、性能的にはザクIIJ型と大差ない性能で、推進エンジンも出力不足により十分なジャンプ飛行ができなかった。加えてコストパフォーマンスも悪く、試作段階で開発中止となり5機が製造されるに留まっている。そして、本機の計画はプロトタイプグフに統合された。本機で培われた技術はドムに生かされている。

後にガンダムのデータを元に高機動化が図られたが、期待されたほど向上せずに終わっている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

MSV
出典元。
機動戦士Ζガンダム
登場予定だったが、アクト・ザクの方が採用されたため未登場に終わった。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ザク・マシンガン
ドラムマガジン式の口径120mmマシンガン。
ヒート・ホーク
手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。
シールド
左腕部に装備されている防御兵装。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

プロトタイプグフ
競作という形で開発されていた機体。後に計画が統合される。
イフリート
型式番号がMS-08TXの機体。同じ「MS-08」ナンバーだが関連性は不明。
ドム試作実験機
『MSD』に登場する機体。型式番号がYMS-08Bと、本機の物に連なっている。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 腰部の形状がガンダムなどの連邦軍MSの物に類似しているが、書籍『MSV THE FIRST』における小田雅弘氏のコメンタリーでは「デザインラインには連邦がまじっていますが、そこもなんとでも言えます」と記されているため、あまり深く考えずにデザインされている模様。

商品情報[編集 | ソースを編集]

書籍 [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]