「アカツキ」の版間の差分

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アカツキの最大の特徴でもある金色の装甲は、見る者に強烈な印象を与えると同時に、開発費高騰の原因ともなったビーム反射装甲「ヤタノカガミ」でもある。これは、ナノスケールのビーム回折行使層と超微細プラズマ臨界制御層から構成され、撃ち込まれたビームから機体を保護するのみならず、本体センサーが追尾した敵機に向けて自動的にビームを送り返す攻防一体のシステムであった。
 
アカツキの最大の特徴でもある金色の装甲は、見る者に強烈な印象を与えると同時に、開発費高騰の原因ともなったビーム反射装甲「ヤタノカガミ」でもある。これは、ナノスケールのビーム回折行使層と超微細プラズマ臨界制御層から構成され、撃ち込まれたビームから機体を保護するのみならず、本体センサーが追尾した敵機に向けて自動的にビームを送り返す攻防一体のシステムであった。
  
第1期GAT-Xシリーズと同時期に開発が始まったと言われ、機体構造もそれに近いものになっているが、ヤタノカガミや専用装備の開発に長い時間を要したため、完成に至ったのは第1期[[GAT-Xシリーズ]]の1~2年後だったとされる。しかし、モルゲンレーテの総力が注ぎ込まれた性能は[[第2次連合・プラント大戦]]期のMSと比べても遜色の無いポテンシャルを有している。
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第1期[[GAT-Xシリーズ]]と同時期に開発が始まったと言われ、機体構造もそれに近いものになっているが、ヤタノカガミや専用装備の開発に長い時間を要したため、完成に至ったのは第1期GAT-Xシリーズの1~2年後だったとされる。しかし、モルゲンレーテの総力が注ぎ込まれた性能は[[第2次連合・プラント大戦]]期のMSと比べても遜色の無いポテンシャルを有している。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:頭部に2門内蔵された近接防御火器。主にミサイルの迎撃や牽制などに使用される。
 
:頭部に2門内蔵された近接防御火器。主にミサイルの迎撃や牽制などに使用される。
 
;72D5式[[ビームライフル]]「ヒャクライ」
 
;72D5式[[ビームライフル]]「ヒャクライ」
:アカツキ計画が凍結された後、改めて極秘に開発された専用ビームライフル。外形はコンパクトだが、その威力は高く、特に「百雷」のなに相応しく、連写性能に優れている。<br/>銃身下部にはアカツキ専用のビームサーベルを装着し、銃剣として使用するためのスペースが設けられている。
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:アカツキ計画が凍結された後、改めて極秘に開発された専用ビームライフル。外形はコンパクトだが、その威力は高く、特に「百雷」の名に相応しく、連射性能に優れている。<br/>銃身下部にはアカツキ専用のビームサーベルを装着し、銃剣として使用するためのスペースが設けられている。
 
;73J2式試製双刀型[[ビームサーベル]]
 
;73J2式試製双刀型[[ビームサーベル]]
 
:他の武器と同様に、アカツキの計画凍結後に開発された専用ビームサーベル。グリップ部の両端からブレードを展開するほか、2基に分離させての二刀流での運用も可能。<br/>通常は左腰部にマウントされているが、ビームライフル「ヒャクライ」に装備して銃剣としても使用する事ができる。
 
:他の武器と同様に、アカツキの計画凍結後に開発された専用ビームサーベル。グリップ部の両端からブレードを展開するほか、2基に分離させての二刀流での運用も可能。<br/>通常は左腰部にマウントされているが、ビームライフル「ヒャクライ」に装備して銃剣としても使用する事ができる。
 
;試製71式防盾
 
;試製71式防盾
 
:アカツキ専用のシールドとして試作された防御用の実体盾。ビーム兵器による攻撃は機体にコーティングされたヤタノカガミが防御するため、このシールドは主にミサイルや砲弾などの実体弾兵器の防御を行う。下端が鋭く尖っており、接近戦において打突兵器として使用する事も可能。
 
:アカツキ専用のシールドとして試作された防御用の実体盾。ビーム兵器による攻撃は機体にコーティングされたヤタノカガミが防御するため、このシールドは主にミサイルや砲弾などの実体弾兵器の防御を行う。下端が鋭く尖っており、接近戦において打突兵器として使用する事も可能。
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=== オプション装備 ===
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;A-GXQ754/V2 [[ゼウスシルエット]]
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:[[デスティニーガンダム|デスティニー]]用の追加装備として開発された大型[[シルエットシステム|シルエット]]。<br/>陽電子砲弾を実装する大型リニア砲を中心とした装備であり、稼働には核動力機を前提とした膨大なエネルギーが必要なため、[[バッテリー]]で稼働する本機が使用した場合には使用直後にエラーが発生し、一時システムダウンを引き起こしている。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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;[[シラヌイアカツキ]]
 
;[[シラヌイアカツキ]]
 
:ストライカーパックを宇宙戦闘装備”シラヌイ”に換装した状態。
 
:ストライカーパックを宇宙戦闘装備”シラヌイ”に換装した状態。
;[[アカツキ (ゼウスシルエット装備)]]
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;アカツキ (ゼウスシルエット装備)
 
:[[デスティニーガンダムSpecII]]用に開発されたゼウスシルエットを装備した状態。
 
:[[デスティニーガンダムSpecII]]用に開発されたゼウスシルエットを装備した状態。
  

2024年11月23日 (土) 18:14時点における最新版

アカツキ
外国語表記 Akatsuki
別表記 アカツキガンダム (立体物など)
登場作品
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 試作機 / フラッグシップ機
型式番号 ORB-01
全高 18.74m
重量 69.6t
主動力 バッテリー
装甲材質 対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
OS G.U.N.D.A.M.
開発組織 モルゲンレーテ社
所属 オーブ軍
主なパイロット カガリ・ユラ・アスハネオ・ロアノーク (ムウ・ラ・フラガ)
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概要[編集 | ソースを編集]

オーブ連合首長国モルゲンレーテ社オーブ軍の制式モビルスーツとして総力を挙げて開発していた試作機。

ストライクの設計を流用した事でコズミック・イラ71年には試作機が完成していたが、開発費があまりにも高額に昇ったため、プロトタイプを1機完成させただけで開発計画は凍結された。その後、アカツキはオーブの元代表ウズミ・ナラ・アスハの意向により、オーブの国家意思を体現する象徴的機体として、ウズミの一子カガリ・ユラ・アスハの専用機としてアカツキ島の地下施設に密かに保存されてきた。その後、機体はコズミック・イラ73年のオーブ防衛戦を経てカガリの手からネオ・ロアノークへと託された。

アカツキの最大の特徴でもある金色の装甲は、見る者に強烈な印象を与えると同時に、開発費高騰の原因ともなったビーム反射装甲「ヤタノカガミ」でもある。これは、ナノスケールのビーム回折行使層と超微細プラズマ臨界制御層から構成され、撃ち込まれたビームから機体を保護するのみならず、本体センサーが追尾した敵機に向けて自動的にビームを送り返す攻防一体のシステムであった。

第1期GAT-Xシリーズと同時期に開発が始まったと言われ、機体構造もそれに近いものになっているが、ヤタノカガミや専用装備の開発に長い時間を要したため、完成に至ったのは第1期GAT-Xシリーズの1~2年後だったとされる。しかし、モルゲンレーテの総力が注ぎ込まれた性能は第2次連合・プラント大戦期のMSと比べても遜色の無いポテンシャルを有している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
初登場作品。ザフトによるオペレーション・フューリーの最中、アカツキ島の地下で厳重に秘匿されていた機体にカガリ・ユラ・アスハが搭乗し、その後カガリが政務に専念する事になったため、機体はネオ・ロアノークに託された。作中では終始オオワシ、あるいはシラヌイを装備した状態で運用されたため、素体状態での実戦運用はされていない。
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
レクイエムを掌握したファウンデーション王国の攻撃に先んじてゼウスシルエットを装備してムウと共に宇宙へと上がり、ミラージュコロイドコンテナによる隠密行動でレクイエムへ接近し、レクイエムの1次中継リングを破壊。ゼウスシルエットをパージした後、ヤタノカガミでレクイエムの砲撃を跳ね返し、施設にダメージを与えた。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
本機に採用されている金色の装甲。耐ビームコーティングとは異なり、ナノスケールのビーム回折行使層と超微細プラズマ臨界制御層から構成され、撃ち込まれたビームから機体を保護するのみならず、本体センサーが追尾した敵機に向けて自動的にビームを送り返す。その防御力は非常に高く、戦艦の陽電子砲すら防御可能である。
しかし、製造や維持にかかるコストも非常に高く、本機の装甲分だけでM1アストレイを20機は製造できるとされる。ただしビーム以外には通常装甲と同程度の防御力しかない上、原理上フェイズシフト装甲との併用は不可能。
換装
バックパックの装備換装が可能。大気圏内ではオオワシを使用するほか、宇宙戦闘専用の装備としてM531R誘導機動ビーム砲塔システムを搭載したシラヌイの存在が確認されている。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

MSM5D12.5mm自動近接防御火器
頭部に2門内蔵された近接防御火器。主にミサイルの迎撃や牽制などに使用される。
72D5式ビームライフル「ヒャクライ」
アカツキ計画が凍結された後、改めて極秘に開発された専用ビームライフル。外形はコンパクトだが、その威力は高く、特に「百雷」の名に相応しく、連射性能に優れている。
銃身下部にはアカツキ専用のビームサーベルを装着し、銃剣として使用するためのスペースが設けられている。
73J2式試製双刀型ビームサーベル
他の武器と同様に、アカツキの計画凍結後に開発された専用ビームサーベル。グリップ部の両端からブレードを展開するほか、2基に分離させての二刀流での運用も可能。
通常は左腰部にマウントされているが、ビームライフル「ヒャクライ」に装備して銃剣としても使用する事ができる。
試製71式防盾
アカツキ専用のシールドとして試作された防御用の実体盾。ビーム兵器による攻撃は機体にコーティングされたヤタノカガミが防御するため、このシールドは主にミサイルや砲弾などの実体弾兵器の防御を行う。下端が鋭く尖っており、接近戦において打突兵器として使用する事も可能。

オプション装備 [編集 | ソースを編集]

A-GXQ754/V2 ゼウスシルエット
デスティニー用の追加装備として開発された大型シルエット
陽電子砲弾を実装する大型リニア砲を中心とした装備であり、稼働には核動力機を前提とした膨大なエネルギーが必要なため、バッテリーで稼働する本機が使用した場合には使用直後にエラーが発生し、一時システムダウンを引き起こしている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

装備バリエーション [編集 | ソースを編集]

オオワシアカツキ
ストライカーパックを大気圏内用装備”オオワシ”に換装した状態。
シラヌイアカツキ
ストライカーパックを宇宙戦闘装備”シラヌイ”に換装した状態。
アカツキ (ゼウスシルエット装備)
デスティニーガンダムSpecII用に開発されたゼウスシルエットを装備した状態。

系列機・派生機 [編集 | ソースを編集]

ストライクガンダム
開発の際に設計を流用しており、各部の構造に共通点が見られる。

その他 [編集 | ソースを編集]

ビルドアカツキガンダム
HGBFで発売された、本機の色違いガンプラ。塗装しやすいよう、機体カラーが灰白色になっているのが特徴。ビルドストライクガンダム フルパッケージのビルドブースターを装備している他、オリジナル武器ハイドラショットが付属している。
アカツゲー
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場した機体。本機の上半身とゲルズゲーの下半身、レジェンドガンダムのバックパックが組み合わさった姿となっている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

フィギュア[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]