「テリー・サンダースJr.」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(文章の修正)
 
(5人の利用者による、間の8版が非表示)
1行目: 1行目:
== テリー・サンダースJr.(Terry Sanders Jr.==
+
{{登場人物概要
 +
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
 +
| 外国語表記 = Terry Sanders Jr.
 +
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 +
| 声優 = 玄田哲章
 +
| デザイナー = 川本智則
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
+
{{登場人物概要
<!-- **続編、或いは個別作品に出演した作品のみ。 -->
+
| タイトル  = プロフィール
<!-- ** -->
+
| 種族 = 人間
*声優:玄田哲章
+
| 性別 = 男
*種族・性別:男性(アースノイド)
+
| 生年月日 =
*生年月日:
+
| 年齢 = 29歳
*年齢:29歳
+
| 没年月日 =
*身長:---cm
+
| 出身 =
*体重:---kg
+
| 身長 =
*血液型:
+
| 体重 =
*所属:[[地球連邦軍]]
+
| 血液型 =
*階級:軍曹
+
| 職業 = 軍人 (MSパイロット)
*役職・称号など:[[MS]]パイロット、死神
+
| 所属 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
*主な搭乗機:[[陸戦型ガンダム]]
+
| 所属組織 =
*キャラクターデザイン:
+
| 所属部隊 = [[コジマ大隊|極東方面軍機械化混成大隊]] [[第08MS小隊]]
 +
| 称号 = 死神サンダース
 +
| 階級 = 軍曹
 +
| 主な搭乗機 = [[初期型ジム]]<br/>[[陸戦型ガンダム]]
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
[[地球連邦軍]]軍曹。29歳。特技はピアノ演奏。
+
== 概要 ==
所属する部隊が三度目の出撃で彼一人を残して全滅するというジンクスがあるため、「小隊潰し」「死神サンダース」というあだ名で囁かれ疎まれていた(これについては彼の操縦センスが抜きん出ていたため、一人生き残れたとする説もあり、事実作中でも被害らしい被害を受けず、初めて乗る陸戦型ガンダムにすんなりと順応していたりなど高い技術を有していた裏付けもある)。
+
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]軍曹。強面の巨漢という外見とは裏腹に、性格的には理知的で信義に篤い常識人。
特に縁起担ぎやツキを信じる兵士達には無理からぬことではあったが、これを本人もかなり気にしており、いかつい顔をしながら繊細なところも見せた。
 
配属先がことごとく全滅してしまったため、転属を繰り返して[[第08MS小隊]]にたどり着く。
 
  
[[シロー・アマダ|シロー]]とは配属前に出会っており、死神である自分に関わるなと遠ざけたにも関わらず、まったく意に介さず救出に現れた彼を非常に強く信頼し、配属直後から空回りするシローとクルーとの橋渡し役となって徐々に隊の結束を強めた。
+
[[初期型ジム|先行量産型ジム]]で6機の撃墜スコアを記録している、連邦軍には貴重なエースパイロット。ただし、その経歴全てにおいて、彼を除く所属部隊は三度目の出撃で全滅するため、「死神サンダース」と呼ばれている。彼自身もこの不吉なジンクスを恐れている。
「死神のジンクス」から08小隊三度目の出撃では全滅させてしまう、と転属を申し出るが却下。ならばと必死の奮闘で誰一人欠けることなく作戦は成功。ジンクスを吹き飛ばす事に成功する。これは彼を信頼してくれたシローと隊員の誰も死なせたくないという想いと、「自分を残して全滅するジンクスが本当なら、自分はどんな無茶をしても死なないはず(あるいは自分が最初に死ねばジンクスは否定される)」という半ば自分への脅迫的な発想からであったが、そのかいあってアプサラスを撃退。その後は憑き物が落ちたか、彼本来の優れた技能を発揮した。
 
  
 +
宇宙での作戦中、[[ジオン公国軍]]のMS部隊に追い詰められ、部隊は自分を残して全滅し、窮地に陥った際に[[シロー・アマダ]]の救援を受けて生還。その後シロー、[[ミケル・ニノリッチ|ミケル]]と共に[[第08MS小隊]]に配属された。特にシローに対しては自らの窮地に単身[[ボールK型|ボール]]で駆けつけた行動を目の当たりにしたこともあり、新米の彼に対して全幅の信頼を寄せている。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 
;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
:
+
:初登場作品。宇宙でジオン軍部隊との遭遇戦に陥り、部隊が自分を残して全滅した所をシローに救われ、逆に行方不明となった彼を気遣って輸送船から再出撃している。以降はシローの浮いた理想、言動を目の当たりにしても信頼を捨てないよき理解者として彼をフォローしている。08小隊三度目の出撃で[[アプサラスI]]を退け、ジンクスを打ち破ってからは彼への信頼を更に確たるものとしており、シローがスパイの嫌疑をかけられ、その監視を命じられた際にもその信頼を貫き通した。
 +
;[[機動戦士ガンダム0083 REBELLION]]
 +
:08小隊解散後の彼が登場。[[ラサ]]基地に所属している。補給のため訪れた[[アルビオン隊]]と基地の兵士の間で起きたトラブルに巻き込まれる。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
=== 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ===
 
;[[シロー・アマダ]]
 
;[[シロー・アマダ]]
:08小隊の隊長。自分のジンクスを吹き飛ばしてくれる事となる。
+
:08小隊の隊長。宇宙での戦闘の際に命を助けられ、その後自分のジンクスを打破したこともあって彼に対して全幅の信頼を寄せる。
 
;[[ミケル・ニノリッチ]]
 
;[[ミケル・ニノリッチ]]
 
:08小隊の隊員。原作では一度ホバートラックの索敵を代わった事もある。
 
:08小隊の隊員。原作では一度ホバートラックの索敵を代わった事もある。
38行目: 49行目:
 
:08小隊の隊員。常にシローに噛みつく彼女と、理想論を曲げないシローとの間で胃の痛い立場になる。
 
:08小隊の隊員。常にシローに噛みつく彼女と、理想論を曲げないシローとの間で胃の痛い立場になる。
 
;[[エレドア・マシス]]
 
;[[エレドア・マシス]]
:08小隊の隊員。
+
:08小隊の隊員。不在時にサンダースが代わりを務めた。
 +
;[[ロブ]]、[[マイク]]
 +
:07小隊の小隊長と隊員。ジンクスの件でサンダースを挑発した。
 +
;[[イーサン・ライヤー]]
 +
:スパイ容疑のあるシローを監視するよう、脅迫する形で命令してきた。
 +
 
 +
=== 機動戦士ガンダム0083 REBELLION ===
 +
;[[コウ・ウラキ]]
 +
:彼にシローの面影を見る。その後、基地の上官に絡まれた彼をさりげなく助ける。
 +
;[[アルファ・A・ベイト]]
 +
:同僚とアルビオン隊パイロット同士の乱闘中に喧嘩を吹っかけてきた。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「俺は……俺は、死神じゃない!」
+
;「く、くそぉ…弾さえあれば…っ」<br/>「俺の悪運も、これまでか…」
:三度目の出撃において、[[アプサラスI]]に遭遇した際のセリフ。結果的に全滅どころか全員生還し、見事にジンクスを吹き飛ばした。08小隊の絆がさらに固くなったエピソードである。
+
:第1話より、初登場時の台詞。[[宇宙用高機動試験型ザク]]に追い詰められ、万事休すのサンダース。そこへ[[ボールK型|思いもよらぬ救援]]が現れる。
 +
;「また居場所が無くなっちまった…」
 +
:同上。回収された輸送艇の中で1人、悲しみの声をもらす。
 +
;「この少尉なら、俺のツキを変えてくれるかもしれない…」
 +
:同上。08小隊への転属と共に、自身を助けたシローが隊長に選ばれた事を知り、寝息を立てる彼にほほえみながら敬礼する。
 +
;「来るなら来てみろ!」
 +
:第4話より。新兵器[[アプサラスI]]の巨体を前に、危機に陥った[[カレン・ジョシュワ]]を救出すべく身を乗り出した。この時のアプサラスはまったく情報のない状態での偶然の遭遇であったため立ち向かうこと自体無謀であったが…。
 +
;「死なせはせん!誰ひとりとて死なせはせんぞぉ!!」
 +
:アプサラスIを前に怯みもせず立ちふさがり、180mmキャノンを構える。サンダースの声優である玄田哲章氏は劇場版機動戦士ガンダムIIIやその他メディアで[[ドズル・ザビ]]の声も担当していたことから、「やらせはせんぞ」のオマージュと思われる。
 +
;「俺は……俺は、死神じゃない!」<br/>「負けるか…負けるもんか…俺は負けんぞ!」
 +
:上記からさらに自分に言い聞かせるように激しく鼓舞した。結果的に全滅どころか全員生還し、見事にジンクスを吹き飛ばした。08小隊の絆がさらに固くなったエピソードである。
 
;「隊長はスパイなんかじゃない!そんな器用な人じゃないんだ!」
 
;「隊長はスパイなんかじゃない!そんな器用な人じゃないんだ!」
:シローにアイナとの一件からスパイ疑惑が掛かり07小隊に絡まれた後に叫んだセリフ。…まぁ、言いたいことは分かるし、事実その通りなのだが…フォローになっていない。(苦笑)
+
:第9話より、シローにアイナとの一件からスパイ疑惑が掛かり07小隊に絡まれた後に叫んだセリフ。…まぁ、言いたいことは分かるし、事実その通りなのだが…フォローになっていない。
 +
;「あっという間に一機……こいつは……エースだ!」
 +
:第10話より、颯爽と現れ、鮮やかに量産型ガンタンクを撃破した強敵[[ノリス・パッカード]]へ。エースはエースを知るといったところか。08小隊の行動を完全に読み切った相手に脂汗がしたたる。
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
<!-- :[[機体名]]:説明 -->
+
;[[初期型ジム]]
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
+
:1話冒頭での搭乗機。
 
;[[陸戦型ガンダム]]
 
;[[陸戦型ガンダム]]
:
+
:第08MS小隊所属時の搭乗機。主に180mmキャノンを装備し、長距離射撃を担当。
 +
;[[ホバートラック]]
 +
:エレドア不在時と、自機の小破・行動不能時に搭乗。
 +
;[[陸戦型ジム]]
 +
:『0083 REBELLION』での搭乗機。
  
== 商品情報 ==
+
<!-- == 商品情報 == -->
 
<!-- *<amazon>4044226024</amazon> -->
 
<!-- *<amazon>4044226024</amazon> -->
 
+
<!-- == 資料リンク == -->
== 話題まとめ ==
 
<!-- *[[namazu:テリー・サンダースJr.]] (全文検索結果) -->
 
 
 
== 資料リンク ==
 
 
<!-- *[[一覧:テリー・サンダースJr.]] -->
 
<!-- *[[一覧:テリー・サンダースJr.]] -->
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
 +
 +
<!-- == 脚注 == -->
 +
<!-- <references /> -->
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 +
{{DEFAULTSORT:てりい さんたあす しゆにあ}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
 +
[[Category:登場人物た行]]
 +
[[Category:機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 +
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->

2024年11月25日 (月) 09:13時点における最新版

テリー・サンダースJr.
外国語表記 Terry Sanders Jr.
登場作品 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
声優 玄田哲章
デザイナー 川本智則
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人間
性別
年齢 29歳
職業 軍人 (MSパイロット)
所属 地球連邦軍
所属部隊 極東方面軍機械化混成大隊 第08MS小隊
称号 死神サンダース
階級 軍曹
主な搭乗機 初期型ジム
陸戦型ガンダム
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍軍曹。強面の巨漢という外見とは裏腹に、性格的には理知的で信義に篤い常識人。

先行量産型ジムで6機の撃墜スコアを記録している、連邦軍には貴重なエースパイロット。ただし、その経歴全てにおいて、彼を除く所属部隊は三度目の出撃で全滅するため、「死神サンダース」と呼ばれている。彼自身もこの不吉なジンクスを恐れている。

宇宙での作戦中、ジオン公国軍のMS部隊に追い詰められ、部隊は自分を残して全滅し、窮地に陥った際にシロー・アマダの救援を受けて生還。その後シロー、ミケルと共に第08MS小隊に配属された。特にシローに対しては自らの窮地に単身ボールで駆けつけた行動を目の当たりにしたこともあり、新米の彼に対して全幅の信頼を寄せている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム 第08MS小隊
初登場作品。宇宙でジオン軍部隊との遭遇戦に陥り、部隊が自分を残して全滅した所をシローに救われ、逆に行方不明となった彼を気遣って輸送船から再出撃している。以降はシローの浮いた理想、言動を目の当たりにしても信頼を捨てないよき理解者として彼をフォローしている。08小隊三度目の出撃でアプサラスIを退け、ジンクスを打ち破ってからは彼への信頼を更に確たるものとしており、シローがスパイの嫌疑をかけられ、その監視を命じられた際にもその信頼を貫き通した。
機動戦士ガンダム0083 REBELLION
08小隊解散後の彼が登場。ラサ基地に所属している。補給のため訪れたアルビオン隊と基地の兵士の間で起きたトラブルに巻き込まれる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム 第08MS小隊[編集 | ソースを編集]

シロー・アマダ
08小隊の隊長。宇宙での戦闘の際に命を助けられ、その後自分のジンクスを打破したこともあって彼に対して全幅の信頼を寄せる。
ミケル・ニノリッチ
08小隊の隊員。原作では一度ホバートラックの索敵を代わった事もある。
カレン・ジョシュワ
08小隊の隊員。常にシローに噛みつく彼女と、理想論を曲げないシローとの間で胃の痛い立場になる。
エレドア・マシス
08小隊の隊員。不在時にサンダースが代わりを務めた。
ロブマイク
07小隊の小隊長と隊員。ジンクスの件でサンダースを挑発した。
イーサン・ライヤー
スパイ容疑のあるシローを監視するよう、脅迫する形で命令してきた。

機動戦士ガンダム0083 REBELLION[編集 | ソースを編集]

コウ・ウラキ
彼にシローの面影を見る。その後、基地の上官に絡まれた彼をさりげなく助ける。
アルファ・A・ベイト
同僚とアルビオン隊パイロット同士の乱闘中に喧嘩を吹っかけてきた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「く、くそぉ…弾さえあれば…っ」
「俺の悪運も、これまでか…」
第1話より、初登場時の台詞。宇宙用高機動試験型ザクに追い詰められ、万事休すのサンダース。そこへ思いもよらぬ救援が現れる。
「また居場所が無くなっちまった…」
同上。回収された輸送艇の中で1人、悲しみの声をもらす。
「この少尉なら、俺のツキを変えてくれるかもしれない…」
同上。08小隊への転属と共に、自身を助けたシローが隊長に選ばれた事を知り、寝息を立てる彼にほほえみながら敬礼する。
「来るなら来てみろ!」
第4話より。新兵器アプサラスIの巨体を前に、危機に陥ったカレン・ジョシュワを救出すべく身を乗り出した。この時のアプサラスはまったく情報のない状態での偶然の遭遇であったため立ち向かうこと自体無謀であったが…。
「死なせはせん!誰ひとりとて死なせはせんぞぉ!!」
アプサラスIを前に怯みもせず立ちふさがり、180mmキャノンを構える。サンダースの声優である玄田哲章氏は劇場版機動戦士ガンダムIIIやその他メディアでドズル・ザビの声も担当していたことから、「やらせはせんぞ」のオマージュと思われる。
「俺は……俺は、死神じゃない!」
「負けるか…負けるもんか…俺は負けんぞ!」
上記からさらに自分に言い聞かせるように激しく鼓舞した。結果的に全滅どころか全員生還し、見事にジンクスを吹き飛ばした。08小隊の絆がさらに固くなったエピソードである。
「隊長はスパイなんかじゃない!そんな器用な人じゃないんだ!」
第9話より、シローにアイナとの一件からスパイ疑惑が掛かり07小隊に絡まれた後に叫んだセリフ。…まぁ、言いたいことは分かるし、事実その通りなのだが…フォローになっていない。
「あっという間に一機……こいつは……エースだ!」
第10話より、颯爽と現れ、鮮やかに量産型ガンタンクを撃破した強敵ノリス・パッカードへ。エースはエースを知るといったところか。08小隊の行動を完全に読み切った相手に脂汗がしたたる。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

初期型ジム
1話冒頭での搭乗機。
陸戦型ガンダム
第08MS小隊所属時の搭乗機。主に180mmキャノンを装備し、長距離射撃を担当。
ホバートラック
エレドア不在時と、自機の小破・行動不能時に搭乗。
陸戦型ジム
『0083 REBELLION』での搭乗機。


リンク[編集 | ソースを編集]