「レッドライダー」の版間の差分

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:主役機として登場。主人公[[チェイス・スカルガード]]と共に地上と宇宙の激戦区に身を投じていく。本編前は[[グレイヴ]]による強化手術が施された少女が使い捨てのパイロットとして搭乗させられており、[[サノ・カオリ]]による保護を受けた[[ターニャ]]もその1人だった。
 
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*名前の由来となっている「第二の騎士」はヨハネの黙示録に記されている「四騎士」の一人。それぞれの権能で地上を支配、または人の命を奪うとされている。第二の騎士は赤い馬にまたがり、大きな剣を持つ。その名は「戦争」。戦争を引き起こし、地上の人間を戦わせるという。やや名前負けの気もするが、ペイルライダー計画全体で見れば「ヨハネの黙示録」に語られているような「世界を支配し、あるいは人の命を奪う」恐るべき計画であったことが伺える。
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**余談の余談だが、「X-MEN」の登場キャラクター「アポカリプス」配下の四名や、プロレス団体NWAに所属していたユニット「フォー・ホースメン」といった「悪役四天王」はもちろんこの「黙示録の四騎士」が由来。キリスト教圏ではポピュラーな「人類の脅威」の代名詞になっている。
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:名前の由来となっている「第二の騎士」はヨハネの黙示録に記されている「四騎士」の一人。それぞれの権能で地上を支配、または人の命を奪うとされている。第二の騎士は赤い馬にまたがり、大きな剣を持つ。その名は「戦争」。戦争を引き起こし、地上の人間を戦わせるという。やや名前負けの気もするが、ペイルライダー計画全体で見れば「ヨハネの黙示録」に語られているような「世界を支配し、あるいは人の命を奪う」恐るべき計画であったことが伺える。
 
:余談の余談だが、「X-MEN」の登場キャラクター「アポカリプス」配下の四名や、プロレス団体NWAに所属していたユニット「フォー・ホースメン」といった「悪役四天王」はもちろんこの「黙示録の四騎士」が由来。キリスト教圏ではポピュラーな「人類の脅威」の代名詞になっている。
 
  
 
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2021年3月19日 (金) 20:32時点における版

レッドライダー
外国語表記 Red Rider
登場作品 機動戦士ガンダム アグレッサー
テンプレートを表示
スペック
異名 赤帽子 (ジオン側からの呼称)
分類 実験用試作型モビルスーツ
頭頂高 18.0m
本体重量 43.7t
主動力 熱核融合炉
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
搭載システム アレス(ARES・AREUS[1])
開発組織 地球連邦軍
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 アグレッサー中隊
主なパイロット チェイス・スカルガード
エルザ
テンプレートを表示

概要

地球連邦軍の「ペイルライダー計画」で運用されたデータ収集用実験機。機体名称は「ヨハネの黙示録」に記されている第二の騎士を由来としている。機体カラーは赤と白を基調とし、頭部バイザーが赤のためジオン軍からは「赤帽子」と呼ばれている。

開発のベースとなった機体はジムであるが、機体形状はペイルライダーとほぼ同型で、反応速度などは段違いに向上している。本機はリミッター解除時の動作とパイロットの負荷を検証するための機体で教育型コンピュータに実験用回路の「アレス(ARES)」を搭載している。このシステムの起動や機体調整は音声対話型のコンピューターによって行われる。基本武装は他の連邦軍の機体と同じだが、専用装備も用意されている。

機体自体はハイスペックなのだが、整備不良により作品内ではジム程度のスペックしか発揮できない状態となっている。また、回路の不調により「アレス」が使用不可かつ作動状態にあるため異常発熱を起こしており、それに接続している教育型コンピュータとの併用により冷却システムに過負荷がかかってしまっている。作中ではオーバーヒート回避のためアレス及び教育型コンピュータを強制閉鎖しているが、これにより連動しているオートサポート機能は停止しており、全ての操作をマニュアル操作で行わなければならない状態を余儀なくされている。

ジャブロー防衛戦で本機は行動不能になるほどのダメージを受けた際に「ペイルライダー計画」の中心人物の1人であるリム・エンバー・バーゲンホルムによって完全な状態ではないがオーバーホールされた上でマグネットコーティングが施され、宇宙に上がる時にペイルライダーと同様の空間戦仕様に変更されている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム アグレッサー
主役機として登場。主人公チェイス・スカルガードと共に地上と宇宙の激戦区に身を投じていく。本編前はグレイヴによる強化手術が施された少女が使い捨てのパイロットとして搭乗させられており、サノ・カオリによる保護を受けたターニャもその1人だった。

装備・機能

特殊機能

アレス(ARES)
本機の教育型コンピュータに接続されている実験用システム。このシステムを起動させると機体のリミッターが解除され、300秒の間運動性能が150%に向上する。ただ、パイロットの負担は考慮されておらず、死に至る危険性がある。心肺停止が確認されると自動的に蘇生プログラムにより電気ショックが起動する。
ウェラブル・アーマー
両肩、両膝、コックピットハッチに装備されている特殊装甲。ブロック状の追加装甲の様だが、1つ1つに着弾時の衝撃を外部へ拡散するよう内部炸薬を搭載している。このため実弾に対しては高い防御力を有し、敵が次弾を撃つ前に接近して撃破する事が可能となる。但し、一度外れると装甲が剥がれてしまうため次の攻撃に対しては無防備になってしまうのが難点。

武装・必殺攻撃

共通装備

バルカン砲
頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
頭部内にはARESのコアユニットが搭載されているため、地球連邦軍で一般的な内蔵式から独立配置式に変更されている。
ビーム・サーベル
左サイドアーマーに1基装備されている近接武装。
ツヴァイ・ハンダー
本機専用に開発された攻防一体の兵装。シールド側面に大型ビーム・サーベルを内蔵した武装で、ビーム刃を調整することが可能。ビームの出力は大きいため発熱を抑えるための冷却カプセルが3つ収納されており、これを使い切ると使用不可となる。シールド後部にはアンカーが内蔵されており、使用後は切り離すことが可能。また、後部にはグリップが収納されており、シールドそのものがリーチの長い手持ち式の大剣となる。なお攻撃をシールドで受けすぎると衝撃でビーム・サーベルが故障する欠点を持つ。

地上戦仕様

100mmマシンガン
ヤシマ重工製のマシンガン。陸戦型ジム等が装備している物と同じもの。予備マガジンは右サイドアーマーに装備され、非使用時にはリアアーマーに懸架可能。
試作型100mmマシンガン
本機のデータ収集用にエルザが設計したマシンガン。マガジンは上記の100mmマシンガンと共通。ジオン軍の技術を取り入れた武装で、形状記憶合金を使用した発熱体のヒート・ソードが銃口上下に内蔵されている。このヒート・ソードは射出することも可能。
シールド
取り回しが考慮された小型のシールド。これも陸戦型ジム等と同じもの。カラーリングは陸戦型ジムの物と同一だが、表面にはアグレッサー中隊の部隊マークが描かれている。ツヴァイ・ハンダー受領前に装備していた。

空間戦仕様

ブルパップ・マシンガン
主にジム系列機が装備している90mmマシンガン。

対決・名場面

関連機体

ジム
ベース機。パーツに互換性があるため、本機の整備時にジムのパーツを流用する事が可能。
ペイルライダー
本機のデータはこの機体の開発にフィードバックされている。
ホワイトライダー
ペイルライダー計画で開発された姉妹機の1つで、新型兵装シェキナー検証用の機体。

余談 

  • 名前の由来となっている「第二の騎士」はヨハネの黙示録に記されている「四騎士」の一人。それぞれの権能で地上を支配、または人の命を奪うとされている。第二の騎士は赤い馬にまたがり、大きな剣を持つ。その名は「戦争」。戦争を引き起こし、地上の人間を戦わせるという。やや名前負けの気もするが、ペイルライダー計画全体で見れば「ヨハネの黙示録」に語られているような「世界を支配し、あるいは人の命を奪う」恐るべき計画であったことが伺える。
    • 余談の余談だが、「X-MEN」の登場キャラクター「アポカリプス」配下の四名や、プロレス団体NWAに所属していたユニット「フォー・ホースメン」といった「悪役四天王」はもちろんこの「黙示録の四騎士」が由来。キリスト教圏ではポピュラーな「人類の脅威」の代名詞になっている。


リンク

脚注

  1. オンラインゲーム「ガンダムバトルオペレーション2」など