「高機動型試作機」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
10行目: | 10行目: | ||
| タイトル = スペック | | タイトル = スペック | ||
| 分類 = 地上用試作型[[モビルスーツ]] | | 分類 = 地上用試作型[[モビルスーツ]] | ||
+ | | 生産形態 = 試作機 | ||
| 型式番号 = YMS-08A | | 型式番号 = YMS-08A | ||
| 頭頂高 = 18.8m | | 頭頂高 = 18.8m | ||
31行目: | 32行目: | ||
[[ツィマット社]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。 | [[ツィマット社]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。 | ||
− | [[プロトタイプグフ]] | + | [[プロトタイプグフ]]と競作の形で開発が進められていた機体であり、[[ザクIIF型]]の基本設計を流用し、ラジエーターや装甲の強化、軽量化がなされている。背部と脚部には新開発された推進エンジンが装備され、短距離のジャンプ飛行が可能な設計となっていた。 |
+ | |||
+ | しかし、性能的には[[ザクIIJ型]]と大差ない性能で、推進エンジンも出力不足により十分なジャンプ飛行ができなかった。加えてコストパフォーマンスも悪く、試作段階で開発中止となり5機が製造されるに留まっている。そして、本機の計画はプロトタイプグフに統合された。本機で培われた技術は[[ドム]]に生かされている。 | ||
後に[[ガンダム]]のデータを元に高機動化が図られたが、期待されたほど向上せずに終わっている。 | 後に[[ガンダム]]のデータを元に高機動化が図られたが、期待されたほど向上せずに終わっている。 | ||
39行目: | 42行目: | ||
:出典元。 | :出典元。 | ||
;[[機動戦士Ζガンダム]] | ;[[機動戦士Ζガンダム]] | ||
− | : | + | :登場予定だったが、[[アクト・ザク]]の方が採用されたため未登場に終わった。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
− | ;ザク・マシンガン | + | ;[[ザク・マシンガン]] |
:ドラムマガジン式の口径120mmマシンガン。 | :ドラムマガジン式の口径120mmマシンガン。 | ||
;ヒート・ホーク | ;ヒート・ホーク | ||
57行目: | 60行目: | ||
:競作という形で開発されていた機体。後に計画が統合される。 | :競作という形で開発されていた機体。後に計画が統合される。 | ||
;[[イフリート]] | ;[[イフリート]] | ||
− | :型式番号がMS- | + | :型式番号がMS-08TXの機体。同じ「MS-08」ナンバーだが関連性は不明。 |
;[[ドム試作実験機]] | ;[[ドム試作実験機]] | ||
− | : | + | :『MSD』に登場する機体。型式番号がYMS-08Bと、本機の物に連なっている。 |
− | + | ||
− | + | == 余談 == | |
+ | *腰部の形状がガンダムなどの連邦軍MSの物に類似しているが、書籍『MSV THE FIRST』における小田雅弘氏のコメンタリーでは「デザインラインには連邦がまじっていますが、そこもなんとでも言えます」と記されているため、あまり深く考えずにデザインされている模様。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
69行目: | 73行目: | ||
<amazon>4575465127</amazon> | <amazon>4575465127</amazon> | ||
− | |||
− | |||
− | |||
== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場メカ]] | *[[登場メカ]] | ||
78行目: | 79行目: | ||
<!-- <references /> --> | <!-- <references /> --> | ||
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> | <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> | ||
+ | |||
{{DEFAULTSORT:こうきとうかたしさくき}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 --> | {{DEFAULTSORT:こうきとうかたしさくき}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 --> | ||
[[Category:登場メカか行]] | [[Category:登場メカか行]] | ||
[[Category:MSV]] | [[Category:MSV]] | ||
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 --> | <!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 --> |
2024年6月2日 (日) 12:00時点における最新版
高機動型試作機 | |
---|---|
外国語表記 | High Maneuver Proto Model |
登場作品 | MSV |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 地上用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | YMS-08A |
頭頂高 | 18.8m |
全高 | 17.7m |
本体重量 | 55.7t(65.2tとも) |
全備重量 | 76.6t |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発組織 | ツィマット社 |
所属 | ジオン公国軍 |
概要[編集 | ソースを編集]
プロトタイプグフと競作の形で開発が進められていた機体であり、ザクIIF型の基本設計を流用し、ラジエーターや装甲の強化、軽量化がなされている。背部と脚部には新開発された推進エンジンが装備され、短距離のジャンプ飛行が可能な設計となっていた。
しかし、性能的にはザクIIJ型と大差ない性能で、推進エンジンも出力不足により十分なジャンプ飛行ができなかった。加えてコストパフォーマンスも悪く、試作段階で開発中止となり5機が製造されるに留まっている。そして、本機の計画はプロトタイプグフに統合された。本機で培われた技術はドムに生かされている。
後にガンダムのデータを元に高機動化が図られたが、期待されたほど向上せずに終わっている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ザク・マシンガン
- ドラムマガジン式の口径120mmマシンガン。
- ヒート・ホーク
- 手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。
- シールド
- 左腕部に装備されている防御兵装。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- プロトタイプグフ
- 競作という形で開発されていた機体。後に計画が統合される。
- イフリート
- 型式番号がMS-08TXの機体。同じ「MS-08」ナンバーだが関連性は不明。
- ドム試作実験機
- 『MSD』に登場する機体。型式番号がYMS-08Bと、本機の物に連なっている。
余談[編集 | ソースを編集]
- 腰部の形状がガンダムなどの連邦軍MSの物に類似しているが、書籍『MSV THE FIRST』における小田雅弘氏のコメンタリーでは「デザインラインには連邦がまじっていますが、そこもなんとでも言えます」と記されているため、あまり深く考えずにデザインされている模様。
商品情報[編集 | ソースを編集]
書籍 [編集 | ソースを編集]