「ヘビーガンダム」の版間の差分
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2019年1月31日 (木) 11:54時点における版
FA-78-2 ヘビーガンダム (Heavy Gundam)
- 登場作品:
- デザイナー:大河原邦男
- 分類:重戦用試作型モビルスーツ
- 装甲材質:ルナ・チタニウム合金
- 頭頂高:18.4m
- 全高:18.4m
- 本体重量:52.2t
- 全備重量:不明
- 主動力:熱核融合炉
- ジェネレーター出力:不明
- スラスター総推力:不明
- センサー有効半径:不明
- 開発組織:地球連邦軍
- 所属:地球連邦軍
- 主なパイロット:デン・バザーク
概要
地球連邦軍の試作型モビルスーツ。FSWS計画のフルアーマー・オペレーションに基づいて開発された機体で、フルアーマーガンダムの再設計機にあたる。
フルアーマーガンダムはニュータイプの搭乗を想定していたが本機ではされておらず、主な行動圏となる大気圏外での機動性向上と火力、装甲性能の強化が図られた。最大の特徴はフルアーマーガンダムの系列機でありながら増加装甲を取り付けず、本体部の装甲を厚くする事で防御力を高めているという点で、ある程度の重量軽減を可能としている。このため上半身や脚部は新規に設計されて形状が変化し、頭部のツインアイにはバイザー状のカバーが設けられコアブロックシステムがオミットされた。それでもRX-78 ガンダムと比較して運動性の低下は否めないが、これに関してはハービック社で開発中だった新型の推進器を採用する事で補う予定とされた。武装はフレーム・ランチャーやビーム・キャノン等が用意されている。
RX-78やRX-81の後継機として一年戦争の末期に開発が計画されたが、ハービック社での新型推進器の完成が遅れた上、アムロ・レイが通常のガンダムで多大な戦果を挙げていた事が原因となって必要性を疑問視され、戦後処理等の問題もあって計画は一旦棚上げされた。
機体名は本機が「重戦用MS」に分類される事が由来とされる。
登場作品と操縦者
- MS-X
- パイロットはデン・バザーク。
彼が率いている特殊部隊に配備されたと言われる。 - 機動戦士ガンダム MSV戦記 ジョニー・ライデン
- ジオン共和国に駐留する連邦軍の部隊に1機配備されており、パーフェクトザクと交戦したが全く太刀打ちできずに撃破されている。
- 機動戦士ガンダムUC テスタメント
- 『虹の鎧』に登場している。
装備・機能
特殊機能
- 合体・分離
- 支援機ガンキャリーとの合体・分離が可能。
武装・必殺攻撃
- フレーム・ランチャー
- 携行式の武器。6銃身のガトリング砲と4連装ミサイル・ランチャーを一体化させており、サイズがかなり大きい。使用時には前腕部にはめ込むようにして装着される。
- ビーム・キャノン
- 背部右側に1門装備。ジェネレーターと直結させる事で高い出力を得ている。
実弾砲と間違われる事も多い。 - ビーム・サーベル
- 背部左側に1本マウントされている接近戦用の武器。RX-78が装備している物と同型と思われるが、詳細は不明。
対決・名場面
関連機体
- ヘビーガンダム (2号機)
- 戦後に開発された2号機。
- ヘビーガンダム (イングリッド0専用機)
- ゴップがイングリッド0の搭乗機として用意させた機体。
- ガンキャリー
- 支援機。
- フルアーマーガンダム
- 原型機。
- フルアーマーガンダム7号機、重装フルアーマーガンダム
- 同じFSWS計画の機体。ガンダム7号機に追加装備を施している。
- ガンダム、ジーライン
- ヘビーガンダムはこれらの機体の後継機として開発が計画された。
- ガンナーガンダム
- ヘビーガンダムの再設計機と言われる。