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本来はヤキン・ドゥーエ陥落後の、[[プラント]]制圧戦を目的に開発されたらしい。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において既に月基地で待機させられていたが、ジェネシスに脅威を感じた地球連合軍上層部によって地球に強制的に帰還させられていた為、出撃は無かった。 | 本来はヤキン・ドゥーエ陥落後の、[[プラント]]制圧戦を目的に開発されたらしい。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において既に月基地で待機させられていたが、ジェネシスに脅威を感じた地球連合軍上層部によって地球に強制的に帰還させられていた為、出撃は無かった。 | ||
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
;ガンダム強奪作戦 | ;ガンダム強奪作戦 | ||
− | : | + | :『DESTINY』第2話、本機の初登場シーンより。先に出撃したダークダガーLに続いて、[[ガーティ・ルー]]艦載機のイザワ機とハラダ機がドッペルホルン装備で出撃し、[[アーモリーワン]]より接近する[[ナスカ級]]およびザフトMS部隊と交戦。ナスカ級に砲撃を加えつつ、[[ゲイツL]]を撃墜している。ただ、その後の戦闘でダガーLが1機墜とされている。 |
;星屑の戦場 | ;星屑の戦場 | ||
− | : | + | :『DESTINY』第4話より。MS隊が出払ったミネルバを2機で追いつめるものの、迎撃に出た[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の奮戦により、立て続けに撃破された。 |
;ローエングリンゲート攻略戦 | ;ローエングリンゲート攻略戦 | ||
− | : | + | :『DESTINY』第18話より。インパルスのビームライフルを撃ち抜き破壊するという離れ業を披露した。 |
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
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;[[ダークダガーL]] | ;[[ダークダガーL]] | ||
:全身を黒く塗装され、若干のステルス効果を持ったダガーL。アーモリーワン奇襲の際、ファントムペインのMS隊によって運用された。 | :全身を黒く塗装され、若干のステルス効果を持ったダガーL。アーモリーワン奇襲の際、ファントムペインのMS隊によって運用された。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[ワイルドダガー]] |
− | : | + | :[[ガイアガンダム|ガイア]]をベースに本機のパーツが流用されている。 |
− | ;[[ダガー]] | + | ;[[ストライクダガー]] / [[105ダガー|ダガー]] |
− | : | + | :前大戦での主力量産機。資料によってどちらが改良元かが分かれている。 |
;[[ウィンダム]] | ;[[ウィンダム]] | ||
:後継機。 | :後継機。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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2019年10月5日 (土) 20:44時点における版
ダガーL | |
---|---|
外国語表記 | Dagger L |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 | GAT-02L2 |
全高 | 18.4m |
本体重量 | 55.5t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | 不明 |
開発組織 | 地球連合軍 |
所属 | 地球連合軍 |
主なパイロット | 地球連合軍一般兵 |
概要
地球連合軍の量産型モビルスーツ。ストライクダガーを強化・改修したもので、コズミック・イラ73年当時の連合軍主力MS。最大の特徴としてストライクガンダムと同じストライカーパックシステムを有し、ストライクダガーに汎用性で勝るものの、ダガーに性能は劣る。基本的な武装としてビームカービンと2本のビームサーベル、シールドを有する。
また、ストライカーパックは空中戦闘用のジェットストライカー、対艦砲撃戦用のドッペルホルンの2種類を主に装備する。
本来はヤキン・ドゥーエ陥落後の、プラント制圧戦を目的に開発されたらしい。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において既に月基地で待機させられていたが、ジェネシスに脅威を感じた地球連合軍上層部によって地球に強制的に帰還させられていた為、出撃は無かった。
劇中ではいわゆる「やられ役」であったが、高い完成度と量産性を兼ね備えた高性能MSである。とはいえ、物語後半はほとんどウィンダムに出番を譲ってしまい、活躍の場面はほとんど見られなかった。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初登場作品。連合軍のパイロットが使用、各地でその姿が見られた。
また、一部のファントムペインのパイロットも使用している。メサイア攻防戦においては、ストライクダガーと共にオーブ軍と共闘する姿が確認できる。 - 機動戦士ガンダムSEED
- 月基地に配備されていたという設定。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に投入される予定だったものの、ジェネシスの2射目により、ほとんどの機体が基地ごと消滅してしまう。
装備・機能
特殊機能
- ストライカーパックシステム
- ストライカーパックを換装可能。
武装・必殺攻撃
標準装備
- M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
- 計1門のバルカン・ポッドで、頭部両側面に装着される。航空兵器や近距離に迫ったミサイルなどを迎撃するために使用された。映像内で使用した描写はあまり見られない。ストライクダガーに装備されていたイーゲルシュテルンより小口径なのは、この装備が装甲技術の改良によって敵機への牽制でなく、ミサイルの迎撃などに使用される事が多くなったため、用途を防御のみに絞った小口径のものに置き換えられたと推測される。トーデスシュレッケンとは、ドイツ語で「死の恐怖」の意味。
- M703k ビームカービン
- ストライクダガーのM703 ビームライフルを大幅に小型化したビーム銃で、MS用の拳銃といったところ。威力こそ低くなったが取り回しは良好で、困るという事はなかった。コロニー内での戦闘において、コロニーの外壁を損壊させないように小口径化されたようだ。
- Mk39 低反動砲
- ダガー用のバズーカ砲。無重力下の運用を考慮し、射撃時の反動が抑えられている。
- Mk315 スティレット 投擲噴進対装甲貫入弾
- 左右の腰部サイドアーマーに1つずつ収容されている手投げ式の爆弾。MS用のクナイと言ったところで、投擲後に内蔵された推進器で加速する。標的に鋭利な先端が食い込んだ後に爆発するため、小型でありながら高い破壊力を有する。PS装甲以外には高いダメージを与えられる。今ひとつ扱いどころの難しい兵器であるためか、劇中で使用されたのは数回くらいしかない。
- ビームサーベル
- 両腰のサイドアーマー上部に1本ずつ装備。
- シールド
- ストライクダガーが使用するシールドの改良型。
ジェットストライカー
- ジェットストライカー
- 空中戦闘用のバックパック。重力下での飛行を可能とする。折り畳み式の主翼を有しており、主翼下部のハードポイントに各種ミサイル、ビームカービン、プロペラントタンクの懸架が可能。これにより拠点攻撃、長距離飛行にも対応する事ができる。
- Mk438 3連装ヴェルガー 空対空ミサイルポッド
- 3連装式のミサイルポッド。
- ドラッヘASM
- 空対艦ミサイル。
- Mk1323 無誘導ロケット弾ポッド
- 4連装のロケット弾ポッド。
ドッペルホルン
- AQM/E-M11 ドッペルホルン連装無反動砲
- 対艦砲撃戦用のキャノンパック。機体全長を超える2連装の無反動砲により、高い火力を有する。ただ、基部が後方に伸びている事から重心が背部に大きく偏っており、地上では不安定となるため、無重力下での運用が主となる。
対決・名場面
- ガンダム強奪作戦
- 『DESTINY』第2話、本機の初登場シーンより。先に出撃したダークダガーLに続いて、ガーティ・ルー艦載機のイザワ機とハラダ機がドッペルホルン装備で出撃し、アーモリーワンより接近するナスカ級およびザフトMS部隊と交戦。ナスカ級に砲撃を加えつつ、ゲイツLを撃墜している。ただ、その後の戦闘でダガーLが1機墜とされている。
- 星屑の戦場
- 『DESTINY』第4話より。MS隊が出払ったミネルバを2機で追いつめるものの、迎撃に出たレイの奮戦により、立て続けに撃破された。
- ローエングリンゲート攻略戦
- 『DESTINY』第18話より。インパルスのビームライフルを撃ち抜き破壊するという離れ業を披露した。
関連機体
- ダークダガーL
- 全身を黒く塗装され、若干のステルス効果を持ったダガーL。アーモリーワン奇襲の際、ファントムペインのMS隊によって運用された。
- ワイルドダガー
- ガイアをベースに本機のパーツが流用されている。
- ストライクダガー / ダガー
- 前大戦での主力量産機。資料によってどちらが改良元かが分かれている。
- ウィンダム
- 後継機。
商品情報
フィギュア