「ガンダムF89」の版間の差分
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2019年12月26日 (木) 13:10時点における版
ガンダムF89 | |
---|---|
外国語表記 | Gundam F89 |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用試作型モビルスーツ |
型式番号 | F89[1] |
全高 | 18m級 |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | サナリィ |
所属 | サナリィ ⇒ 讃美歌の国 |
主なパイロット |
概要
サナリィによって開発された検証実験機。ガンダムF90のプロトタイプにあたる機体であり、完成機をF90とするということでF89と名付けられた。F90完成後に発動したフォーミュラ計画で設定されたF8シリーズとは別系統に当たり、F9シリーズの前身にあたる。
全2機が製作され、この2機の模擬戦を繰り返してデータ収集を行った。補給パーツは6機分、後に4機分追加生産されている。機体カラーは機体判別の為にそれぞれ赤と青を基調としたものに塗り分けられており、同じ理由から頭部ブレードアンテナも曲線型と直線型の2種が存在する。
サナリィはそれまで本格的にモビルスーツを開発した経験が無く、いきなり自社だけで小型モビルスーツを開発することは技術的なハードルが高かった。そのためまず、現状の技術力を確認する目的で製作されたのが本機である。同時に、18m級の最高性能を目指して設計されており、総合的な性能は本機を元に開発されたガンダムF90より高く、それ以降に開発されたガンダムF91以下となる。
フレームは新規開発された物だが、消耗の激しい補給パーツはアナハイム・エレクトロニクス社のパーツを使用可能。また、背部に「ミッションパック」の試作タイプを装備でき、高機動型と遠距離攻撃型の2種が試作された。高機動型パックはプロペラントタンク2基とスラスターが装備されており、遠距離攻撃型パックはV.S.B.R.の試作タイプを装備しているが、この時点では実戦で使用できるだけの実用性は伴っていなかった。
2機の内1機はフレーム状態でアンカーに流用され、もう1機はフランク・オズが原型を保った機体をルナツーに保管していた。
登場作品と操縦者
装備・機能
特殊機能
- 換装
- 試作ミッションパックを換装可能。
武装・必殺攻撃
- アックスガン
- 大型の実体斧とライフルを組み合わせた複合兵装。後にアンカーV2に受け継がれた。
- ビーム・サーベル
- 高機動型パック上部に2基装備している。『DUST』劇中で装備したパックはこちらである。
- ビーム・キャノン
- 遠距離攻撃型パックに2挺装備されている試作型ヴェスバー。最初期の試作品であり、火力はあるものの3発撃つと本体ごと機能を停止してしまう失敗作である。また、キャノンはパックに固定されている為、分離は不可能。
- ビーム・ライフル
- ジェムズガンと同型のライフル。過去の模擬戦時に使用していた。
対決・名場面
関連機体
商品情報
リンク
脚注
- ↑ サナリィ内での社内コード