「フルアーマーガンダムMk-II」の版間の差分

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2020年6月10日 (水) 21:09時点における版

フルアーマーガンダムMk-II
登場作品
デザイナー 藤田一己
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
型式番号 FA-178
頭頂高 18.5m
本体重量 53.2t
全備重量 74.3t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,930kW
スラスター総推力 124,500kg
装甲材質
  • チタン合金セラミック複合材(Mk-II本体)
  • ガンダリウム合金(FXA-03A側)
センサー有効半径 11,300m
開発組織
所属
  • エゥーゴ(計画のみ)
  • 地球連邦軍
  • 主なパイロット ヴァースキ
    テンプレートを表示

    概要

    エゥーゴの試作型モビルスーツティターンズが投入してくる新型機とガンダムMk-IIの性能差を埋める為にアナハイム・エレクトロニクス社で考案された強化プランの一つである。
    Mk-IIはチタン合金セラミック複合材製の装甲で防御力に不安を残しており、また武装面でも威力が既に不足気味だった為、それを補う為の追加装甲「FXA-03(FXA-03Aという説もある)」を装着させている。この装甲はガンダリウム合金製であり、固定武装として2連装ビーム・ガンやグレネード・ランチャーも装備する事で防御力と火力を向上させている。脚部の追加装甲にはバーニアも増設されたが、重量増加による機動性や運動性の低下を補える程の推力は得られていないとされる。

    プラモ狂四郎』に登場するHCMパーフェクトガンダムとよく似たデザインとなっている。ただし細部はかなり異なっており、素体もあちらはMk-IIではなくガンダムを使用している。

    登場作品と操縦者

    Ζ-MSV
    機動性の低下に加え、並行して開発が進められていたGディフェンサーとの合体による強化の方が実用的と判断された事[1]から開発は中断された。
    機動戦士ガンダムUCテスタメント
    『虹の鎧』で登場している。
    機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデン帰還
    ゴップがMk-IIの増強ユニットとしてアナハイムに発注している。

    装備・機能

    特殊機能

    分離
    追加装甲を分離可能。

    武装・必殺攻撃

    バルカン・ポッド・システム
    頭部に装着されるオプション装備。Mk-IIの物と形状が異なり、砲門が1門に減らされている。
    当初は「60mmバルカン砲を2門装備している」という設定だった。またゲームでは両側から発射している事もある。
    2連装ビーム・ガン
    右腕部に装着されているビーム砲。長い砲身を持つ。
    グレネード・ランチャー
    左腕部に2基、2連装ビーム・ガンの銃身部に1基の計3基を装備している。
    ゲーム登場時や商品化される際、2連装ビーム・ガンに装備されている方は無くなっている事が多い。
    フレキシブル・シールド
    左肩部に装着されている実体盾。
    ビーム・サーベル
    バックパックに2本マウントしている接近戦用の武器。ラックはスラスターユニットと一体化していて、それ自体が着脱可能とされる。グリップは丸型ではなく四角型と珍しい形状になっているが、ビームの発振デバイスは標準的な規格品の改良型となっている。グリプス戦役初期の主力機と比較してビームの出力は高く、内蔵された超小型大容量コンデンサーによって最大出力での長時間稼働も可能である。先端部にはスイッチが存在し、マニピュレーターで押す事でビーム刃のON/OFFが切り替えられるようになっている。
    肩部の追加装甲が干渉すると判断されたのか設定画では描かれていないが、ゲーム登場時や商品化される際には大抵装備したままとなっている。

    対決・名場面

    関連機体

    ガンダムMk-II
    素体。
    Gディフェンサースーパーガンダム
    並行して開発されていた強化プラン。
    ガンダムMk-II試作0号機
    ガンダムMk-IIのプロトタイプ。

    商品情報

    ガンプラ

    フィギュア

    リンク

    脚注

    1. 後付けになるがGディフェンサーはジムIIIやネモなどにも装着が可能な汎用性が有り、あくまでMk-II専用の強化プランになるこちらがコスト高で割に合わなかったというのも理由に加わるだろう。