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2022年4月18日 (月) 23:03時点における版
レプス | |
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外国語表記 | Lepus |
登場作品 | 機動戦士ガンダム バンディエラ |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | EMS-10Le |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属組織 | ジオン公国軍 |
所属部隊 | レプス部隊 |
母艦 | ザンジバル級 |
主なパイロット | ユーリー・コーベル |
概要
マ・クベが統合整備計画を利用してユーリー・コーベル専用機として開発させた新型機。機体カラーは薄紅色を基調とし、胸部左側にレプス部隊のマークが描かれている。当初は名称が付けられておらず、後にユーリーがサッカーという文化を残すという意味を込め、かつて所属していたサッカークラブ「オクラント・レプス」から取って名付けた。
ヅダをベースにエンジン周りを改良し、開発中の新機体のパーツを組み合わせた複合機となっている。ギャンと同様の機能が組み込まれており、ユーリーの動きに合わせたカスタマイズが施されたことで、高い機動力と瞬発力を獲得している。また、本機独自の武装として脚部にビーム・サーベルが内蔵されており、優れた格闘戦能力も持ち合わせている。なお、エンジンにはリミッターがかけられており、解除することで機能停止状態から強引に再稼働させることも可能である。
ちなみにマ・クベがユーリーのことを個人的に気に入ったことから開発された機体であるがその理由は、戦いを生き延びてプロパガンダという悲しい役割から降りて欲しい、という願いがあったからである。また、ベースとなったヅダとユーリーにはプロパガンダに利用されたという共通点が存在する。
機体の外観的には頭部と胴体部がヅダ、四肢がギャン・クリーガー、脚部側面にはイフリート改と同型のパーツといった構成となっている。この中のギャン・クリーガーは、本来の歴史上では派生元のギャン自体がゲルググとのコンペで不採用となっているため存在しないIF機体である。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム バンディエラ
- 初出作品。第39話からユーリー・コーベルの機体として登場。一年戦争最終局面ではグラナダの防衛のために、グラナダを通ってア・バオア・クーへと向かおうとする連邦軍艦隊と真っ先に交戦し、艦艇とMS部隊に大きな被害を与えた。目的を達成するためにシモンの乗るフルアーマーガンダム (タイプB)との交戦は避けていたが、圧倒的な弾幕の前に被弾してしまい機能停止まで追い込まれる。その後、途中で現れたセリダのサイコミュシステム初期試験型ザクが、艦隊やフルアーマーガンダムを含むMS部隊と交戦するが、シモンが自分を撃墜する気がないことと、セリダが自分に代わってプロパガンダに利用されていることを知り、この状況を終わらせるためにリミッターを解除して再稼働させ、フルアーマーガンダムを庇って被弾、撃墜された。
装備・機能
特殊機能
- 流体パルスアクセラレーター
- ギャンに搭載されている試作機構。機体各部のレスポンスを向上させる働きを持つ。ギャンと同様の機能とはこの機能だと思われる。
武装・必殺攻撃
- ザク・マシンガン
- ドラムマガジン式の口径120mmマシンガン。以前搭乗していた専用ザクと同様に照準器が通常と逆に付けられている。
- 135mm対艦ライフル
- 対艦攻撃を目的とした大型ライフル。グラナダに現れた地球連邦軍の艦隊と交戦するために装備した。
- ビーム・サーベル
- 脚部側面に固定装備されているビーム・サーベル。ビーム刃は下方に展開され、キックの動作で攻撃を行う。
対決・名場面
関連機体
- ヅダ
- ベース機。
- ギャン・クリーガー
- ゲルググではなくギャンが次期主力機となったIF設定において、統合整備計画に基づいて開発されたギャンの再設計機。本機の四肢が同型であり、『バンディエラ』作中で言及されている開発中の新機体とはこの機体を指しているものと思われる。
- イフリート改
- 脚部側面のスラスターが同型となっている。
- ヅダF
- 宇宙世紀正史におけるヅダの改修機。リミッターの設定、改修にギャンのパーツの一部を使用、など共通点がいくつか見られる。