「サザビー初期試験型 (重力下仕様)」の版間の差分
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2022年9月30日 (金) 19:46時点における最新版
サザビー初期試験型 (重力下仕様) | |
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外国語表記 | Sazabi Prototype (Terrain Mode) |
登場作品 | 機動戦士ムーンガンダム |
デザイナー | 形部一平 |
スペック | |
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分類 | ニュータイプ専用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | MSN-04X2 |
頭頂高 | 23.0m |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,340kW |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
設計 | 新生ネオ・ジオン軍 |
製造 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | 新生ネオ・ジオン軍 |
主なパイロット | シャア・アズナブル |
概要[編集 | ソースを編集]
新生ネオ・ジオン軍が開発したサザビーのプロトタイプの1機。この機体に到達するまでに何度か名称が変わったものの、最終的に開発者のアルレットが秘めていた「サザビー」の名が冠された。
当初、新生ネオ・ジオンはシャア・アズナブル専用機としてヤクト・ドーガを開発したが、要求性能を満たせなかったため全体的な見直しが図られることとなった。サイコプレートから始まるサイコフレームの可能性の模索や様々な試作機や実験機のデータの積み重ねの上で、この機体の設計に到達している。地球寒冷化作戦において物量で迫る地球連邦軍に対抗するため、必要な兵装や継戦能力からヤクト・ドーガやバルギルより一回り大きな重モビルスーツとして完成した。
初期試験型は腹部にギラ・ドーガのコクピット・コアを流用して複座式にした上で仮設され、頭部はヤクト・ドーガから発展させた物を取り付けている。ヤクト・ドーガをベースに現状の技術全てを注ぎ込んだ機体で完成形のサザビーとほぼ同じ外見となっているが、出力レベルがヤクト・ドーガとほぼ同等でシャアの要求性能を満たさなかったため、後に特注の大型ジェネレーターに交換され、頭部にコクピットを移したことで完成に至ることとなる。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ムーンガンダム
- 初出作品。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- サイコフレーム
- 本機に採用された特殊構造材。サイコミュと同程度の性能を持つサイコチップが金属粒子レベルのサイズで封入されていて、サイコミュシステムの小型化や機体の追従性の向上等といった恩恵を得る事が可能となる。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ロング・ライフル
- サザビー計画によって開発された大型ビーム・ライフル。長射程で単発火力が高いのが特徴。バルギルやその改修機であるムーンガンダムとも互換性がある。
- ビーム・トマホーク
- サザビー専用の接近戦用のビーム兵器。ビーム・トマホークの他、大型ビーム・サーベルやヒート・ホークとしても使用可能である。非使用時にはシールド裏かリアスカートにマウント可能。
- ビーム・サーベル
- 両腕部に計2本収納されているビーム・サーベル。
- 拡散メガ粒子砲
- 腹部に内蔵されているジェネレーター直結式のメガ粒子砲。
- ファンネル
- バックパックのファンネルコンテナに計6基装備されている無線式の誘導兵器。
- シールド
- 腕部に装備されるサザビー専用の大型シールド。裏面にはミサイル3発が装備されている他、ビーム・トマホークのマウントが可能となっている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ヤクト・ドーガ
- ベース機。
- サザビー
- 完成機。
- サザビー・プロトタイプ
- 模型誌「B-CLUB」30号に掲載されている試作機。本機の型式番号はこの機体に連なるものであり、腹部に複座式のコックピットが仮設されている点も共通している。