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:アカツキの背部に装備されるオプション兵装。4基のジェットエンジンと2基のロケットブースターを搭載し、アカツキを亜音速で飛行させる事ができる。<br/>遠隔またはAIの自律操作によってアカツキから分離した状態での単独無人飛行も可能。中央部には有人コクピットがあったとされるが、詳細は不明。<br/>固定装備として73F式改 高エネルギービーム砲を搭載する。 | :アカツキの背部に装備されるオプション兵装。4基のジェットエンジンと2基のロケットブースターを搭載し、アカツキを亜音速で飛行させる事ができる。<br/>遠隔またはAIの自律操作によってアカツキから分離した状態での単独無人飛行も可能。中央部には有人コクピットがあったとされるが、詳細は不明。<br/>固定装備として73F式改 高エネルギービーム砲を搭載する。 | ||
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:アカツキ専用のシールドとして試作された防御用の実体盾。ビーム兵器による攻撃は機体にコーティングされたヤタノカガミが防御するため、このシールドは主にミサイルや砲弾などの実体弾兵器の防御を行う。下端が鋭く尖っており、接近戦において打突兵器として使用する事も可能。 | :アカツキ専用のシールドとして試作された防御用の実体盾。ビーム兵器による攻撃は機体にコーティングされたヤタノカガミが防御するため、このシールドは主にミサイルや砲弾などの実体弾兵器の防御を行う。下端が鋭く尖っており、接近戦において打突兵器として使用する事も可能。 | ||
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:開発の際に設計を流用しており、各部の構造に共通点が見られる。 | :開発の際に設計を流用しており、各部の構造に共通点が見られる。 | ||
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2024年1月9日 (火) 00:40時点における版
オオワシアカツキ | |
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外国語表記 | Oowashi Akatsuki |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 / フラッグシップ機 |
型式番号 | ORB-01 |
全高 | 18.74m |
重量 | 87.82t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | 対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」 |
OS | G.U.N.D.A.M. |
開発組織 | モルゲンレーテ社 |
所属 | オーブ軍 |
主なパイロット | カガリ・ユラ・アスハ → ネオ・ロアノーク (ムウ・ラ・フラガ) |
概要
オーブ連合首長国のモルゲンレーテ社がオーブ軍の制式モビルスーツとして総力を挙げて開発していた試作機。
ストライクの設計を流用した事でコズミック・イラ71年には試作機が完成していたが、開発費があまりにも高額に昇ったため、プロトタイプを1機完成させただけで開発計画は凍結された。その後、アカツキはオーブの元代表ウズミ・ナラ・アスハの意向により、オーブの国家意思を体現する象徴的機体として、ウズミの一子カガリ・ユラ・アスハの専用機としてアカツキ島の地下施設に密かに保存されてきた。その後、機体はコズミック・イラ73年のオーブ防衛戦を経てカガリの手からネオ・ロアノークへと託された。
アカツキの最大の特徴でもある金色の装甲は、見る者に強烈な印象を与えると同時に、開発費高騰の原因ともなったビーム反射装甲「ヤタノカガミ」でもある。これは、ナノスケールのビーム回折行使層と超微細プラズマ臨界制御層から構成され、撃ち込まれたビームから機体を保護するのみならず、本体センサーが追尾した敵機に向けて自動的にビームを送り返す攻防一体のシステムであった。
機体構造は第1期GAT-Xシリーズと同時期に開発が始まったと言われ、機体構造もそれに近いものになっているが、ヤタノカガミや専用装備の開発に長い時間を要したため、完成に至ったのは第1期GAT-Xシリーズの1~2年後だったとされる。しかし、モルゲンレーテの総力が注ぎ込まれた性能は第2次連合・プラント大戦期のMSと比べても遜色の無いポテンシャルを有していた。
アカツキはヤタノカガミによる絶対的な対ビーム防御性能を誇った反面、鏡面加工が難しい固定装備の装備は見送られ、攻撃力に秀でた機体とはならなかった。そこで、ストライカーパックシステムを参考にした拡張ユニットを導入する事により、戦闘力の向上が図られた。オオワシアカツキは、背部に装備大気圏内航空戦闘装備「オオワシ」を装備した形態であり、4基のジェットエンジンと2基のロケットブースターを搭載し、亜音速での飛行が可能となる。オオワシは遠隔またはAI自律操作によってアカツキから分離した状態での単独無人飛行も可能。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初登場作品。PHASE-40より登場。アカツキ島の地下で厳重に秘匿されていたが、ザフト軍のオペレーション・フューリーの発動に際し、その存在を知らされたカガリ・ユラ・アスハが搭乗。多数のザフト軍MSを撃墜した。途中、デスティニーガンダムの攻撃を受け窮地に陥っているものの、ストライクフリーダムガンダムの介入により窮地を脱している。その後、本機はネオ・ロアノークに託され、月面都市コペルニクスにてキラ・ヤマトらを回収するために出撃している。
装備・機能
特殊機能
- 対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
- 本機に採用されている金色の装甲。耐ビームコーティングとは異なり、ナノスケールのビーム回折行使層と超微細プラズマ臨界制御層から構成され、撃ち込まれたビームから機体を保護するのみならず、本体センサーが追尾した敵機に向けて自動的にビームを送り返す。その防御力は非常に高く、戦艦の陽電子砲すら防御可能である。
しかし、製造や維持にかかるコストも非常に高く、本機の装甲分だけでM1アストレイを20機は製造できるとされる。ただしビーム以外には通常装甲と同程度の防御力しかない上、原理上フェイズシフト装甲との併用は不可能。 - 換装
- バックパックの装備換装が可能。大気圏内ではオオワシを使用するほか、宇宙戦闘専用の装備としてM531R誘導機動ビーム砲塔システムを搭載したシラヌイの存在が確認されている。
- 大気圏内航空戦闘装備「オオワシ」
- アカツキの背部に装備されるオプション兵装。4基のジェットエンジンと2基のロケットブースターを搭載し、アカツキを亜音速で飛行させる事ができる。
遠隔またはAIの自律操作によってアカツキから分離した状態での単独無人飛行も可能。中央部には有人コクピットがあったとされるが、詳細は不明。
固定装備として73F式改 高エネルギービーム砲を搭載する。
武装・必殺攻撃
アカツキ本体側
- MSM5D12.5mm自動近接防御火器
- 頭部に2門内蔵された近接防御火器。主にミサイルの迎撃や牽制などに使用される。
- 72D5式ビームライフル「ヒャクライ」
- アカツキ計画が凍結された後、改めて極秘に開発された専用ビームライフル。外形はコンパクトだが、その威力は高く、特に「百雷」のなに相応しく、連写性能に優れている。
銃身下部にはアカツキ専用のビームサーベルを装着し、銃剣として使用するためのスペースが設けられている。 - 73J2式試製双刀型ビームサーベル
- 他の武器と同様に、アカツキの計画凍結後に開発された専用ビームサーベル。グリップ部の両端からブレードを展開するほか、2基に分離させての二刀流での運用も可能。
通常は左腰部にマウントされているが、ビームライフル「ヒャクライ」に装備して銃剣としても使用する事ができる。 - 試製71式防盾
- アカツキ専用のシールドとして試作された防御用の実体盾。ビーム兵器による攻撃は機体にコーティングされたヤタノカガミが防御するため、このシールドは主にミサイルや砲弾などの実体弾兵器の防御を行う。下端が鋭く尖っており、接近戦において打突兵器として使用する事も可能。
オオワシ側
- 73F式改高エネルギービーム砲
- 「オオワシ」に2門装備されているビーム砲。砲身自体にもヤタノカガミが施されている。
対決・名場面
関連機体
装備バリエーション
- シラヌイアカツキ
- ストライカーパックを宇宙戦闘装備”シラヌイ”に換装した状態。
系列機・派生機
- ストライクルージュ オオトリ装備
- オオワシの前身となった「オオトリ」を装備したストライクルージュ。
- ストライクガンダム
- 開発の際に設計を流用しており、各部の構造に共通点が見られる。
その他
- ビルドアカツキガンダム
- HGBFで発売された、本機の色違いガンプラ。塗装しやすいよう、機体カラーが灰白色になっているのが特徴。ビルドストライクガンダム フルパッケージのビルドブースターを装備している他、オリジナル武器ハイドラショットが付属している。
- アカツゲー
- 『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場した機体。本機の上半身とゲルズゲーの下半身、レジェンドガンダムのバックパックが組み合わさった姿となっている。
商品情報
ガンプラ
フィギュア