ゾンド・ゲー
| ゾンド・ゲー | |
|---|---|
| 外国語表記 | Zon De Gei |
| 登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム |
| デザイナー | 長谷川裕一 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
| 全高 | 10m程度 |
| 主動力 | 熱核融合炉 |
| 開発組織 | ブッホ・エアロダイナミックス社 |
| 所属 | |
| 母艦 | マザー・バンガード |
| 主なパイロット | ウモン・サモン、他 |
概要
コスモ・バビロニア建国戦争末期に開発されたモビルスーツ[1]。全高が10mほどしかないのが特徴だが、それはモビルスーツの小型化に積極的だったクロスボーン・バンガードの要求にブッホ・エアロダイナミックス社が答えた形である。しかし、技術的革新を以ての小型化ではなく、ただ単に「小さくしてみました」というだけの機体であり、性能も当然それなりのものにしかなっていない。
木星戦役の時点で既に旧式の機体であったが、木星帝国との対決を決意したベラ・ロナら宇宙海賊クロスボーン・バンガードが戦力を補うために使用した。その際にエンジンを換装するなどの改装が施されているものの、全体の性能は依然、満足のいくものとは言えない状態にあった。
登場作品と搭乗者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
- 初登場作品。第1巻第1話から登場し、クロスボーン・ガンダムと共に木星帝国と激戦を繰り広げた。旧式化に加え地球圏で目立った戦争が無い事もあって機体の増産は行われておらず、第2巻第3話では予備パーツの不足により、鹵獲したバタラに主力機の座を譲った。直後のイオの戦闘では無人機に改造され、囮として運用されている。
装備・機能
特殊機能
- ABCマント
- 対ビーム用の追加装甲として用意された特殊装備。「ABC」は「アンチ・ビーム・コーティング」の略である。ゾンド・ゲーではスラスターとの干渉を避ける為、腰部を中心に装備されている。
武装
- ショット・ランサー
- クロスボーン・バンガードのモビルスーツの多くに装備されている打突武器。先端のランス部を回転させながら射出して相手を貫く事も出来る。またヘビーマシンガンがニ門内臓されており、中距離の戦闘にも対応可能。
- ヘビー・マシンガン
- ショットランサーに2門内蔵されている機銃。
- ビーム・ライフル
- デナン・ゲーなどが使用している物と同一。『クロスボーン』第2巻第3話などではバタラの物も使用している。
- ビーム・シールド
- 左肩に装備。ビームサーベルを発展させた装備で、ビームと実弾を完全防御する。
- ビーム・サーベル
- MSの一般的な近接戦闘用武装。