アンカーV3
ナビゲーションに移動
検索に移動
アンカーV3 | |
---|---|
外国語表記 | Anchor Version 3 |
登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST |
デザイナー | 長谷川裕一 |
スペック | |
---|---|
分類 | ミキシングビルドモビルスーツ |
全高 | 約18m |
主動力 | 熱核融合炉 |
原型機 | アンカーV2 |
改修 | フランク・オズ |
所属 | 無敵運送 |
母艦 | エスカル |
主なパイロット | アッシュ・キング |
概要
アンカーV2を改修した機体。背部にミノフスキードライブを装備するための「V3スラスター」が追加されている。
この「V3スラスター」は以前よりフォント・ボーとフランク・オズにより設計が進められていたが、フォントと道を違えたためキュクロープスとの関係も途絶え、製作は停滞したかに思われていた。だが、フランク・オズがブラン・リオンの予備パーツを用いて完成させた。ブラン・リオンと比べると制御用のIフィールドがさほど多くないため、元のファントムと同様に光の翼は炎状に展開される。推進力もブラン・リオンに劣るが、当初のファントムに匹敵する。使用可能時間は15分程度であるため、通常はイカリマルを装備して通常のスラスターで推進を行う。加速時にはスラスターをX字に展開し、吹き出し面を背面に向けミノフスキードライブを展開する。速度だけならばブラン・リオンの方が高いが、戦闘では最終的に操縦者の技量を生かせる方が有利であるため、アッシュ・キングは初めから使い慣れたアンカーにミノフスキードライブを装備することを念頭においており、乗り換えは考えていなかったと伝えられていた。
新武装としてフランク・オズとアメディオ・サロイモアが製作したモビーディック・バスターが装備されている。これは対モビルアーマー用の武装で、一撃の威力を重視しており、反動が大きく並みのモビルスーツでは扱いきれない。装備された理由は決戦時に讃美歌の国及びキュクロープスの両陣営が大型機体を繰り出す公算が高いとして用意された。また、イカリマルも調整され大型ビーム・サーベルを発振可能となっている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
- 第41話から登場。パイロットは引き続きアッシュ・キング。
装備・機能
特殊機能
- V3スラスター(ファントム・フレイム)
- 背部に搭載されているミノフスキードライブ。ブラン・リオンの予備パーツを用いて製作された物で、X字に展開し15分程度使用可能。そのため通常は従来のスラスターで推進を行う。推進力は当初のファントムに匹敵する。
武装・必殺攻撃
- ヒート・カッター
- 頭部に搭載されているカッター。高速回転させ、頭突き攻撃に使用される。放熱時にはV字に変形しガンダム然とした頭部シルエットを形作る。普段は顔面中央に縦一直線になるよう配置されており、未使用時に固定するためかアゴ(チンガード)部分が左右に割れている。
- モビーディック・バスター
- ワイヤー付きの槍とライフルで構成された対MA用の大型兵器。どちらも一撃の威力を重視している。槍は対象に突き刺さった後電撃を流すことが可能だが、1回しか使用できない。ライフルは速射は利かないものの一発の威力が高い。銃身下部には刃が備わっており、格闘戦も行える。分離することでライフル単体での使用も可能。
- ワイヤー
- 右腕部に装備されているフック付きワイヤー。「イカリマル」を接続することを想定しているためより強度の高い物に変更されており、長さも延長されている。
- ヒート・セラミック弾
- 右胸部に格納されている火箸。一度の戦闘で2発しか撃てないが、一直線上に並んだ複数機のMSを貫通出来る程の高い貫通力を誇る。
- 回転シールド
- 打撃武器としても使用可能な実体シールド。元は採掘機を転用したものであり、武装としても使用可能。攻撃時にはシールドの装甲で左腕全体を覆いグローブ状にして使用する。
- イカリマル
- 元々はムラサメ用に木星が開発した巨大な錨の様な形状を持つ武装。背部に接続することで推進器として機能する。調整の結果大型ビーム・サーベルの発振も可能となった。