G-セルフ (アサルトパック装備型)
ナビゲーションに移動
検索に移動
YG-111+BPAM-05 G-セルフ(アサルトパック装備型) (G-Self[Assault Pack Equipment Type])
- 登場作品:ガンダム Gのレコンギスタ
- デザイナー:安田朗
- 分類:試作型モビルスーツ
- 装甲材質:インビジブル・チタニウム(G-セルフ)、不明(アサルトパック)
- 全高:18.0m、15.0m(アサルトパック本体)
- 重量:31.1t、28.9t(アサルトパック本体)
- 主動力:フォトン・バッテリー
- 開発組織:トワサンガ・レイハントン領(MS本体)、アメリア軍(アサルトパック)
- 主なパイロット:ベルリ・ゼナム
メガファウナが保有している試作型モビルスーツ。G-セルフにアサルトパックを装着した姿である。装着時、機体のカラーリングは白と赤に変化する。
アサルトパックはアメリアのカリブ海洋研究所が開発したバックパックで、単機でビームやミサイルによる長距離からの先制攻撃を仕掛ける事を目的としている。元々遠方から敵艦へ高速で単騎突入する一撃離脱戦用の装備として造られており、それ故に対MS用としては過剰な程の武装を施した事でかなりの大質量なバックパックとなった。高出力スラスターも内蔵されているので大推力と長い航続距離を誇る大型ブースターユニットとしても機能し、別のMSを掴まらせて移動する事も可能。G-セルフの脚部にもスラスターユニットが装着され、アサルトパックの大質量に振り回される事無く運用できるようになっている。なお、G-セルフと分離した状態でも武装等は使用可能。
通常、長距離射撃時には行動予測を行う必要があったが、アサルトパックでは搭載されたフォトン・アイのAIや画像処理等の基幹技術を応用する事で光学照準の精度を飛躍的に向上させている。その反面、投入される戦場に合わせて目標情報をインプットし微細な調整を行わなければならず、それが整備士の頭痛の種となってしまっている。
ハッパによるとアサルトパックはG-セルフ専用のパックではなく、グリモアやG-アルケインで使用する事を想定していたとされる。実際には使用できなかったからかテストは全くされないままメガファウナに配備され、初めて実戦投入する際は照準に不安が残っていた。二度目の使用時にはハッパの整備のおかげで完璧に調整されており、ベルリも「この照準器、使えますよ!」と思わず感嘆の声をあげている。
登場作品と操縦者
- ガンダム Gのレコンギスタ
- パイロットはベルリ・ゼナム。
アメリア艦隊のサラマンドラを襲撃したマスク部隊に対応すべく出撃し、攻撃を阻止している。ドレット艦隊との戦闘でも投入され、パックの一部が破壊されている。ビーナス・グロゥブから地球圏に帰還した後の戦闘でもパーフェクトパックを装備した状態でアサルトパックそのものを武器として利用した事がある。
装備・機能
特殊機能
- 余剰エネルギー放出
- 機体から放出された余剰のフォトンエネルギーをバリアとして使用したり、自機の姿を投影して目くらましとする。
- 分離
- コア・ファイターに分離可能。
アサルトパックを分離可能。 - 換装
- バックパックを換装可能。
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部とシールドに各2門ずつ内蔵されている。口径は不明。
デザイナーの安田氏によると、頭部の方は速射式のレールガンらしい。 - ビーム・ライフル
- 基本装備となる携行式のビーム砲。宇宙世紀の物と同様、メガ粒子を弾丸として発射する。威力はかなり高い。
アサルトパック装着時にはリアスカートにマウントされていると思われる。 - ビーム・サーベル
- 襟元に2本マウントしている接近戦用の武器。こちらも宇宙世紀時代と同じくメガ粒子を磁場で剣状に収束している。
刀身は細身だが伸縮が可能で、切断力はかなり高い。マニピュレーターに持たせたままで高速回転させればビーム・シールドとしても機能する。
アサルトパック装着中には使用されない。 - シールド
- 実体式の防御用装備。非常に高い技術力で製造されており、頑強な上に表面からフォトンエネルギーを放出する事でビーム・シールドのように使用する事も可能(多少破損した状態でも問題ない)。
バルカン砲を内蔵している他、限定的ながらリフレクター機能も備える。
アサルトパック装着時、どこにマウントされているのかは不明。 - 大型ビーム・キャノン
- 本機の主兵装で、アサルトパックの上部に2門装備されている。基本的な構造はビーム・ライフルと大差ないが、高出力故に火力はこちらが上で速射性もかなり高い。砲身の下部にはグリップも存在する(握らなくても発射は可能)。
- 大型ビーム・サーベル
- アサルトパックの後部に2基装備されている。敵艦艇を切断できるだけの威力がある。
劇中では使用されなかった。 - ビーム・ライフル(アサルトパック)
- アサルトパックの両側面部に2挺装着されている近距離用のビーム砲。多関節のアームで接続されており、可動範囲は広め。
パックの操縦桿も兼用している。 - ミサイル・ポッド
- アサルトパックの両側面部に2基装着されている。前面には左右8つずつのミサイル発射口が存在し、側面にも多数の小型ミサイルが積載されている。
ミサイル発射口の真上にはフォトン・アイと同型のセンサーを内蔵している。
対決・名場面
関連機体
- G-セルフ
- 素体。
- G-セルフ (大気圏内用パック装備型)
- 大気圏内用のバックパックを装備したG-セルフ。単独飛行が可能。
- G-セルフ (宇宙用パック装備型)
- アメリア軍が開発した宇宙用のバックパックを装備したG-セルフ。
- G-セルフ (リフレクターパック装備型)
- 対ビーム攻撃用のバックパックを装備したG-セルフ。
- G-セルフ (トリッキーパック装備型)
- 撹乱攻撃用のバックパックを装備したG-セルフ。
- G-セルフ (高トルクパック装備型)
- キャピタル・アーミィ製のバックパックを装備したG-セルフ。
- G-セルフ (パーフェクトパック装備型)
- ビーナス・グロゥブで開発されたバックパックを装備したG-セルフ。これまでの6種類のバックパック全ての機能を持つ。
- G-アルケイン、G-ルシファー、ジャイオーン、ジャスティマ、ジロット、カバカーリー
- 同じG系統の機体。