ELSジンクス
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ELSジンクス | |
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外国語表記 | ELS GN-X |
別表記 | ELSジンクスIV |
登場作品 | |
デザイナー | 中谷誠一 |
スペック | |
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分類 | ELS |
概要[編集 | ソースを編集]
複数の小型ELSが融合してジンクスIVに擬態した姿。火星での戦闘を含めた複数回の接触で取り入れたデータを基に模倣している。
オリジナルとほぼ同じシルエットを持つが細部のデティールが異なっており、全体的に丸みを帯びた形状となっている他、カラーリングも金属色である。頭部のメインカメラにあたる部位には単眼が輝き、胸部のGNコンデンサーにあたる部位にも紫色の球体が輝いている。脚部は爪先立ちの状態で固定されており、背部のコーン型スラスターは円錐状小型ELSの名残で長大化している。特に内側のデティールは模倣しきれず結晶体となっていたり、細かい部分が埋まっていたりする。
ELSの擬態は姿だけの模倣に留まらず、粒子ビームを始めとする武装の能力すらコピーしており、紫色のGN粒子を放出している。武装は様々なパターンを腕を直接変化させることで再現しており、瞬時に別の武装に変化させることも可能としている。この能力によりELSの危険性は、接触融合による攻撃に加えて、遠距離射撃の危険性も加わることとなった。なお、GNバルカンといった内蔵武装は再現されておらず、GNフィールドやトランザムシステムといった機能も再現していない。
ジンクスIVに匹敵する戦闘能力を持つため、地球連邦軍は大いに苦戦を強いられることとなる。さらにELSの総数は連邦軍の約1万倍といえる規模で、融合と再生により何度でも蘇るという特質を持つため、パトリック・コーラサワーやグラハム・エーカーといったエースパイロット達も、戦闘の末にELSジンクスに捉えられている。もし全てのELSが兵器に擬態し、対話が実現しなかったならば、人類は瞬く間に全滅していたと推測されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
- 初出作品。最終決戦時に出現し、地球連邦軍とソレスタルビーイングに多大な被害をもたらした。一方で、撃破された個体も数多い。
刹那との対話の後、戦闘を停止して大型ELSと融合して巨大な花となった。 - G-ROOMS
- ソレスタルビーイング号内部のカメラが侵入してきた本機の姿を捉えている。
- 機動戦士ガンダム00V戦記
- 油断していたエイミーのアドヴァンスドジンクスを後ろから攻撃して窮地に追い込むが、ガンダムの攻撃で撃破されている。
- 機動戦士ガンダム00I 2314
- 脳量子波遮断施設に向かっていたELS達の一部が本機に擬態し、レオのガルムガンダムに取り付いて侵食する。しかし、完全に侵食してしまう前に対話が成った為、ガルムガンダムEへと生まれ変わった。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 侵食
- 相手に取り付く等して接触し、侵食して一体化を図る。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- GNビームライフル
- ジンクスIVの物をコピーしたビームライフル。腕部を直接変化させることで使用するため、一体化した状態で再現される。両腕を変化させている個体も存在する。
- GNロングバレルビームライフル
- 同じくジンクスIVの物をコピーしたロングライフル。両腕を変化させている個体も存在し、複数機による一斉射撃はMSを多数撃破する程の威力を誇る。
- NGNバズーカ
- 同じくジンクスIVの物をコピーしたバズーカ砲。火星で接触した機体を参考にしているためか、ダブルバズーカで使用される。
- GNビームサーベル
- 掌に開いた穴から形成されるビームサーベル。ビームサーベルが接触した箇所から侵食することも可能。
- 小型GNシールド
- 両肩部に存在するジンクスIVの物をコピーした小型シールド。実際にシールドとして機能しているかは不明。大型シールドをコピーした個体は確認されていない。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ジンクスIV (一般機) / ジンクスIV (指揮官機)
- 擬態対象。
- ELSガデラーザ / ELSガガ / ELSアスカロン / ELSダブルオー / ELSヴォルガ
- ELSによる融合侵食を受けた機体またはそれらの機体に擬態したELS。
- ELSクアンタ / ガルムガンダムE
- ELSとの融合・共生を果たした機体。