陸戦用ジム

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陸戦用ジム
外国語表記 GM Land Combat Type
登場作品

M-MSV

機動戦士ガンダムMS BOYS -ボクたちのジオン独立戦争-
デザイン 大河原邦男
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スペック
分類 量産型モビルスーツ
型式番号 RGM-79F
頭頂高 18.0m
本体重量 48.2t
全備重量 61.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,250kw
スラスター総推力 53,800kg
装甲材質 チタン・セラミック複合材
センサー有効半径 6,100m
開発組織 地球連邦軍
開発拠点 ベルファスト工廠
所属 地球連邦軍(主にヨーロッパ方面、ロシア方面に配備)
主なパイロット

デービッド・タッカー

連邦兵
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概要[編集 | ソースを編集]

メカニックデザイン企画『M-MSV』(大河原邦男コレクション)に登場する地球連邦軍モビルスーツ一年戦争後期に開発されたジムシリーズの内の1機である。

当時、ヨーロッパ戦線から新型機の要望を受けたベルファスト工廠は、陸軍系のMS部隊の運用データを吸い上げ、被弾箇所を徹底的に分析。その結果、頭部、胸部、肩部などの機体上半身の被弾率が異様に高い事を突き止めた。

これが、下半身が樹木や建造物によって遮られる一方、上半身を遮るものが無いというヨーロッパ戦線特有の地形が影響しているものと推測した技術陣は、敵弾が集中しやすい上半身の内、コックピットが置かれている胸部前面、センサー類が集中している頭部ユニット、肩関節周りにピンポイントで装甲を増強した本機を開発した。

また、重量増に対応するため、6発のノズルを有する大出力ランドセルを装備し、総推力を増加。以上の措置により、実体弾に対し有効な対弾性を得た本機は、目に見えるほどパイロットの生存率が向上したという。

この統計データを基に的を絞った装甲強化を行いつつ、ランドセルの主推進器や膝部の補助推進器を増強し、運動性の低下を防ぐというコンセプトは見事に成功し、以降に開発された重装甲仕様の機体にも引き継がれている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

M-MSV
出典元。
機動戦士ガンダムMS BOYS -ボクたちのジオン独立戦争-
デービッド・タッカー中尉の愛機として登場。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

60mmバルカン
頭部に2門内蔵。
専用ビーム・スプレーガン
本機向けに供給されたビーム・スプレーガン。ジムが用いるBR-M-79C-1ビーム・スプレーガンが大気圏内でのビームの減衰を問題としていたことから、この79F-1型はバレル部の構造変更、ビーム加速器を兼ねたボトル状のバッテリーパック(冷却材のタンクとも)の追加搭載をすることでシングルショット・モードにおけるビームの収束率を高めている。この処置は一定の成果を挙げ、後にジム・コマンドなどが使用する79F-3A型ビーム・ガンに引き継がれている。
レール・キャノン
大気圏内でのビームの減衰問題を考慮し、本機用に開発された武器。高い稼働率により兵器としての信頼性に優れている。MS研究書籍『マスターアーカイブ』では、ヤシマ重工の提案により、旧世紀に海上艦艇の艦砲として利用されていた物をMS用携行武装として再設計したと設定されており、既存兵器からの転用により、極めて短期間で開発が完了したとされている。
ビーム・サーベル
接近戦用の斬撃武器。ランドセル左側に1基装備。
小型シールド
右腕部に装備。小型のため、市街地や森林地帯でも取り回しが良好。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ジム
ベース機。
デザート・ジム
本機の設計をベースにジャブロー工廠で開発されたF型。アフリカ戦線など遮蔽物の少ない砂漠地帯に投入するため、全身にリアクティブ・アーマーを増設している。
装甲強化型ジムジム・ストライカー
本機の流れを汲むF型系列機。
陸戦型ジム
名称が似ているが、こちらは陸戦型ガンダムの系列機。本機はこの[G]型の後継に位置する。

商品情報[編集 | ソースを編集]

書籍 [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]