アドバンスド・ガルバルディβ

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アドバンスド・ガルバルディβ
外国語表記 ADVANCED GALBALDY-β
登場作品 A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-
デザイナー 藤岡建機
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スペック
別名 ガルバルディγ (予定)
分類 近代化改修型モビルスーツ
生産形態 改修機
型式番号 RMS-117
主動力 熱核融合炉
開発組織 ティターンズ
所属組織
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概要[編集 | ソースを編集]

ガルバルディβの近代化改修(アドバンスド化)機。原型機であるガルバルディβは、TR計画において高機動仕様が開発され、バックパックに増設される各種ポッドの実験機としての側面を有していた。しかし、同機のパイロットが機体とともにエゥーゴに離反したため、ティターンズが想定していたアドバンスド機化は果たせず、このデータはネモ・カノンリック・ディアス[シュトゥッツァー]の開発に役立てられ、以降のティターンズにおいてブースターポッドの実験はガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]へと引き継がれた。

原型機はトランスパックシステムに対応していなかったため、胴体部から背部フレームに装甲を増設する強化措置を施す事で対応。胴体前部のラッチにはバインダースラスターを、背面上部には同式の試作型ブースターポッドを搭載する。この試作高機動ブースターポッドは、両サイドのラッチを介して各種オプションを装着可能で、高機動型、中距離支援型、EWAC機といった3種のトランスパック機として運用可能であり、この試作高機動ブースターポッドがその後マルチ・コネクター・ポッドへと発展する事になった。

なお、アドバンスド・ガルバルディβはグリプス戦役時における実機の運用は未確認だが、トリスタン艦隊が戦役後に実機やその運用データを火星に持ち込んだ結果、レジオンによって少数が再生産された。後に火星で発生した輝ける星作戦時には建機仕様に改造・運用されていた機体が反乱軍の手によって戦闘に投入されている。

ガルバルディβのアドバンスド化がティターンズ内で実現していた場合、「ガルバルディγ」と名付けられる予定であったとされている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-
出典元。Vol.85やVol.89でアドバンスド・ハイザックアドバンスド・マラサイと共にティターンズ系量産機の近代化改修プランとして紹介され、T3部隊カラー、ブラックヘアーズカラー、レジオンカラーの3種のカラーバリエーションが描かれた。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

マルチ・コネクター・ポッド
背面上部に設けられたコネクターの装備を換装し、様々な仕様へと換装可能。一部の武装などはマルチウェポンラックを介して装着される。
トランスパックシステムの中核を成すシステムであり、高機動型ガルバルディβで試験が行われた後、アドバンスド・ヘイズルへと引き継がれた。ガンダムTR-1やTR-6のように多彩なオプション換装による多用途性を担保するシステムの一つと言える。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

サッヤード・ライフル
フェダーイン・ライフルをベースに開発された長砲身ビーム・ライフルEパック方式を採用し、精密射撃用センサー、グレネードランチャー等の増設が行われている。
シールド
ガルバルディβと同型の伸縮式シールド。表面部にヤッサード・ライフル用の予備Eパックを懸架可能。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガルバルディβ
ベース機。本機に各種近代化改修パーツを外装する形でアドバンスド化が行われている。
高機動型ガルバルディβ
技術的な前身機。胸部・背部は共通の強化措置が施されているが、アドバンスド・ガルバルディは頭部・下半身を中心にブースターなどの装備が追加されている。
アドバンスド・ハイザック / アドバンスド・マラサイ
他のアドバンスド化機。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『Re-boot』Vol.89の解説文ではエゥーゴに離反した高機動型ガルバルディβを指す言葉に「本機」が用いられているため、混同しやすい点に注意。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]