ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン
ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン | |
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外国語表記 | Gundam Astray Red Frame Inversion |
登場作品 | ガンダムブレイカー バトローグ |
スペック | |
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分類 | ガンプラ |
型式番号 | MBF-P0S |
頭頂高 | 17.53m (ビルダーの独自設定) |
重量 | 58.0t (ビルダーの独自設定) |
装甲材質 | プラスチック |
製作 | マハラ・ケンタロウ |
所有者 | マハラ・ケンタロウ |
主なパイロット | ミスター・ブシドーのAI |
概要[編集 | ソースを編集]
『ガンダムブレイカー バトローグ』に登場するガンプラ。ガンダムアストレイ レッドフレーム フライト・ユニットのカラーバリエーションであり、ナギツジ・タクマへの復讐に燃えるガンプラファイター、マハラ・ケンタロウによって製作された。
機体名の「インバージョン(Inversion)」は英語で「反転」を意味し、その名の通り、元の機体では白かった部分が黒、黒かった部分が灰色になっており、センサー類の発光色も緑から赤へと変更されている。元の赤い部分も暗い赤色になっており、全体的に暗く、そして凶悪的な外見となっている。なお塗装には特殊な塗料が用いられており、これにより装甲強度が向上している。
ただ、「反転」が示しているのは決して色だけでなく、「王道を外れた者」の意を持つアストレイにその言葉を掛ける事で、本機を強さの「王道を行く」機体たらしめている。他にも型式番号にベース機の「2」を反転したと思わしき「S」が用いられている(「05」に見えなくもないが)。
ベース機であるガンダムアストレイの特徴である、既存のどのモビルスーツよりも人間に近い挙動を目指したフレーム構造をさらに活かすべく、機体には反応速度を始めとする追従性を重視したチューンナップが施されている。その過敏すぎる操縦特性は並みのファイターでは扱えない領域にまで達しているものの、その高い要求値を満たせるほどのファイターが扱ったその時、本機は人をも超えた戦い様を示すのである。
本機はマハラが「仮面の男」としてGBフェスタに乱入し引き起こした大騒動「マハラの乱」において、イベントに参加したフドウ・リュウセイ達に対して刺客として召喚され、パイロットはマハラによってミスター・ブシドーのAIに設定されている。なお設定経緯はマハラ曰く「執念を仮面に忍ばせた我が心の象徴()、ミスター・ブシドーを置いて他にあるまい」との事で、彼が意図的に引き起こしたバグによって他のAIパイロットと共にAI性能がエースパイロット級にまで強化されている。人の挙動を極限まで追い求めたガンダムアストレイに、刃に魂を乗せたブシドーの鋭い攻撃が加わる事で、一対一の接近戦では無類の強さを発揮する。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ガンダムブレイカー バトローグ
- 初出作品。第4話ラストから登場し、仮面の男によって陸戦型ガンダム (市街地戦仕様)、グフクリムゾンカスタム、ウイングガンダムスカイゼロの3機と共に召喚され、ガンダムリヴランスヘブンに挑みかかった。しかし、ガンダムパーフェクトストライクフリーダムとの連携攻撃を避けた隙を突かれて左腕を破壊され、そのまま崖下へ墜落し擱座した。しかし、ガンダムバルバタウロスが暴走状態に陥った際、カドマツがAIを書き換えた事で他のAI搭乗機と共にリュウセイ達に味方として加勢。フリーダムとブレイジングガンダムに向けてバルバタウロスから放たれたラウズダインスレイヴを真正面からガーベラ・ストレートで一刀両断し、2機を救った。最後は召喚主であるバルバタウロスが撃墜される光景を崖上から見届け、そのままログアウトされた。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- フライトユニット
- ベース機と同様、背部に飛行用のバックパックを装備。側面にシールドをマウント可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
- ビームライフル
- プロトアストレイシリーズの標準装備であるビームライフル。
- ビームサーベル
- アストレイ本体のバックパックに計2本マウントされている斬撃武器。
- ガーベラ・ストレート
- 腰部左側に鞘と共に装備されているMSサイズの日本刀。気迫に満ちたブシドーの一太刀は如何なる物も叩き切る。
- シールド
- GAT-Xシリーズに使用されている物と同一デザインの実体盾。裏側にビームライフルをマウント可能。
- バクゥ偵察タイプ頭部ユニット
- ビームサーベルを搭載したバクゥ戦術偵察タイプの頭部。作中未登場。レッドフレームから金型を流用した本機のキットに付属する。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムアストレイ レッドフレーム フライト・ユニット
- ベース機。
- ガンダムアストレイノワール
- 本機以外の「黒と赤のアストレイ」。
- ガンダムアストレイ ターンレッド
- レッドフレームから色を反転させた機体繋がり。こちらは正真正銘、赤と白を反転させている。
- マスラオ
- ブシドーの搭乗機の1つ。刀をメインにして戦う武装面や、黒と赤で構成された機体カラーなど、幾つか共通点が見られる。
- 陸戦型ガンダム (市街地戦仕様) / グフクリムゾンカスタム / ウイングガンダムスカイゼロ
- マハラが製作した他のカラーバリエーションガンプラ。
余談[編集 | ソースを編集]
- 左利きであるブシドーの搭乗機ではあるものの、バトローグ作中では右利きであり、キットに付属する鞘も取り付け穴が片側にしか無いため右腰に取り付けようとすると上下逆さになってしまう。グラハムファンであれば、鞘を右腰用に改造した言わば「ブシドースタイル」にチャレンジしてみるのもいかがであろうか?
- 本機のキットは「HG ガンダムアストレイ レッドフレーム (フライトユニット装備)」の金型流用キットではあるものの、肩関節が3mm軸から新規パーツである4.5mmボールになっており、ボールジョイントが主流の他のキットとの組み替えがしやすくなっている(3mm軸も余剰パーツとして付属)。加えて、ボールジョイントになった事で肩の可動範囲も広がっている。