バーミンガム
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バーミンガム | |
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外国語表記 | Birmingham |
登場作品 | 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY |
デザイナー | 石垣純哉 |
スペック | |
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分類 | 大型宇宙戦艦 |
艦級 | バーミンガム級1番艦 |
全長 | 398m |
全高 | 129m |
全幅 | 171m |
全備重量 | 88,500t |
推進機関 | 熱核ロケットエンジン |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ルナツー方面軍第2守備艦隊 |
就役 | 宇宙世紀0083年4月 |
戦没 | 宇宙世紀0083年11月10日 |
主な搭乗員 | グリーン・ワイアット |
概要[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍のバーミンガム級宇宙戦艦の1番艦。一年戦争後に再建された連邦宇宙軍が、その権威の象徴として建造した大型艦である。
大規模兵力による艦隊戦術と大艦巨砲主義が色濃く残る戦後間もない連邦軍において、艦隊旗艦として運用することを想定した大型宇宙戦艦であり、艦の制御を司る主艦橋とは別に艦隊指揮を目的とした司令艦橋が設けられている。
高い指揮機能を有する一方で、単艦・小規模戦闘を想定しておらず、それに有用なモビルスーツの運用能力は持たない。これは、僚艦との運用を前提としているため必要なかったとされている。
大型戦艦なだけあって艦艇としての戦闘力は当時最強であり、対数のメガ粒子砲とミサイル・ランチャーが搭載されている。対空砲は艦のサイズと比較すると最低限と言えるが、艦隊旗艦として運用されるため問題視されていない。
同艦はデラーズ紛争において轟沈し、2番艦以降の建造は中止された。ただし、バーミンガム級をベースにMS運用能力を導入した後継艦としてドゴス・ギア級の建造が行われた。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 初出作品。グリーン・ワイアットの座乗艦として第8話~第9話に登場した。登場当初、シーマ艦隊と秘密裏に接触し、「星の屑作戦」の機密資料を裏取引で入手しようとしていたものの、運悪くアルビオン隊に発見されたため、襲われている振りを装って、シーマ艦隊に牽制射撃を行った。その後、予定通りに観艦式に艦隊旗艦として参加し、艦橋でグリーン・ワイアットによる演説が行われたが、その最中に襲撃してきたガンダム試作2号機に核攻撃の標的にされ、敢え無く轟沈した。
連邦軍が信じた「大艦巨砲主義」と「権威の誇示による抑止力」の象徴ではあったものの、悲しいかな、後継艦に至るまでが悉くMSやMAによって撃沈される「張子の虎」としての末路を迎えている。 - ガンダムビルドファイターズ
- 第1話冒頭のイオリ・セイの夢の中に登場。アルビオン、マゼラン改、サラミス改と共に砲撃を行っていたが、直後にビームがブリッジに直撃している。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 連装メガ粒子砲
- 主砲。船体上部に3基、船体下部に2基搭載されている。
- 単砲メガ粒子砲
- 副砲。船体両舷に2門、エンジンブロック側面に2門の計4門搭載されている。
- 大型単砲メガ粒子砲
- 船体底部に1門搭載されている大型メガ粒子砲。主砲より強力である。
- 連装対空レーザー砲
- 船体各所に12基装備されている対空レーザー砲。
- 12連装ミサイル・ランチャー
- ブリッジ左右に2基装備されているミサイル・ランチャー。
搭乗員[編集 | ソースを編集]
- バーミンガムの艦長
- 痩せこけた顔が特徴の艦長。階級は大佐。
- グリーン・ワイアット
- 観閲官。ブリッジでは艦長席の後方にある艦隊総司令用の座席に座っている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連艦[編集 | ソースを編集]
- バーミンガム (サンダーボルト版)
- 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』におけるバーミンガム。こちらはモビルスーツ運用能力がある上に次期主力艦として量産されており、アナハイム・エレクトロニクス社の本社があるフォン・ブラウン上空を守る艦隊に10隻以上が配備されている。
- ドゴス・ギア
- バーミンガム級を再設計した宇宙戦艦。