「アッガイ」の版間の差分

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== MSM-04 アッガイ(Acguy) ==
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*登場作品:[[機動戦士ガンダム]][[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]、[[機動戦士ガンダムΖΖ]]、[[機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]]
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*デザイナー:大河原邦男
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| デザイナー = 大河原邦男
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*所属:[[ジオン公国軍]]
 
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== 概要 ==
 
[[ジオン軍]]の低コスト版水中用モビルスーツ。とにかく頭数を揃える事を優先させたため、[[ザクII]]のパーツを多く流用して開発された。ビーム兵器を運用可能にするために、ザクIIのジェネレーターを2基搭載しているが、戦闘を考慮しなければ、1基を停止した状態でも活動は可能。そのため排熱が抑えられ、高いステルス性能を獲得することに成功。偵察や歩兵部隊の輸送など、特殊任務に使用されている。腕部構造がフレキシブル・ベロウズ・リムと呼ばれる多重関節機構となっているため伸縮性が良く、軽快に動くことができる。
 
[[ジオン軍]]の低コスト版水中用モビルスーツ。とにかく頭数を揃える事を優先させたため、[[ザクII]]のパーツを多く流用して開発された。ビーム兵器を運用可能にするために、ザクIIのジェネレーターを2基搭載しているが、戦闘を考慮しなければ、1基を停止した状態でも活動は可能。そのため排熱が抑えられ、高いステルス性能を獲得することに成功。偵察や歩兵部隊の輸送など、特殊任務に使用されている。腕部構造がフレキシブル・ベロウズ・リムと呼ばれる多重関節機構となっているため伸縮性が良く、軽快に動くことができる。
  
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<!-- :作品名:説明 -->
 
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;[[機動戦士ガンダム]]
 
;[[機動戦士ガンダム]]
:パイロットは[[アカハナ]]。漫画版では[[シャア・アズナブル|シャア]]も搭乗している。
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:第30話で登場。パイロットは[[アカハナ]]など。偵察を堅実に行っていたものの、最終的に[[ガンダム]]によって全滅させられている。作中で見せた体育座りは今もなお有名。
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;[[機動戦士ガンダム (冒険王版)]]
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:Vol.9で登場。が、まさかの'''[[シャア・アズナブル|シャア]]搭乗'''。ガンダムを素早い動きと格闘術で翻弄した。途中、[[ウッディ・マルデン]]の妨害を受け、味方のアッガイと共に撤退している。
 
;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 
;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
:[[カレン・ジョシュワ|カレン]]の[[陸戦型ガンダム]]の頭を奇襲攻撃でふっとばす活躍を見せた。
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:第9話に右腕を喪失した機体が登場。[[カレン・ジョシュワ|カレン]]の[[陸戦型ガンダム]]の頭を奇襲攻撃で吹き飛ばす活躍を見せた。
 
;[[機動戦士ガンダムZZ]]
 
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:タイガーバウムで[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が搭乗。コックピットがリニアシートになっているなど改修されている。
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;[[機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]]
 
;[[機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]]
 
:北米戦線にて、学徒兵の[[ノルト・キスノ]]と弟の[[ベルデ・キスノ]]が搭乗。ケープカナベラル陥落と共に、陸路で[[キャリフォルニアベース]]に向かう事になってしまうが、道中で様々な体験や荒技を披露していく事になる。
 
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== 装備・機能 ==
 
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
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== 対決・名場面 ==
 
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:とはいえ実力は相変わらずで、ガンダムを左ストレートで殴り飛ばし、トドメを刺す寸前まで追い詰めた。
  
 
== 関連機体 ==
 
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:本機を小型化した機体。
 
:本機を小型化した機体。
 
;[[ザクIIJ型]]
 
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:ジェネレーターを本機に流用している。
 
;[[ベアッガイ]]
 
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:『[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG]]』に登場する本機をベースとしたガンプラ。
 
:『[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG]]』に登場する本機をベースとしたガンプラ。
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== 商品情報 ==
 
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
ジオン公国軍水陸両用型MS(通称「ジオン水泳部」)の一員。
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*ジオン公国軍水陸両用型MS(通称「ジオン水泳部」)の一員。時代を経るごとにその軍事兵器らしからぬ丸っこい姿が某ガンダムのギャグ漫画やSDガンダムでのデフォルメでの描写で人口に膾炙し、かわいいと評価されるようになった。一部では「アッガイたん」または「アガーイ」と呼ばれるなど、MSなのに所謂「萌え」の対象になるなど、マスコットキャラのような扱いを受けるようになった。多人数参加のガンダムゲームでは全員がアッガイに乗る「アッガイ祭り」が存在する。「その愛くるしい姿を観賞し、見守ろう」と言う趣向である。
 
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**ちなみにこのようになったきっかけとして、劇場版『哀・戦士』のパンフレット裏表紙に、安彦良和氏が描いた'''体育座りをするアッガイの上を[[カツ・コバヤシ|カツ]]、[[レツ・コバヤシ|レツ]]、[[キッカ・コバヤシ|キッカ]]が走り抜ける'''という、劇中の一シーンをデフォルメしたイラストが挙げられる。
時代を経るごとにその軍事兵器らしからぬ丸っこい姿が某ガンダムのギャグ漫画やSDガンダムでのデフォルメでの描写で人口に膾炙し、かわいいと評価されるようになった。一部では「アッガイたん」または「アガーイ」と呼ばれるなど、MSなのに所謂「萌え」の対象になるなど、マスコットキャラのような扱いを受けるようになった。多人数参加のガンダムゲームでは全員がアッガイに乗る「アッガイ祭り」が存在する。「その愛くるしい姿を観賞し、見守ろう」と言う趣向である。
 
 
 
ちなみにこのようになったきっかけとして、劇場版『哀・戦士』のパンフレット裏表紙に、安彦良和氏が描いた'''体育座りをするアッガイの上を[[カツ・コバヤシ|カツ]]、[[レツ・コバヤシ|レツ]]、[[キッカ・コバヤシ|キッカ]]が走り抜ける'''という、劇中の一シーンをデフォルメしたイラストが挙げられる。
 
  
 
== 話題まとめ ==
 
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2019年5月24日 (金) 14:47時点における版

アッガイ
外国語表記 Acguy
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 水陸両用量産型モビルスーツ
型式番号 MSM-04
頭頂高 19.2m
本体重量 91.6t
全備重量 129.0t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,870kW
スラスター総推力 109,600kg
装甲材質 超硬スチール合金
センサー有効半径 センサー有効半径
開発組織 ジオニック社
所属 ジオン公国軍
主なパイロット アカハナ、他
テンプレートを表示

概要 

ジオン軍の低コスト版水中用モビルスーツ。とにかく頭数を揃える事を優先させたため、ザクIIのパーツを多く流用して開発された。ビーム兵器を運用可能にするために、ザクIIのジェネレーターを2基搭載しているが、戦闘を考慮しなければ、1基を停止した状態でも活動は可能。そのため排熱が抑えられ、高いステルス性能を獲得することに成功。偵察や歩兵部隊の輸送など、特殊任務に使用されている。腕部構造がフレキシブル・ベロウズ・リムと呼ばれる多重関節機構となっているため伸縮性が良く、軽快に動くことができる。

また、生産コストが低く、量産性も高いため複座式に改修した訓練機も存在しているため水陸両用型のパイロットは一度は乗る機体となっている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム
第30話で登場。パイロットはアカハナなど。偵察を堅実に行っていたものの、最終的にガンダムによって全滅させられている。作中で見せた体育座りは今もなお有名。
機動戦士ガンダム (冒険王版)
Vol.9で登場。が、まさかのシャア搭乗。ガンダムを素早い動きと格闘術で翻弄した。途中、ウッディ・マルデンの妨害を受け、味方のアッガイと共に撤退している。
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
第9話に右腕を喪失した機体が登場。カレン陸戦型ガンダムの頭を奇襲攻撃で吹き飛ばす活躍を見せた。
機動戦士ガンダムZZ
第40話でスタンパ・ハロイのコレクションの1つとして登場。ハマーンが搭乗し、ジュドー達と対決した。コックピットをリニアシートに変更するなどの改修が施されている。
機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル
北米戦線にて、学徒兵のノルト・キスノと弟のベルデ・キスノが搭乗。ケープカナベラル陥落と共に、陸路でキャリフォルニアベースに向かう事になってしまうが、道中で様々な体験や荒技を披露していく事になる。

装備・機能

武装・必殺攻撃

105mmバルカン砲
頭部に4門内蔵されている。
アイアン・ネイル
腕部先端に内蔵された出し入れ可能な6本の爪。
6連装ロケットランチャー
腕部先端に内蔵されている。アイアン・ネイルとの選択式、もしくは両方を切り替えられるタイプがある。
メガ粒子砲
腕部の先端部中央に装備。1門しか装備できず、連射も不可能。ほとんどの機体が右腕部に装備していた。
機関砲
腕部の先端部中央に装備。左腕、もしくは両腕に装備する機体が多い。

対決・名場面

機動戦士ガンダム (冒険王版) 

シャア専用アッガイ?
ガンダム ゴ――ッ!!」の掛け声と共に出撃したアムロの前に1機のアッガイが現れた。ガンダムの攻撃を巧みに避わすその動きを見て、アムロはアッガイのパイロットがシャアであると確信する。そう、シャアがアッガイに乗っているのである。しかも赤くない
とはいえ実力は相変わらずで、ガンダムを左ストレートで殴り飛ばし、トドメを刺す寸前まで追い詰めた。

関連機体

プロトタイプアッガイ
本機の試作機。
アッガイ (サンダーボルト版)
本機を小型化した機体。
ザクIIJ型
ジェネレーターを本機に流用している。
ベアッガイ
模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』に登場する本機をベースとしたガンプラ。
ベアッガイIII
ベアッガイIIをベースに改造されたガンプラ。

商品情報

ガンプラ

フィギュア 

余談

  • ジオン公国軍水陸両用型MS(通称「ジオン水泳部」)の一員。時代を経るごとにその軍事兵器らしからぬ丸っこい姿が某ガンダムのギャグ漫画やSDガンダムでのデフォルメでの描写で人口に膾炙し、かわいいと評価されるようになった。一部では「アッガイたん」または「アガーイ」と呼ばれるなど、MSなのに所謂「萌え」の対象になるなど、マスコットキャラのような扱いを受けるようになった。多人数参加のガンダムゲームでは全員がアッガイに乗る「アッガイ祭り」が存在する。「その愛くるしい姿を観賞し、見守ろう」と言う趣向である。
    • ちなみにこのようになったきっかけとして、劇場版『哀・戦士』のパンフレット裏表紙に、安彦良和氏が描いた体育座りをするアッガイの上をカツレツキッカが走り抜けるという、劇中の一シーンをデフォルメしたイラストが挙げられる。

話題まとめ

チャットログ

http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write/2009/09/20090925.html#110001
「機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル」を買った。兄弟のアッガイ乗りがはるばるカルフォルニアベースまで旅をする、とゆーものなんですが、ジムを殴り壊したりブレイクダンス踊ったりやりたい放題。

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