「ガロード・ラン」の版間の差分

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[[機動新世紀ガンダムX]]の主人公。15歳。戦災孤児でバルチャー(MSの残骸などを回収・売買することを生業とする者達の総称)の少年。[[ガンダムX]]のパイロット、後に[[ガンダムダブルエックス]]に搭乗。自称『炎のMS乗り』。手に入れたガンダムをいきなり売りに出すなど破天荒な主人公で、ストーリーの展開上序盤はジャミル達の大人がクローズアップされており、最初期は高木氏の特徴的な声色と、周囲の雰囲気から浮いた空回り感から評判はあまり芳しくなかった。しかし、ティファの置かれた状況や大人たちの身勝手な理屈、不条理な世の中に対し、純粋に自分自身の意思で道を選び、歩み始め、正統派主人公として成長。
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[[機動新世紀ガンダムX]]の主人公。15歳。戦災孤児でバルチャー(MSの残骸などを回収・売買することを生業とする者達の総称)の少年。[[ガンダムX]]のパイロット、後に[[ガンダムダブルエックス]]に搭乗。自称『炎のMS乗り』。<br />地球軍所属のメカニックマンだった父の影響で将来はメカ屋を開きたいと考えている。15年前の戦争終結直後の混乱期に生まれ、太陽すら見えないような荒廃した世界で育ったため非常に達観しており、ティファと出会う前は”実利”が行動原理だった。<br />年齢の割に荒事に慣れており、モビルスーツの弱点を熟知していたりモビルスーツの操縦技術に長けている。また、目的(ティファ)のためなら不屈のガッツで食らいついていくなどとにかくガムシャラな姿が特徴的。<br />
<br />ティファの為なら火の中水の中であり、自ら手を汚すことも辞さない。当初はティファを守ることが行動理念であったが、フリーデンクルーとして各地を転戦するうちに世界情勢に目を向けるようになる。
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序盤は生身でもモビルスーツでもやられる姿がかなり多く、主役の割にボコボコにされるなど「主役らしくない」という評価も受けていた。<br />確かに顔面にパンチを受けたりブーツで蹴り上げられたり、ガンダムに乗ってもいいところがなかなか見せられないなどパッとしなかった。これにはストーリーの展開、演出上の理由があり、彼の「ガムシャラ」な姿を印象付ける意図があったと思われる。また本作では魅力的な脇役が多数登場し、特に序盤はもう一人の主人公とでもいうべき[[ジャミル・ニート]]をクローズアップする必要があったため。<br />中盤以降はニュータイプや世界を取り巻く状況が一通りまとまったあたりで後期機体である[[ガンダムダブルエックス]]の登場とともにスポットライトはガロードにあてられるようになり、また彼自身の成長も伴って、名実ともに主人公として活躍することとなった。<br />
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当初はティファを守ることが行動理念であったが、フリーデンクルーとして各地を転戦するうちに世界情勢に目を向けるようになる。そのなかで不条理な世界に対し、純粋に自分自身の意思で道を選び、歩み始め、正統派主人公として成長した。<br />ティファの為なら火の中水の中であり、自ら手を汚すことも辞さない。
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名前の由来は『我(=ガ)が道(=ロード)を行く(=ラン)』から。
 
名前の由来は『我(=ガ)が道(=ロード)を行く(=ラン)』から。

2016年4月9日 (土) 20:39時点における版

ガロード・ラン(Garrod Ran)

機動新世紀ガンダムXの主人公。15歳。戦災孤児でバルチャー(MSの残骸などを回収・売買することを生業とする者達の総称)の少年。ガンダムXのパイロット、後にガンダムダブルエックスに搭乗。自称『炎のMS乗り』。
地球軍所属のメカニックマンだった父の影響で将来はメカ屋を開きたいと考えている。15年前の戦争終結直後の混乱期に生まれ、太陽すら見えないような荒廃した世界で育ったため非常に達観しており、ティファと出会う前は”実利”が行動原理だった。
年齢の割に荒事に慣れており、モビルスーツの弱点を熟知していたりモビルスーツの操縦技術に長けている。また、目的(ティファ)のためなら不屈のガッツで食らいついていくなどとにかくガムシャラな姿が特徴的。

序盤は生身でもモビルスーツでもやられる姿がかなり多く、主役の割にボコボコにされるなど「主役らしくない」という評価も受けていた。
確かに顔面にパンチを受けたりブーツで蹴り上げられたり、ガンダムに乗ってもいいところがなかなか見せられないなどパッとしなかった。これにはストーリーの展開、演出上の理由があり、彼の「ガムシャラ」な姿を印象付ける意図があったと思われる。また本作では魅力的な脇役が多数登場し、特に序盤はもう一人の主人公とでもいうべきジャミル・ニートをクローズアップする必要があったため。
中盤以降はニュータイプや世界を取り巻く状況が一通りまとまったあたりで後期機体であるガンダムダブルエックスの登場とともにスポットライトはガロードにあてられるようになり、また彼自身の成長も伴って、名実ともに主人公として活躍することとなった。

当初はティファを守ることが行動理念であったが、フリーデンクルーとして各地を転戦するうちに世界情勢に目を向けるようになる。そのなかで不条理な世界に対し、純粋に自分自身の意思で道を選び、歩み始め、正統派主人公として成長した。
ティファの為なら火の中水の中であり、自ら手を汚すことも辞さない。


名前の由来は『我(=ガ)が道(=ロード)を行く(=ラン)』から。

実はガンダムのTVシリーズでは初めて敵から奪った機体そのもの(それまでは自軍仕様に改装してしまうケースが多かった)を後期の搭乗機とした主人公である。

登場作品と役柄

機動新世紀ガンダムX

人間関係

ティファ・アディール
彼女に一目惚れしたのがきっかけでフリーデンの一員になる。
ジャミル・ニート
ガンダムXの先代パイロット。フリーデンのキャプテンとして、集団行動に慣れていないガロードを導く。戦意を喪失したガロードをスパルタで立ち直らせた事も。
ウィッツ・スー
ロアビィ・ロイ
キッド・サルサミル
パーラ・シス
カリス・ノーティラス
エニル・エル
彼女に諸事情から愛憎の混じった感情を抱かれ、追われるが、後に和解した。
カトック・アルザミール
ガロードとティファに未来への希望を託す。彼に助けてもらうが、彼は命を落とす事に…。
フロスト兄弟
彼ら曰く「宿命のライバル」。名乗ったとおり、最後まで何度も刃を交えることになる。

名台詞

「ガンダム、売るよ!」
第7話タイトル。船出(家出)したガロードがガンダムXを売りに出そうとした時の台詞。
「俺の声が聞こえるか!」
第14話タイトル。ガロードに敗れたカリスは、ノモア市長の手により巨大MAパトゥーリアに半ば生体パーツとして乗せられる。意識が消えかかっているカリスに対して目を覚まして巨大MAを停止させるよう呼びかけた声。
「撃つしかないのか!」
第28話タイトル。新連邦の大部隊に迫られて、残月を見上げながら。
最初の一発を撃って以降、ガロードはサテライトキャノンを撃つ事に抵抗感を抱いていたが、更にカトックの死に際の言葉を聞いてから尚の事、撃つ事に躊躇いを覚えるようになった。人の命を奪う可能性のある場面では尚更。
結局、この場は亡命しようとしていたウィリスが新連邦に対し投降の意志を示すことで砲火が開く事は無かった。
「月が見えた!」
第34話タイトル。
「嘘つきで悪かったな、総統閣下のおっさんよ」
第34話。サテライトキャノンの圧倒的な威力を誇示して、宇宙革命軍コロニーレーザーを脅かす事でティファを取り返し、その後すぐに約束を破ってコロニーレーザーを破壊した際の台詞。
「俺はただ…ティファの事を守りたいと思っただけで…特別な力なんて無いし…」
第39話にてD.O.M.E.に「新しい未来を作る力」の例としてガロードがティファの予見した未来を悉く変えてきた事を挙げたのに対して。
「過ちは繰り返させない!」
第39話にて、あくまで戦乱を望むフロスト兄弟に対して。この後ツインサテライトキャノンとサテライトランチャーの撃ち合いとなり、双方の機体は大破する。

搭乗機体・関連機体

ガンダムX
ガンダムXディバイダー
ガンダムダブルエックス

商品情報

話題まとめ

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