「ガンキャノンII」の版間の差分

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== RX-77-4 ガンキャノンII(Guncannon II) ==
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*[[カート・ワーグ]]
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*[[サラ・シャノン]]
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*[[マーヴィン・ヘリオット]] (ボマー)
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*他
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。試作機として開発された[[ガンキャノン]]の最終生産型である。
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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]][[ガンキャノン重装型]]をベースにビーム・キャノン装備型として開発した機体。
  
本機は[[ガンキャノン重装型]]を元に開発された機体で、両肩のキャノン砲がビーム・キャノンと多目的精密照準機に変更されている。ガンキャノン重装型でもビーム・キャノンは用意されていたが、本機は最初から運用を想定されている。ビーム・キャノンを装備したため実体弾の弾倉が不要となり、設計に余裕が出たためバックパックが大型スラスターを搭載した物に変更されている。これにより重力下でも短距離ジャンプ飛行が可能となっている。
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実体弾発射時の反動とバランスの問題解決を試みた機体であり、その解決策として支援火器を実体弾式キャノン砲からビーム・キャノンへと変更している。機体構造そのものは原型機であるガンキャノン重装型のものを継承しているが、ビーム・キャノンの採用に伴い背部排煙機が廃止された事で推進器が強化され、短距離ジャンプ飛行が可能となった。
  
少数生産された機体は実戦テストを兼ねて、主に北米戦線や宇宙軍特殊部隊に編入されて参戦している。ただ、資料によっては実戦参加は無かったとされている。
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[[一年戦争]]末期、[[ジオン軍|ジオン公国軍]]から奪還した[[キャリフォルニアベース]]で完成し、若干の試験生産が行われたとされる。実戦配備の例としては、[[宇宙世紀]]0079年11月30日の[[ジャブロー]]防衛戦に試作機が出撃するも、ジェネレーターの出力ダウンから敵との交戦を前に後退を余儀なくされた。また、[[V作戦]]評価試験部隊「[[スレイプニール]]」に配備されたとも言われている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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:出典元。
 
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== 装備・機能 ==
 
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:頭部に2門内蔵されている機関砲。
 
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;ビーム・キャノン
 
;ビーム・キャノン
:右肩部に装備されているキャノン砲。左肩部に装備されている多目的精密照準機と連動して使用する。
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:右肩部に装備されているキャノン砲。左肩部に装備されている多目的精密照準機と連動して使用する。ビーム砲の採用は、発射反動の大幅な軽減と大型化傾向にある砲システムの廃止を実現した。
 
;ファイア・ナッツ
 
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:[[ガンキャノン重装型]]と同様、脚部ラックに収納されているハンド・グレネード。マガジン装填式の為、複数個を携帯する事が可能になっている。直接投げて使用する。
 
:[[ガンキャノン重装型]]と同様、脚部ラックに収納されているハンド・グレネード。マガジン装填式の為、複数個を携帯する事が可能になっている。直接投げて使用する。
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:[[ガンキャノン]]の物と同型の物を使用。
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ガンキャノン重装型]]
 
;[[ガンキャノン重装型]]
:原型機。
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;[[ガンキャノン]]
 
:本機の大元となった機体。
 
:本機の大元となった機体。
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== 商品情報 ==
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<small>ガンキャノン重装型のキャノン砲が付属。ビーム・キャノンとの選択式になっている。</small>
 
<small>ガンキャノン重装型のキャノン砲が付属。ビーム・キャノンとの選択式になっている。</small>

2023年3月16日 (木) 14:45時点における最新版

ガンキャノンII
外国語表記 Guncannon II
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 支援用試作型モビルスーツ
型式番号 RX-77-4
頭頂高 18.0m
全高 18.1m
本体重量 52.7t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,380kW
スラスター総推力 62,200kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
開発組織 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍ガンキャノン重装型をベースにビーム・キャノン装備型として開発した機体。

実体弾発射時の反動とバランスの問題解決を試みた機体であり、その解決策として支援火器を実体弾式キャノン砲からビーム・キャノンへと変更している。機体構造そのものは原型機であるガンキャノン重装型のものを継承しているが、ビーム・キャノンの採用に伴い背部排煙機が廃止された事で推進器が強化され、短距離ジャンプ飛行が可能となった。

一年戦争末期、ジオン公国軍から奪還したキャリフォルニアベースで完成し、若干の試験生産が行われたとされる。実戦配備の例としては、宇宙世紀0079年11月30日のジャブロー防衛戦に試作機が出撃するも、ジェネレーターの出力ダウンから敵との交戦を前に後退を余儀なくされた。また、V作戦評価試験部隊「スレイプニール」に配備されたとも言われている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

MSV
出典元。
機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊
V作戦評価試験部隊「スレイプニール」の一員、カート・ワーグ中尉の乗機として登場。
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク
グレイヴ艦隊のパイロット、サラ・シャノンの乗機として登場。ペイルライダーと共にソロモンア・バオア・クーの戦場に赴くが、マルコシアス隊との戦いでシャノン機は大破している。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

60mmバルカン砲
頭部に2門内蔵されている機関砲。
ビーム・キャノン
右肩部に装備されているキャノン砲。左肩部に装備されている多目的精密照準機と連動して使用する。ビーム砲の採用は、発射反動の大幅な軽減と大型化傾向にある砲システムの廃止を実現した。
ファイア・ナッツ
ガンキャノン重装型と同様、脚部ラックに収納されているハンド・グレネード。マガジン装填式の為、複数個を携帯する事が可能になっている。直接投げて使用する。
ビーム・ライフル
ガンキャノンの物と同型のビーム・ライフル。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンキャノン重装型
ベース機。
ガンキャノン
本機の大元となった機体。
ブルG
本機の発展型として試作された機体。ロールアウト時にガンダムフェイスに変更された。
量産型ガンキャノンII
ジム・スナイパーIIをベースに本機のパーツを用いて改修が行われた量産検討機。

余談[編集 | ソースを編集]

  • MSVの企画当時、ガンダムMk-IIのテストショットが来た際に、本機とティターンズカラーのガンタンクIIを並べて、新世代のガンダムトリオを写真で撮ろうという企画があったとの事[1]

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

ガンキャノン重装型のキャノン砲が付属。ビーム・キャノンとの選択式になっている。

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 書籍『MSV THE FIRST』内、小田雅弘氏のコメンタリーより。