「ガンダム・アスタロト」の版間の差分

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;[[ガンダム・アスタロトオリジン]]
 
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:装甲を失う前の、本来の姿。全身が赤く彩られており、各種の専用装備も健在。
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:ガンダム・フレームを採用した機体。このうちガンダム・ウヴァルについては、アスタロトの本来の装甲の大半を装備した状態で現れている。
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:アスタロトの外装パーツとして流用した機種。
 
:アスタロトの外装パーツとして流用した機種。

2017年7月31日 (月) 00:24時点における版

ASW-G-29 ガンダム・アスタロト (Gundam Astaroth)

かつてギャラルホルンの名家、ウォーレン家が所有していたモビルスーツ厄祭戦が起こった約300年前に開発された機体で、「ガンダム・フレーム」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の内の1機である。
厄祭戦後に月面の巨大クレーターで放置されていた機体で、クレーターの調査を行っていたウォーレン家が発見し所有していた。しかし本編の数年前にウォーレン家は地球圏との癒着が露見して取り潰しに遭っており、本機もアングラ市場に出回って彷徨い続けた結果、ガンダム・フレームと頭部以外の兵装が全て剥がされた状態で月面コロニーを牛耳るマフィア『タントテンポ』に買い取られることになった。
現在はタントテンポに身を寄せるウォーレン家の末裔、ヴォルコ・ウォーレンの意向により、欠損した外部装甲を他の機体のもので代用した「パッチワーク」と言っても良い仕様になっており、左右非対称な外観も相俟って非常にイレギュラーな機体となっている。その為、機体バランスがかなり悪くなっており、サイドアーマーのブースターが無ければ操縦がほぼ不可能になる。
加えて、タントテンポの頭目テッド・モルガトンの持つ義手に合わせて義手を介した神経接続システムも組み込まれている。このため、機体と義手を接続する事で右腕のみ阿頼耶識システムと同等の反応速度を得る事が可能となった(このシステムは同じ義手を持つアルジ・ミラージにも適用されており、彼の操縦も可能となっている)。

テッド・モルガトンの暗殺依頼を受けた義手の少年、アルジ・ミラージに託され、以後は彼の乗機として扱われるようになる。

名前の由来であるアスタロトとは、バルバトス、グシオンと同じくソロモン72柱に名を連ねる悪魔の名前であり、序列29番目の大侯爵とされている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼
パイロットはアルジ・ミラージ
本編当初はタントテンポの長であるテッド・モルガトンが所有していたが、居住していたアバランチコロニーがMSに襲撃された際、致命傷を負ったテッド自身がアルジとヴォルコに本機を任せている。その後はアルジの専用機となり、またヴォルコの意向もあって本来のパーツを集める旅に使用される事となる。

装備・機能

特殊機能

武装・必殺攻撃

デモリッション・ナイフ
本機が背中にマウントしている折り畳み式の大型剣。振り下ろしながら刀身を伸長することで、敵の予想を上回る間合いからの攻撃が可能となる。
外付け式サブナックル
左前腕に装備された装甲。百錬のサイドアーマーを流用したもので、三本指のマニピュレーターを組み合わせた攻防一体の装備。デモリッション・ナイフの補助にも使われる。
アスタロト専用ライフル
アスタロトがウォーレン家の管理下に置かれた頃からの武器の1つ。

対決・名場面

関連機体

ガンダム・アスタロトオリジン
装甲を失う前の、本来の姿。全身が真紅に彩られており、各種の専用装備がある。
ガンダム・バエルガンダム・バルバトスガンダム・グシオンガンダム・キマリスガンダム・フラウロスガンダム・ウヴァルガンダム・ダンタリオン
ガンダム・フレームを採用した機体。このうちのガンダム・ウヴァルについては、アスタロト本来の装甲の大半を装備した状態で現れている。
百錬スピナ・ロディ
アスタロトの外装パーツとして流用した機種。