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== 概要 ==
 
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== 登場作品と操縦者 ==
 
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;[[機動戦士Vガンダム]]
 
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:第24話ではシモネフと職員と思わしき男性が搭乗し改良を加えた上で再び登場。コロニーを脱出したVダッシュガンダムを奇襲し、電撃でウッソを感電死させようとした。[[ハロ]]の身を挺した救出によりウッソは感電から回復したものの、シャイターンとの連携で捕獲に成功。その時、[[リガ・ミリティア]]がコロニーを空襲してきたため、外壁の警戒にあたった。しかしその場を離れた隙にウッソがコア・ファイターで脱出し味方と合流。本機も哨戒中に[[アイネイアース]]と[[シノーペ|魚の骨]]を発見したタイミングでウッソのVガンダムからの攻撃を受け、全てのマニピュレーターを破壊されてしまい、コントロールを失ってコロニーの外壁から流されてしまった。
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;オンリー・ネイル
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;オンリーネイル
:作業物資固定用に使用されるアンカー。バーニアを備えており、機体から切り離して使用することが可能。
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:作業物資固定用に使用されるアンカー。腕部と脚部に搭載されており、くの字に曲がって先端の爪を立てる事で対象を固定する。基部にバーニアを備えており、機体から切り離して使用することが可能。対象を捕らえた際に電撃を放つ事も可能になっており、センサー類や制御機器を一時的に使用不能にする。『V』第24話で再登場した際には有線式に改良されており、電撃を持続的に流す事でパイロットを感電させる事が可能になっている。
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;ワイヤービーム・ガン
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:機体尾部に内蔵されている、[[ゾロアット]]等が装備しているビーム・ストリングスと同種の電磁ワイヤー。一度に複数のワイヤーを射出し、絡め取った敵機に電撃を浴びせる。軍用装備であるこの武装をどのように入手したかは不明。
 
;ビーム・ランチャー
 
;ビーム・ランチャー
:軍の放出品である旧型装備をサンドージュ社が独自に改良した武装。形状は[[ハイザック・カスタム]]の物に酷似している。
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:軍の放出品である旧型装備をサンドージュ社が独自に改良した武装。形状は[[ハイザック・カスタム]]の物に酷似している。『V』第23話で2丁携行して使用した。
;ワイヤー・ビーム・ガン
 
:機体尾部に内蔵されているビーム砲。
 
 
;ビーム・ストリングス
 
;ビーム・ストリングス
:[[ゾロアット]]等が装備している物と同型の電磁ワイヤー。軍用装備であるこの武装をどのように入手したかは不明。
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:『V』公式サイトや設定資料のスペック欄に表記あり。オンリーネイルやワイヤービーム・ガンと併記されているが、どちらかと重複している可能性も考えられる。
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;ビーム砲と思わしき武装
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:『ゴースト』に登場した機体が使用。頭部の口にあたる部分からビームらしきものを発射する。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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*[http://www.v-gundam.net/mechanic/58.html 機動戦士Vガンダム公式サイト:サンドージュ]
  
 
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2022年8月16日 (火) 22:27時点における版

サンドージュ
外国語表記 Sandhoge
登場作品
デザイナー 石垣純哉
テンプレートを表示
スペック
分類 作業用大型モビルワーカー
生産形態 作業機
型式番号 HW544B
頭頂高 14.7m
全高 22.7m
本体重量 29.2t
全備重量 38.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 7,760kW
スラスター総推力 77,000kg
アポジモーター数 18
装甲材質 ハイチタン合金ニューセラミック複合材
開発組織 サンドージュ社
所属
乗員人数 4名 (頭部2名、肩部2名)
主なパイロット
テンプレートを表示

概要

サンドージュ社が作業用として開発したモビルワーカースペースコロニーの外壁作業を目的とした機体である。

蜘蛛のような形をした機体であり、計8本の腕部と脚部を備えた機体となっている。

なお、モビルワーカーでありながらシモネフの趣味によりモビルスーツに匹敵するほどのパワーを有しており、コロニーの外壁上を俊敏に動くことが可能であった。コクピットは頭部と両肩部の計3ヵ所に設けられており、マニピュレーターの複雑な操作が可能であるが、これは制御コンピューターが軍用の物より劣っており、そのままでは8本の手足の制御が困難であったためとされている。肩部は分離することが可能で、独立可動させることも可能としていた。また、モビルワーカーでありながらビーム兵器を使用することもできる。

登場作品と操縦者

機動戦士Vガンダム
初出作品。第23話と第24話に登場した。パイロットはサンドージュ社職員のズブロフ・シモネフ
第23話でシモネフがザンスカール帝国へ売り込もうと手始めに、ウッソに投降しEGムーバー11で離脱していたノマイズら3人を救出。その場で補充員として起用した後、コロニー潜入のための警戒を行っていたVダッシュガンダムと交戦した。コロニー周辺で迂闊に発砲できないウッソを相手に電撃攻撃で拘束したものの、一度敗れた事を根に持っていたニコライが独断で分離攻撃を行い、その隙に拘束を解かれた。残る本体で組み付き、執拗に蹴りつけたものの、最終的に手足を全て切り裂かれ戦闘不能になった。
第24話ではシモネフと職員と思わしき男性が搭乗し改良を加えた上で再び登場。コロニーを脱出したVダッシュガンダムを奇襲し、電撃でウッソを感電死させようとした。ハロの身を挺した救出によりウッソは感電から回復したものの、シャイターンとの連携で捕獲に成功。その時、リガ・ミリティアがコロニーを空襲してきたため、外壁の警戒にあたった。しかしその場を離れた隙にウッソがコア・ファイターで脱出し味方と合流。本機も哨戒中にアイネイアース魚の骨を発見したタイミングでウッソのVガンダムからの攻撃を受け、全てのマニピュレーターを破壊されてしまい、コントロールを失ってコロニーの外壁から流されてしまった。
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
第1話~第3話に複数機登場。エンジェル・ハイロゥのデータを偶然入手したフォント・ボーを標的に「プログラムにバグが混入した結果の事故」と、カーティスにすら「おもいっきり無理のあるウソ」と言われる程の虚偽報道の下、ズムシティを襲撃した。しかし、そこでフォントを保護しようとするクロスボーン・ガンダムX-0の攻撃や突如介入してきたデスフィズの無差別攻撃により悉く無力化・撃墜された。

装備・機能

特殊機能

分離
左右の肩部を分離可能。

武装・必殺攻撃

オンリーネイル
作業物資固定用に使用されるアンカー。腕部と脚部に搭載されており、くの字に曲がって先端の爪を立てる事で対象を固定する。基部にバーニアを備えており、機体から切り離して使用することが可能。対象を捕らえた際に電撃を放つ事も可能になっており、センサー類や制御機器を一時的に使用不能にする。『V』第24話で再登場した際には有線式に改良されており、電撃を持続的に流す事でパイロットを感電させる事が可能になっている。
ワイヤービーム・ガン
機体尾部に内蔵されている、ゾロアット等が装備しているビーム・ストリングスと同種の電磁ワイヤー。一度に複数のワイヤーを射出し、絡め取った敵機に電撃を浴びせる。軍用装備であるこの武装をどのように入手したかは不明。
ビーム・ランチャー
軍の放出品である旧型装備をサンドージュ社が独自に改良した武装。形状はハイザック・カスタムの物に酷似している。『V』第23話で2丁携行して使用した。
ビーム・ストリングス
『V』公式サイトや設定資料のスペック欄に表記あり。オンリーネイルやワイヤービーム・ガンと併記されているが、どちらかと重複している可能性も考えられる。
ビーム砲と思わしき武装
『ゴースト』に登場した機体が使用。頭部の口にあたる部分からビームらしきものを発射する。

対決・名場面

関連機体

サンドードック
本機をベースとしたミキシングビルドモビルスーツ

資料リンク 

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