ザクフリッパー
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ザクフリッパー | |
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外国語表記 | Zaku Fripper |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 偵察用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | MS-06E-3 |
頭頂高 | 16.7m |
本体重量 | 61.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 | |
主なパイロット |
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概要[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍が一年戦争中期に開発した偵察用モビルスーツ。ザク強行偵察型を改良した性能向上型であり、「高性能偵察型」とも呼ばれる。
外見上の特徴として、頭部カメラを3基1体式のスコープセンサーに換装し、背部ユニットを新造して複合探知システムを設けている。背部の探知システムは、計6本の可動式ブームを持ち、母艦から発進する際には後方へ折りたたんでいる事が多く、また作戦宙域に出る際には「バスノーズ」と呼ばれる増速用ブースターを使用した例が多く確認されている。機体名称の「フリッパー(水かき)」は、背部の複合探知システムの形状が水かき状であったことから付けられた。また、ザク強行偵察型は光学系センサーを主体としていたが、フリッパーではレーザーや超音波、ミノフスキー粒子を応用したセンサーを主に採用。塗装はダークアンバーもしくはダークグレーの暗視迷彩が施されていた。
主に外洋艦隊の他、特殊偵察小隊に配備され、地球連邦軍施設に対する作戦行動に従事した。戦後は連邦軍に接収されて運用されている。特にティターンズで運用されたヒンカピー機はコクピットの全天周囲モニター・リニアシート化の他、三次に渡る改修の中でハイザックとパーツの大部分を共有化した上でグリプス戦役終盤まで運用された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- MSV
- 出典元。
- ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
- ヒンカピー機が登場。長期に渡る運用に伴い三度改修が行われており、終盤では戦闘で失った下半身をハイザックの物に換装し、携行火器として大型ビームカノンを搭載している。
- 機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝
- ケイト機が登場。フルアーマーガンダムとサイコ・ザクの戦闘を記録している。バックパックはザクII (サンダーボルト版)やリック・ドム (サンダーボルト版)と同じ物を装備している。
- 機動戦士ガンダム アグレッサー
- 第61話からタイタスの機体として登場。サイド2付近の暗礁宙域にて単機で第23独立艦隊を狙撃し大打撃を与えるが、残骸に扮して接近してきたチェイスのスペースポッドと交戦。タイタスはあえて決闘を仕掛け、死闘の末に撃破された。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- カメラ・ガン
- 偵察用の携行式カメラ。形式番号CE-16TX。モビルスーツである事を利用したオプション装備。
- ザク・マシンガン
- ドラムマガジン式の口径120mmマシンガン。ゲーム作品によっては対空砲弾を使用している場合もある。
- グレネード・ランチャー
- 銃身下部にオプションとして装備される。
- ザク・バズーカ
- 対艦用の口径280mmバズーカ砲。
- ビーム・カノン
- ヒンカピー機に追加装備された大型ビーム・カノン。本機でも運用できるように威力は落とされている。
- シールド
- ヒンカピー機が装備。ハイザック用のオプションシールド。
- レーザー通信用ライフル
- ケイト機が装備しているライフル型のレーザー通信機。偵察で得たデータをレーザー通信で送信する機材で、長距離通信が行える。
- 135mm対艦ライフル
- 対艦攻撃を目的とした大型ライフル。タイタス機がスクートに括りつける形で装備している。
- ブルパップ・ガン
- アクト・ザクと同型の4連装マシンガン。タイタス機が装備しており、非使用時にはスクート内に収納されている。
- フリージーヤード
- タイタス機が使用したゲル状の物質。展開したゲルにデブリを付着させることで、ギリースーツとして使用した。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ザク強行偵察型
- 原型機。
- ゲルググキャノン (ジャコビアス・ノード大尉機)
- 本機のカメラが流用されている機体。
余談[編集 | ソースを編集]
- 本機の特徴的な3基1体式のスコープセンサーが『装甲騎兵ボトムズ』に登場するスコープドックのセンサーに似ている事がよく話題となっており、『ビルドファイターズ』で出演した機体がセンサーの配色を含めてスコープドックと同じ色に塗られていたり、ゲーム『バトオペ2』実装時の告知ビジュアルがボトムズのOPのパロディになっていたり[1]など公式でもネタにされている模様。
商品情報[編集 | ソースを編集]