「ジェリド・メサ」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
71行目: 71行目:
  
 
=== その他の媒体 ===
 
=== その他の媒体 ===
;「……くそっ、もうヤメだ!!」<br />「どうもこうもない!いいかげん、ウンザリなんだよ!!もうアンタに従うのはヤメだ!!」<br />「元は味方だろう!!アンタがザフトを皆殺しにしようとしなきゃOZは味方のままだった」
+
;「……くそっ、もうヤメだ!!」
:DS用ゲーム「[[SDガンダム G GENERATION DS]]」のライバルルートにて。<br />上官である[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]が核攻撃によるザフトの虐殺を行おうとした事が原因でOZと戦闘状態になった状況に憤慨した場面。
+
;アズラエル「ちょっと、君!!どういうつもりなんです!?」
 +
;「どうもこうもない!いいかげん、ウンザリなんだよ!!もうアンタに従うのはヤメだ!!」
 +
;アズラエル「て、敵をかばうって言うんですか!?」
 +
;「元は味方だろう!!アンタがザフトを皆殺しにしようとしなきゃOZは味方のままだった!」
 +
:DS用ゲーム「[[SDガンダム G GENERATION DS]]」のライバルルート『決別』にて。<br />上官である[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]が核攻撃によるザフトの虐殺を行おうとした事が原因でOZと戦闘状態になった状況に憤慨した場面。
 
;「俺は上を目指すつもりでティターンズに入った……この手で世界を動かす男になるために手段は選ばないつもりだったさ!」<br />「だが、手段を選ばなかった結果がこれだって言うなら、真っ平ごめんだ! もうアンタには従わない!」<br />「俺は俺の好きなようにやらせてもらう!」
 
;「俺は上を目指すつもりでティターンズに入った……この手で世界を動かす男になるために手段は選ばないつもりだったさ!」<br />「だが、手段を選ばなかった結果がこれだって言うなら、真っ平ごめんだ! もうアンタには従わない!」<br />「俺は俺の好きなようにやらせてもらう!」
 
:上の台詞の後、マウアー達と共にアズラエルに反旗を翻した。
 
:上の台詞の後、マウアー達と共にアズラエルに反旗を翻した。
 
;「もともと、この戦争は俺たちが始めたもんだ」<br />「終わらせるのも俺たちがやらないとな」
 
;「もともと、この戦争は俺たちが始めたもんだ」<br />「終わらせるのも俺たちがやらないとな」
:こちらもDS用ゲーム「SDガンダム G GENERATION DS」のライバルルートにて。<br />終戦後、同じく生き残ったカミーユに「軍に残るのか」と問われて。
+
:こちらもDS用ゲーム「SDガンダム G GENERATION DS」のライバルルートのエンディングにて。<br />終戦後、同じく生き残ったカミーユに「軍に残るのか」と問われて。
 
;「……なら、何も言うな」<br />「どうせ、今さら……だろう?」<br />「立場の違いで戦い合ったことはあるが」<br />「それも全部、過去の話だ」<br />「もちろん、俺はまだお前のことをいけ好かないヤツだと思ってる」<br />「ただ、まあ……最後は同じ目的のために戦うことができた」<br />「それだけは……ま……悪くなかったかも知れねえ」
 
;「……なら、何も言うな」<br />「どうせ、今さら……だろう?」<br />「立場の違いで戦い合ったことはあるが」<br />「それも全部、過去の話だ」<br />「もちろん、俺はまだお前のことをいけ好かないヤツだと思ってる」<br />「ただ、まあ……最後は同じ目的のために戦うことができた」<br />「それだけは……ま……悪くなかったかも知れねえ」
 
:上の台詞の後、お互いに親しい者達の命を奪い合ってきた行為を顧みていたカミーユに対して。<br />原作ではありえなかったカミーユとの和解。
 
:上の台詞の後、お互いに親しい者達の命を奪い合ってきた行為を顧みていたカミーユに対して。<br />原作ではありえなかったカミーユとの和解。
 +
;「どういうつもりだ! 貴様!」
 +
;シン「あんたこそ! 強化人間なんて実験動物みたいに……何にも疑問に思わないのかよ!」
 +
;シン「同じ人間を死なせたくないっていうのがいけないのか!」
 +
;「じゃあ何でモビルスーツのパイロットだ!?」
 +
;「俺達は軍人だ! 自分の手は汚したくない……嫌な作戦には従わない……それで済むものか!」
 +
;シン「だからって!」
 +
;「いいだろう……修正してやる!」
 +
:ゲーム「ガンダム無双2」のムービー『誰がその手を汚すのか』より。強化人間([[フォウ・ムラサメ|フォウ]])を作戦に参加させた事に反発し脱走した挙句、敵であるカミーユを庇い反抗してきた[[シン・アスカ|シン]]に対して。感情論で食い掛かってくるシンに対し軍人としての正論を説いたジェリドは、シンを修正するべく[[デスティニーガンダム]]に挑む。
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==

2017年12月9日 (土) 02:10時点における版

ジェリド・メサ(Jerid Messa)

地球連邦軍の独立部隊「ティターンズ」に所属する青年将校。エリートであることを鼻にかけている。

何気なくつぶやいた一言がカミーユ・ビダンの逆鱗に触れて殴られ、ティターンズの将校である自分の面子を衆人の前で傷つけられたのが因縁のはじまり。ここから彼の人生はカミーユと大きく関わり、そしてエリート人生から転落していく。
かつてのアムロ・レイシャア・アズナブルのような関係とは程遠く、劇中カミーユと幾度も刃を交えるがその都度辛酸を舐める結果に終わっている。ジェリドのパイロット技量は少なくとも作品開始当初では高くは無く、第1話で飛行訓練中のガンダムMk-IIを誤って軍施設に墜落(ケガ人多数)させる失態を犯している。(これは傲慢な意識を持ちながら実態が釣り合っていないティターンズを象徴する設定という説もある。)

宇宙の戦いに慣れないジェリドに戦い方を教えた連邦軍のライラは友情を交わした直後に戦死し、その後もカクリコンマウアーなど仲間を失っていくが、皮肉なことに仲間の死と敗北を重ねる度に彼は成長していき最終的にはエゥーゴ有数のパイロットであったアポリーをやや不意打ち気味ながら撃墜するまでに至っている。
カミーユとの因縁は彼の思い人であるフォウを殺害したことで一層深まったが、最期は肉薄したZガンダムに振り解かれた直後に撃ち抜かれラーディッシュの撃沈に巻き込まれる形で死亡した。
敵役としては第1話から登場した最古参で主人公との因縁もたっぷりだったジェリドたが、その最期は意外にもあっさりとしたものだった。なおカミーユに対しては「俺を戦いに駆り立てたのは貴様だ!」と豪語するほど最期まで執着していたが、多数の死に直面し既にニュータイプの限界に近かったカミーユにジェリドとの因縁に浸る余裕は無かった模様。

ヤザンシロッコにいいところを奪われた印象が強く、ファンの間ではもっぱら「かませ犬」「引き立て役」といったありがたくない呼ばれ方をされることも多い。しかし先述の経緯の通り未熟な腕を辛酸の舐めながらも磨いていった、ニュータイプという天才達が話の中心であるZガンダムにおいて努力と成長を地で行く凡俗という稀有なキャラクターでもある。同時にニュータイプの粛清を目的としたオールドタイプの集団であるティターンズとその思想の限界を象徴しているとも言える。
ちなみに最後に登場したバウンド・ドックはニュータイプ専用機のはずだが、特にニュータイプ描写のなかったジェリドが搭乗した理由は不明。凄まじい執念でもってカミーユへ食らいついていく姿は強化人間のそれを感じさせなくもないが、多くの恩人とも呼べる女性をことごとくカミーユに奪われたジェリドにとっては当然の感情。その恐るべき復讐心が可能にしたのだろうか。

なお多数の機体を乗り換えたことでも有名。確認できるだけでも7機のMSに搭乗しており、これはガンダム00グラハム・エーカーと並び2014年現在で最多とされる。(グラハムの場合は既存機の改修に伴う名称変更もカウントされており、ジェリドの様に全く別の機体に6度乗換えたわけではない。)

登場作品と役柄

機動戦士Ζガンダム
主人公カミーユのライバル……にしては残念な立ち回り。
機動戦士Ζガンダム A New Translation

人間関係

カミーユ・ビダン
ライラ・ミラ・ライラ
マウアー・ファラオ
カクリコン・カクーラー
エマ・シーン
ジャミトフ・ハイマン
バスク・オム
ジャマイカン・ダニンガン
ヤザン・ゲーブル
パプテマス・シロッコ
ハマーン・カーン

名台詞

TV版

「女の名前なのに、なんだ男か」
Zガンダム屈指の名台詞。すべてがこの一言で変わってしまった。作中でカミーユが嫌がっていたが、ファ・ユイリィが何度もカミーユカミーユと連呼するのでジェリドの注意を引いてしまい、不用意な一言に繋がってしまった。と言っても別に嘲笑するような口ぶりではなく、悪意のない単なる感想が口をついて出たようなものであったが、まさかそれが目の前の美少年の逆鱗とは思いもよらなかったろう。まして、学生空手のコンクールで何度も入賞するほどの腕前とは……。
「大佐、ガンダムMk-IIを使わせていただけるのなら、自分が汚名挽回を……」
第4話「エマの脱走」で飛び出した、ジェリドを象徴する台詞。汚名は返上するものであり、挽回するのは名誉である。これをもってジェリドの知性を疑問視する声もあるが、この発言にバスク・オムは自然に「汚名挽回は結果を残した者の言うことだ」と答えているため、単なる脚本のミスとされる。放映時の80年代には同様の「汚名挽回」が他の作品でも散見されるが、その後のジェリドは全くいいところなく、文字通り「汚名を挽回した」ため定着してしまったという。なお、その後の話ではこの誤用を払拭するためか事あるごとに「汚名返上」を多用している。
「ニュータイプだって、スーパーマンじゃないんだ…!」
月面でカミーユとの戦闘時の台詞。慣れない月面戦闘も次第に慣れていくカミーユに対し、初めての宇宙戦闘で結果を残せなかった自分を鼓舞したものだが、師匠と呼んだライラの仇を討つため鬼気迫るジェリドは、クワトロの援軍が無ければカミーユを討てていたところまで追いつめていた。
「カミーユ、貴様は俺の……!!」
今わの際にジェリドが叫んだ台詞。「俺の」何なのかを発言する前に爆散してしまい、なんと言いたかったのか諸説あった。監督の富野曰く「貴様は俺の全てを奪った」と続くはずだったとの事。劇場版ではテレビアニメ版ほど因縁が深くない為か、ごっそり削除。

劇場版

「…自分はただ、惨敗の連続だと思っております」

その他の媒体

「……くそっ、もうヤメだ!!」
アズラエル「ちょっと、君!!どういうつもりなんです!?」
「どうもこうもない!いいかげん、ウンザリなんだよ!!もうアンタに従うのはヤメだ!!」
アズラエル「て、敵をかばうって言うんですか!?」
「元は味方だろう!!アンタがザフトを皆殺しにしようとしなきゃOZは味方のままだった!」
DS用ゲーム「SDガンダム G GENERATION DS」のライバルルート『決別』にて。
上官であるアズラエルが核攻撃によるザフトの虐殺を行おうとした事が原因でOZと戦闘状態になった状況に憤慨した場面。
「俺は上を目指すつもりでティターンズに入った……この手で世界を動かす男になるために手段は選ばないつもりだったさ!」
「だが、手段を選ばなかった結果がこれだって言うなら、真っ平ごめんだ! もうアンタには従わない!」
「俺は俺の好きなようにやらせてもらう!」
上の台詞の後、マウアー達と共にアズラエルに反旗を翻した。
「もともと、この戦争は俺たちが始めたもんだ」
「終わらせるのも俺たちがやらないとな」
こちらもDS用ゲーム「SDガンダム G GENERATION DS」のライバルルートのエンディングにて。
終戦後、同じく生き残ったカミーユに「軍に残るのか」と問われて。
「……なら、何も言うな」
「どうせ、今さら……だろう?」
「立場の違いで戦い合ったことはあるが」
「それも全部、過去の話だ」
「もちろん、俺はまだお前のことをいけ好かないヤツだと思ってる」
「ただ、まあ……最後は同じ目的のために戦うことができた」
「それだけは……ま……悪くなかったかも知れねえ」
上の台詞の後、お互いに親しい者達の命を奪い合ってきた行為を顧みていたカミーユに対して。
原作ではありえなかったカミーユとの和解。
「どういうつもりだ! 貴様!」
シン「あんたこそ! 強化人間なんて実験動物みたいに……何にも疑問に思わないのかよ!」
シン「同じ人間を死なせたくないっていうのがいけないのか!」
「じゃあ何でモビルスーツのパイロットだ!?」
「俺達は軍人だ! 自分の手は汚したくない……嫌な作戦には従わない……それで済むものか!」
シン「だからって!」
「いいだろう……修正してやる!」
ゲーム「ガンダム無双2」のムービー『誰がその手を汚すのか』より。強化人間(フォウ)を作戦に参加させた事に反発し脱走した挙句、敵であるカミーユを庇い反抗してきたシンに対して。感情論で食い掛かってくるシンに対し軍人としての正論を説いたジェリドは、シンを修正するべくデスティニーガンダムに挑む。

搭乗機体・関連機体

ガンダムMk-II
飛行訓練中コロニー内で誤って墜落させ、その後修繕中にエゥーゴに強奪される。
ハイザック
初めての宇宙戦闘となった機体。
ガルバルディβ
ライラの仇討のため彼女と同じ機体に乗る。カミーユをあと1歩のところまで追いつめた。
マラサイ
エゥーゴの地球降下作戦時に搭乗。無防備な大気圏突入を危ぶみバリュートを早めに展開する。
ガブスレイ
シロッコから拝領した機体。エマのリック・ディアスを中破、カミーユのMk-Ⅱも圧倒する大戦果を上げた。マウアーを失った後にアーガマに特攻を仕掛けたが一歩及ばず中破。
バイアラン
ここまでの経験で熟練したため、サイコガンダムとアポリーのリック・ディアスを撃破している。しかしアポリー撃破後の激情したカミーユに返り討ちにあう。
バウンド・ドック
バイアランからいつの間にか乗換えた最後の機体。Zガンダムに肉薄するも、再三に渡りカミーユを追い詰めた過去の機体に比べまったくいいところなく撃破させた。

商品情報

話題まとめ

資料リンク

リンク