ジム・スパルタン

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2021年12月22日 (水) 00:15時点におけるジェス中尉 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎関連機体)
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ジム・スパルタン
外国語表記 GM SPARTAN
登場作品 F.M.S.
デザイナー
  • 福地仁
  • 瀧川虚至(マスターアーカイブ)
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スペック
分類 陸戦用量産型モビルスーツ
型式番号 RGM-79S
主動力 熱核融合炉
装甲材質 チタン・セラミック複合材
開発組織 地球連邦軍
所属組織
所属部隊 第17機甲海兵師団 第2特務小隊
主なパイロット
  • グレイ大尉
  • カラバ兵士
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概要

G型ジムをベースに開発された局地戦用機体。

亜熱帯地域でのジャングル戦を想定して開発され、機体前面に増加装甲を取り付け、バックパックを出力向上型に換装している。

武装もハンドガンやパルスナイフなどといったMS相手の近接戦闘を重視したものとなっており、赤外線遮断シートやM粒子散布ポッド、スモーク・ディスチャージャーなどの隠密性向上のための各種装備を有している。 一年戦争時に少数生産され、全機がアジア地域に配備された。戦後もジム・スナイパーIIの生産ラインを利用し10機程度量産され、グリプス戦役時にカラバでの運用が確認されている。

登場作品と操縦者

F.M.S.
第2回が初出で、名称は「GMスパルタン」表記。パイロットはグレイ大尉。宇宙世紀0079年12月2日にボルネオ島に展開した第17機甲海兵師団の内、第2特務小隊の隊長機としてグフ・ハンターザクIIで構成された小隊と交戦し、僚機のジム・キャノンジム・スカウトの連携で撃破している。
書籍『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム Vol.2』
瀧川虚至によってリデザインされ、更に詳細な設定が追加された。また、カラーバリエーションとしてジム・スナイパーカスタム寄りのカラーの機体が設定されている。

装備・機能

特殊装備

M粒子散布ポッド
バックパック中央に装備されたミノフスキー粒子散布装置。
スモーク・ディスチャージャー
頭部左側面に2発装備されている発煙弾発射機。
カモフラージュ・ジャケット
アラミド繊維製の赤外線遮断シート。『マスターアーカイブ』で文字設定として追加された。ショルダー・アーマー以下の機体全周をカバーする事が可能。

武装・必殺攻撃

ミニガン
アサルトライフル型の実弾兵器。銃口が3本の銃身を束ねたガトリング砲となっている。また下部にグレネード弾発射機と思われる穴が存在する。
WAMM (有線式対MSミサイル)
右肩に2発装備された有線式ミサイル。誘導方式としてSACLOS (半自動指令照準線一致誘導)を採用しており、使用時は目標に命中するまで動くことができないという欠点がある。『マスターアーカイブ』では肩部のマウントラッチに装着する形で装備している。
ヒート・ナイフ (パルス・ナイフ)
バックパック左側面にマウントされている近接戦闘用の実体剣。『マスターアーカイブ』で名称が設定された。
ビーム・サーベル
近接戦闘用の斬撃武器。『マスターアーカイブ』で武装の1つとして設定されており、WAMMと同様に肩部のマウントラッチにサーベル2本をマウントできるサーベルラックを装着可能。
ハンドガン
拳銃型の実弾兵器。
ハンド・グレネード
左サイドスカートに3発装備。

対決・名場面

グフ・ハンター&ザク
ボルネオ北部のキナバル鉱山とブルネイ基地の偵察任務を受けたグレイ大尉率いる第2特務小隊は、ジャングルを分け入り北へと向かっていた。その途中、僚機のGMスカウトがMS3機の動体反応をキャッチ、1機のザクに初手を食らわせたタイミングで残りのグフとザクを立て続けに攻撃する。その最中、僚機のGMキャノンが戦闘不能に陥り、グフが姿を消す。ジム・スパルタンがスモークを撒き、ミニガンを掃射した後、数分間の静寂が続くが、突如としてグフがスパルタンに切り掛かる。ミニガンを盾にハンドガンでグフを撃破、敵MS部隊の撃破に成功した第2特務小隊だったが、その脇ではジャングルが友軍のナパームによって焼かれていた。
旧世紀以来、再び焼かれつつあるジャングルの光景を、ゼロ戦の残骸を見つけつつ遺憾に思うグレイだったが、彼らにできる事は眼前のジオンを倒す事だけだった。

関連機体

ジム・スパルタン[BD隊仕様]
連邦軍の特殊部隊ブラックドッグ隊の配備機。機体がダークグレーに塗装されており、ある程度のステルス性能を持つが、機体自体の仕様は通常配備機と同一となっている。
ジム・スパルタン (RG)
ブラックドッグ隊の隊長であるレナート・ジェルミの専用機。白兵戦を重点に置いた運動性の向上が図られている。
ジム・コマンド
原型機。
ジム・スナイパーII
同じG型ジム系列の機体。『マスアカ』では本機がその雛形とされている。機体形状や運用コンセプトが似ており、戦後に生産ラインを共有している。
陸戦用ジム
『マスアカ』で本機の全体像が設定された際、足部に陸戦用ジムの機材が流用されていると解説されている。

商品情報

書籍 

リンク