「ジム寒冷地仕様」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
10行目: 10行目:
 
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 分類 = 汎用量産型[[モビルスーツ]]
 
| 分類 = 汎用量産型[[モビルスーツ]]
 +
| 生産形態 = 量産機
 
| 型式番号 = RGM-79D
 
| 型式番号 = RGM-79D
 
| 頭頂高 = 18.0m
 
| 頭頂高 = 18.0m
22行目: 23行目:
 
| 開発組織 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
 
| 開発組織 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
 
| 開発拠点 = [[オーガスタ基地|オーガスタ]]工廠
 
| 開発拠点 = [[オーガスタ基地|オーガスタ]]工廠
| 所属 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]](主に寒冷地に配備)
+
| 所属 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] (主に寒冷地に配備)
 
| 所属組織 =  
 
| 所属組織 =  
 
| 所属部隊 =  
 
| 所属部隊 =  
 
| 母艦 =  
 
| 母艦 =  
| 主なパイロット = 連邦軍一般兵
+
| 主なパイロット = [[連邦兵 (UC)|連邦兵]]
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
36行目: 37行目:
 
寒冷地用のチューンとして関節部に砂漠用機のものをベースにした防塵処理に加え、ノルドレン機構などの氷結対策、防寒処理等が施されているほか、荒天が長く続く寒冷地での生存性を引き上げるために、長波から極超短波までカバーできる高性能アンテナによる非常に高い通信能力を備えている。
 
寒冷地用のチューンとして関節部に砂漠用機のものをベースにした防塵処理に加え、ノルドレン機構などの氷結対策、防寒処理等が施されているほか、荒天が長く続く寒冷地での生存性を引き上げるために、長波から極超短波までカバーできる高性能アンテナによる非常に高い通信能力を備えている。
  
後期生産型の中でも比較的初期の段階から、拠点防衛用として北極基地などの地球上の寒冷地へ配備された。これは[[ホワイトベース]]隊の[[ガンダム]]によるテストが寒冷地以北(以南)では行われず、寒冷な環境での稼働データが存在しなかったためとされている。
+
後期生産型の中でも比較的初期の段階から、拠点防衛用として[[北極基地 (UC)|北極基地]]などの地球上の寒冷地へ配備された。これは[[ホワイトベース]]隊の[[ガンダム]]によるテストが寒冷地以北(以南)では行われず、寒冷な環境での稼働データが存在しなかったためとされている。
  
 
== 登場作品と搭乗者 ==
 
== 登場作品と搭乗者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]
 
;[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]
:第1話で登場。ほぼやられ役としての登場だが、シャトルの死守など一応の活躍はしている。
+
:初登場作品。第1話冒頭で登場。ほぼやられ役としての登場だが、シャトルの死守など一応の活躍はしている。
 
;[[機動戦士SDガンダム MARKーIV]]
 
;[[機動戦士SDガンダム MARKーIV]]
 
:同作に収録されている『[[夢のマロン社・宇宙の旅]]』に1シーンだけ登場。[[ジャブロー]]の激戦の中を逃げ惑う主役キャラクター達の背景で撃墜され爆散している。『0080』以前の設定であるためジムと同一の機体としての登場であり、ジムと同様、赤と白のツートンカラーとなっている。
 
:同作に収録されている『[[夢のマロン社・宇宙の旅]]』に1シーンだけ登場。[[ジャブロー]]の激戦の中を逃げ惑う主役キャラクター達の背景で撃墜され爆散している。『0080』以前の設定であるためジムと同一の機体としての登場であり、ジムと同様、赤と白のツートンカラーとなっている。
57行目: 58行目:
 
;ブルパップ・マシンガン
 
;ブルパップ・マシンガン
 
:[[ジム・コマンド]]などが使用する90mmマシンガン。
 
:[[ジム・コマンド]]などが使用する90mmマシンガン。
;ビーム・サーベル
+
;[[ビーム・サーベル]]
 
:バックパックの左側に1基装備。
 
:バックパックの左側に1基装備。
 
;シールド
 
;シールド
:前期量産型ジムと同じ形状だが、十字の紋章は省略されている。劇中未使用。
+
:前期量産型ジムと同じ形状だが、十字の紋章は省略されている。ポケ戦作中では基本的に装備していないが、機体が遠巻きに描かれている一部シーンでは装備している。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
66行目: 67行目:
 
;北極基地防衛
 
;北極基地防衛
 
:第1話冒頭より。宇宙への輸送のため北極基地へ運ばれた新型MS「[[ガンダムNT-1]]」の破壊を目論む[[サイクロプス隊]]の[[ハイゴッグ]]達を、ブラウン隊などの防衛隊が迎撃にあたった。熟練した相手の前にほとんどの機体が一方的にやられてしまい、中には発砲中に手首を損傷し、自身の銃で自身を撃ってしまうというショッキングなシーンも流れた。
 
:第1話冒頭より。宇宙への輸送のため北極基地へ運ばれた新型MS「[[ガンダムNT-1]]」の破壊を目論む[[サイクロプス隊]]の[[ハイゴッグ]]達を、ブラウン隊などの防衛隊が迎撃にあたった。熟練した相手の前にほとんどの機体が一方的にやられてしまい、中には発砲中に手首を損傷し、自身の銃で自身を撃ってしまうというショッキングなシーンも流れた。
:しかし、ガンダムを載せたシャトルを唯一発見した[[アンディ・ストロース]]のハイゴッグを撃破し、ガンダムの防衛任務自体は成功させている。
+
:しかし、ガンダムを載せたシャトルの直掩についていた1機はシャトルを唯一発見した[[アンディ・ストロース]]のハイゴッグを撃破。ガンダムの防衛任務自体は成功させている。
 
:シャトルが発進した後に、頭部を破壊され倒れたジムが映るが、見方によっては片手が誇らしげにサムズアップしているように見えるのが印象的。
 
:シャトルが発進した後に、頭部を破壊され倒れたジムが映るが、見方によっては片手が誇らしげにサムズアップしているように見えるのが印象的。
  
72行目: 73行目:
 
;[[ジムD型]]
 
;[[ジムD型]]
 
:本機の通常仕様。
 
:本機の通常仕様。
;[[ジム・コマンド]][[ジム・コマンド宇宙戦仕様]][[ジム・スナイパーII]]
+
;[[ジム・コマンド]] / [[ジム・コマンド宇宙戦仕様]] / [[ジム・スナイパーII]]
 
:本機と同様、上記のD型をベースとする機体。
 
:本機と同様、上記のD型をベースとする機体。
 
;[[ジム]]
 
;[[ジム]]
 
:前期生産型。当初はこの機体のリファイン版として登場する予定だった。
 
:前期生産型。当初はこの機体のリファイン版として登場する予定だった。
 +
;[[アクアジム]]
 +
:『ポケ戦』の初期案で登場予定だった機体。出渕 裕氏によるアレンジ版が本機のデザイン元となっている。
 
;[[ジムシリーズ]]
 
;[[ジムシリーズ]]
 
:本機も含まれる。
 
:本機も含まれる。
95行目: 98行目:
 
<!-- <references /> -->
 
<!-- <references /> -->
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 +
 
{{DEFAULTSORT:しむかんれいちしよう}}
 
{{DEFAULTSORT:しむかんれいちしよう}}
 
[[Category:登場メカさ行]]
 
[[Category:登場メカさ行]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]
 
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
 
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->

2024年3月23日 (土) 21:25時点における版

ジム寒冷地仕様
外国語表記 GM Cold Districts Type
登場作品 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
デザイナー 出渕裕
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 RGM-79D
頭頂高 18.0m
本体重量 44.75t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,250kw
スラスター総推力 60,000kg
装甲材質 チタン・セラミック複合材
開発組織 地球連邦軍
開発拠点 オーガスタ工廠
所属 地球連邦軍 (主に寒冷地に配備)
主なパイロット 連邦兵
テンプレートを表示

概要

一年戦争時に地球連邦軍が量産したジムシリーズの内、「後期生産型」にあたる機体。オーガスタ工廠で開発された「ジムD型」の寒冷地仕様である。カラーリングは青みのある白とグレー。

前期量産型ジムと比べると、頭部はアンテナと頬部ダクトが加わったことを除けば元と似たような外見だが、頭部から下は元よりもシャープになっており、ジム・コマンドシリーズと共通する部分が多い。バックパックは待機状態におけるエネルギー消費効率が改善され、全体的に余裕のある設計がなされた改良型を搭載しており、後のジム改にも同じ物が使われている。

寒冷地用のチューンとして関節部に砂漠用機のものをベースにした防塵処理に加え、ノルドレン機構などの氷結対策、防寒処理等が施されているほか、荒天が長く続く寒冷地での生存性を引き上げるために、長波から極超短波までカバーできる高性能アンテナによる非常に高い通信能力を備えている。

後期生産型の中でも比較的初期の段階から、拠点防衛用として北極基地などの地球上の寒冷地へ配備された。これはホワイトベース隊のガンダムによるテストが寒冷地以北(以南)では行われず、寒冷な環境での稼働データが存在しなかったためとされている。

登場作品と搭乗者

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
初登場作品。第1話冒頭で登場。ほぼやられ役としての登場だが、シャトルの死守など一応の活躍はしている。
機動戦士SDガンダム MARKーIV
同作に収録されている『夢のマロン社・宇宙の旅』に1シーンだけ登場。ジャブローの激戦の中を逃げ惑う主役キャラクター達の背景で撃墜され爆散している。『0080』以前の設定であるためジムと同一の機体としての登場であり、ジムと同様、赤と白のツートンカラーとなっている。

装備・機能

武装・必殺攻撃

60mmバルカン砲
頭部に左右1対2門内蔵されている小口径火器。銃口部分には結露、凍結センサーとヒーターが装備されている。
マシンガン
90mm口径の寒冷地用マシンガン。銃身の左側に突き出したフォアグリップ兼用マガジンにより特徴的な形状をしている。
グレネード・ランチャー
銃身下部に取り付けて使用するグレネード弾。
ブルパップ・マシンガン
ジム・コマンドなどが使用する90mmマシンガン。
ビーム・サーベル
バックパックの左側に1基装備。
シールド
前期量産型ジムと同じ形状だが、十字の紋章は省略されている。ポケ戦作中では基本的に装備していないが、機体が遠巻きに描かれている一部シーンでは装備している。

対決・名場面

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

北極基地防衛
第1話冒頭より。宇宙への輸送のため北極基地へ運ばれた新型MS「ガンダムNT-1」の破壊を目論むサイクロプス隊ハイゴッグ達を、ブラウン隊などの防衛隊が迎撃にあたった。熟練した相手の前にほとんどの機体が一方的にやられてしまい、中には発砲中に手首を損傷し、自身の銃で自身を撃ってしまうというショッキングなシーンも流れた。
しかし、ガンダムを載せたシャトルの直掩についていた1機はシャトルを唯一発見したアンディ・ストロースのハイゴッグを撃破。ガンダムの防衛任務自体は成功させている。
シャトルが発進した後に、頭部を破壊され倒れたジムが映るが、見方によっては片手が誇らしげにサムズアップしているように見えるのが印象的。

関連機体

ジムD型
本機の通常仕様。
ジム・コマンド / ジム・コマンド宇宙戦仕様 / ジム・スナイパーII
本機と同様、上記のD型をベースとする機体。
ジム
前期生産型。当初はこの機体のリファイン版として登場する予定だった。
アクアジム
『ポケ戦』の初期案で登場予定だった機体。出渕 裕氏によるアレンジ版が本機のデザイン元となっている。
ジムシリーズ
本機も含まれる。

余談

  • この機体は元々「外見と色を変えただけで、設定上は初代に登場したジムと同一の機体」という位置づけだったが、商品展開の都合上、初代のジムとは別の機体として設定変更された経緯がある。外見だけではどこが寒冷地仕様なのか分かり辛いのもそのためであろう。

商品情報

ガンプラ

フィギュア 

リンク